1. ジョン・タヴナー (1944-2013):神の御母よ、我ここに立ち 2. ニコラス・ラドフォード (1485-1557):幸あれ、その御受胎は 3. アントン・ブルックナー (1824-1896):アヴェ・マリア 4. マーティン・ダルビー (1942-2018):救いの聖母 5. オラ・イェイロ (1978-):セカンド・イヴ 6. ジョージ・ダイソン (1883-1964):マニフィカト ヘ長調 7. ベンジャミン・ブリテン (1913-1976):ローザ・ミスティカ(奇しき薔薇の聖母)〜A.M.D.G.(神のさらなる栄光のために)より 8. ハーバート・ハウエルズ (1892-1983):マニフィカト(チチェスター礼拝) 9. カール・リュッティ (1949-):アヴェ・マリア 10. ヒーリー・ウィラン (1880-1968):私は鳩のように美しい彼女を見た 11. ジュディス・ビンガム (1952-):めでたし、この上なく聖なる乙女 12. ピエール・ヴィレット (1926-1998):聖母への賛美歌 13. トロン・クヴェルノ (1945-):アヴェ・マリス・ステッラ 14. セシリア・マクドウォール (1951-):オブ・ア・ローズ
※録音: 27-28 June 2019, St. Alban the Martyr, Birmingham, UK
---------- いつの時代も、聖母マリアの献身的な愛は永遠の魅力として人々の心を捉えてきました。このアルバムは、古くは1485年生まれの荘厳なポリフォニーが特徴的なラドフォードの作品から、ドラマティックなブルックナー、ブリテン、そして現代の作曲家の作品まで、様々な時代の聖母マリアをテーマとした合唱曲を集めています。20世紀イギリスを代表するタヴナーの「神の御母よ、我ここに立ち」は、レールモントフの詞による神秘的な癒しの雰囲気をもつ楽曲。他には聖母マリアがキリストの母であることを神に感謝する内容の「マニフィカト」他、時代によって異なる表現方法で聖母を讃える全14曲です。またアルバム・タイトルは、ブリテンの「奇しき薔薇の聖母」から採られています。演奏は、ロイヤル・バーミンガム音楽院の室内合唱団と、イギリスでも屈指の合唱指揮者スパイサー、そしてオルガンは、現在ウェストミンスター大聖堂でオルガン研究をしているアルジャーです。
Isabella Parker (ソプラノ)、ロイヤル・バーミンガム音楽院室内合唱団、Callum Alger (オルガン)、ポール・スパイサー (指揮)
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