スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942-2019):天国に(2016)(《レクイエム》から) オーラ・ヤイロ(1978-):サンクトゥス(2009) マシュー・ピータソン(1984-):カンターテ・ドミノ(2018) ヤコブ・ミュールラード(1991-):甘美な歌を歌おう(2013) ジェイムズ・マクミラン(1959-):ミゼレレ(2009) アルフレート・シュニトケ(1934-1998):3つの聖歌(1983-84) アルヴォ・ペルト(1935-):“...which was the son of…”(2000)、主よ、今こそあなたは(Nunc dimittis)(2001) カーリン・レーンクヴィスト(1958-):わたしは手を挙げ(2017) ポール・ミーラー(1975-):至福(Beatitudes)(2013)
※録音:2019年5月3日-5日、ホーロー教会(セーデルテリエ、スウェーデン)/制作・録音:ペール・ショーステーン ---------- ソフィア・ヴォーカルアンサンブル Sofia Vokalensemle は、1995年、ベンクト・ウッレーン Bengt Ollen(1950-)によりストックホルムのソフィア教区に創設されました。教区とスウェーデン国内のコンサート活動と海外ツアーを行い、各国のフェスティヴァルやコンペティションに参加。2009年にノルウェーのベルゲンで行われたグリーグ国際合唱祭ではグランプリを受賞しました。録音活動も行い、イギリスとアメリカの作品を歌った『The Darkness Is No Darkness』(2009)(FRCD047)、北欧のクリスマスの歌を集めた『A Spotless Rose(清らな一輪のばら)』(2011)(FRCD060)、『スウェーデン・クリスマス・オラトリオ』(2012)(FRCD069)を Footprint Records に録音しています。 新しいアルバムは、スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム Sven-David Sandstrom の《レクイエム》の〈天国に〉から始まり、スウェーデン、ノルウェー、アメリカ、スコットランド、ロシア、エストニア、ウェールズの作曲家による宗教曲が歌われます。スウェーデン系アメリカのマシュー・ピータソン Matthew Peterson(1984-)がソフィア・ヴォーカルアンサンブルの委嘱で書いた『詩編』(98番「新しい歌を主に向かって歌え」)による《カンターテ・ドミノ》。スウェーデンの作曲家ヤコブ・ミュールラード Jacob Muhlrad(1991-)が作曲した、ユダヤ教の安息日の朝、シナゴグの集まりを終える宗教詩による《Anim zemirot (甘美な歌を歌おう)》。シュニトケの「傑作」のひとつとされる《3つの聖歌》。ペルト Arvo Part が『ルカによる福音書』のテクストに作曲した《“…which was the son of…”》(「イエスの系図」(3章23節-38節「イエスが宣教を始められたときは」)と《主よ、今こそあなたは》(2章29節-32節)。ウプサラ大学の神学者ヤコブ・アレニウス Jacob Arrhenius が1694年に伝承賛美歌を基に書いたテクストにカーリン・レーンクヴィスト Karin Rehnquist が作曲した《わたしは手を挙げ》。ポール・ミーラー Paul Mealor の《至福(Beatitudes)》は、『マタイによる福音書』(5章3節-12節「心の貧しい人々は、幸いである」)による作品です。
ソフィア・ヴォーカルアンサンブル、ベンクト・ウッレーン(指揮)/Sofia Vokalensemble
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