混声合唱のための作品35曲 女声合唱のための作品1曲 男声合唱のための作品7曲 指導者に敬礼!(混声合唱)
※録音:2012年、2017年、2018年、2019年、リガ ---------- ヤーニス・ザーリーツ Janis Zalit(s 1884-1943)は、サンクトペテルブルク音楽院をロシア革命前に卒業した最後のラトビア人作曲家です。20世紀初めに登場した象徴主義という新しい考え方に強く影響された最初のラトビアの作曲家といわれ、音楽批評家としても活動、ラトビア国立歌劇場の初代監督を務めました。ラトビア音楽情報センター(LMIC)の自主レーベルSkaniの新しいアルバムには、ラトビア放送合唱団の首席指揮者シグヴァルズ・クリャヴァ(1962-)と音楽学者のアグネゼ・パウニアが共同で研究、新エディションとして楽譜を出版したザーリーツの「混声、女声、男声のため」の全作品がラトビア放送合唱団の歌唱で収録されました。色彩的な半音階和声、テクストの詩を表現するための洗練された音楽言語の使い方に独創性がみられるザーリーツの合唱曲は、合唱団と指揮者に「快適な空間」から一歩踏み出すことが求められ、このアルバムの44曲はすべて初録音の作品です。
ラトビア放送合唱団、シグヴァルズ・クリャヴァ(指揮)/Sigvards Klava(cond), Latovian Radio Choir
|