レオポルト・モーツァルト(1719-1787):ミサ・ソレムニス
※録音:2018年4月 ---------- レオポルト・モーツァルトは「モーツァルトの父」ということで、その教育熱心さなどは多く語られています。しかし、レオポルトの作品は子・ヴォルフガングの影に隠されてしまっていると言わざるをえません。ここに録音された素晴らしい「ミサ・ソレムニス」も、長きにわたって息子ヴォルフガングの作品とされておりました。しかし、近年ではこの作品はレオポルトによるものと確かめられています。30年以上前にこの作品は録音がありましたが現在は廃盤、アニバーサリー・イヤーに非常に貴重な新録音の登場です!指揮のアレッサンドロ・デ・マルキ(1962年生まれ)はイタリア出身、とりわけバロック期のオラトリオやオペラの優れた演奏で知られています。2010 年より、ヤーコプスの後任としてインスブルック古楽音楽祭を率いている、古楽界のゆるぎない実力者です。管弦楽はレオポルトの生地でもあるアウグスブルクの素晴らしいバイエルン室内フィルハーモニーです。ドイツのDas Vokalprojekt(ダス・フォカールプロイェクト)による声楽アンサンブルもやわらかで美しいです。
バイエルン室内フィルハーモニー、アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)、Das Vokalprojekt、ジュリアン・シュテーガー(合唱指揮)、アリアンナ・ヴェンディッテッリ(ソプラノ)、ゾフィー・レンネルト(アルト)、パトリック・グラール(テノール)、ルートヴィヒ・ミッテルハンマー(バス)/Bayerische Kammerphilharmonie, Alessandro De Marchi
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