1-15. 十字架の道 S53/R534 Einleitung: Vexilla regis prodeunt Station I: Jesus wird zum Tode verdammt Station II: Jesus tragt sein Kreuz Station III: Jesus fallt zum ersten Ma Station IV: Jesus begegnet seiner heiligen Mutter Station V: Simon von Kyrene hilft Jesus das Kreuz tragen Station VI: Sancta Veronica Station VII: Jesus fallt zum zweiten Mal Station VIII: Die Frauen von Jerusalem Station IX: Jesus fallt zum dritten Mal Station X: Jesus wird entkleidet Station XI: Jesus wird ans Kreuz geschlagen Station XII: Jesus stirbt am Kreuze Station XIII: Jesus wird vom Kreuz genommen Station XIV: Jesus wird ins Grab gelegt 16. サルヴェ・レジーナ(ごきげんよう、皇后様) S66/R528 17. 主の祈り S29/R519 18. アヴェ・ヴェルム・コルプス(めでたし、まことの御体) S44/R500
※録音:2017年6月、ヘント(ベルギー)、聖マハリユス教会 ---------- 異色のサティ解釈師として知られるピアニスト=作曲家、レインベルト・デ・レーウは古楽先進地オランダ生まれ...近年では古楽系指揮者フィリップ・ヘレヴェッヘが立ち上げた老舗合唱団コレギウム・ヴォカーレ・ヘントとの共演も多く、すでにAlphaではヤナーチェクの合唱作品集を指揮したアルバムで高い評価を博しました(Alpha219)。現代作品への適性と深い作品愛に裏打ちされた近代作品との相性はどこか、ハンス・ツェンダーやギドン・クレーメルなどのロマン派音楽での実績を連想させるところもあるデ・レーウですが、今回とりあげたのはリスト晩期の異色作。イエスが十字架にかけられるまで辿った14の場所をめぐる合唱曲『十字架への道』はこの作曲家が後年たどりついた濃密かつ玄妙な和声言語が「ことば」との相性とあいまって独特な鑑賞体験をもたらします。デ・レーウ自身のピアノと古楽系合唱のピュアな響きとが作品美をえもいわれぬかたちで体験させてくれるであろう新録音、国内仕様では歌詞訳とあわせ解説の翻訳も添付されます。
レインベルト・デ・レーウ(ピアノ&指揮)、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント(合唱)、マルニクス・ド・カート(オルガン)
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