カンタータ第19番「かくて戦おこれり」BWV19 カンタータ第169番「神ひとり、わが心を知りたまわん」BWV169 カンタータ第158番「平和汝とともにあれ」BWV158 カンタータ第149番「人は喜びもて勝利の歌をうたう」BWV149
※録音:2018年9月、聖ヴェンツェル教会、ナウムブルク [73’49] ---------- 合唱指揮者として確固たる地位を築いているハンス=クリストフ・ラーデマンとシュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊によるバッハのカンタータ集。「大天使ミカエルの祝日」用に書かれたカンタータを中心にしたアルバムです。サタンとの戦いに勝利した大天使ミカエルを讃える、固定祝日(9月29日)の「大天使ミカエルの祝日」。カンタータは第19,50,130,149番と4曲書かれています。カンタータ第19番「かくて戦おこれり」は、1726年の「大天使ミカエルの祝日」用に書かれたもの。第5曲目「とどまり給え、天使たち」は、非常に美しいテノールのアリアです。そして1728/29年の「大天使ミカエルの祝日」に初演されたカンタータ第149番「人は喜びもて勝利の歌をうたう」。祝日を祝うにふさわしく、冒頭トランペットのフンファーレに続き、勝利の喜びを歌う力強い合唱が歌われます。カンタータ第169番「神ひとり、わが心を知りたまわん」は、三位一体主日後第18主日、1726年10月20日に初演されたアルト独唱のカンタータ。オルガンがソロ楽器のように扱われ、バッハが鑑定に訪れたオルガン、ヴェンツェル教会のヒルデブラント・オルガンの響きを存分に味わうことができます。そして復活節火曜日( 第3祝日) 用に書かれたバス独唱のカンタータ第158番「平和汝とともにあれ」。雄弁なレチタティーヴォと音楽的なアリアが美しい短いカンタータです。
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊、ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)、レンネケ・ライテン(ソプラノ)、アンケ・フォンドゥング(アルト)、ベネディクト・クリスティアンソン(テノール)、ピーター・ハーヴェイ (バス)、デヴィッド・フランケ(オルガン)
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