1-6. ミサ曲 ハ長調 Kyrie Gloria Credo Sanctus Benedictus Agnus Dei 7-11. 聖ザヴィエルのリタニー Kyrie Vas electionis Tuba resonans Pauperrime Xaveri Agnus Dei 12-17. ミゼレーレ ハ短調 Miserere mei, Deus Averte faciem tuam Quoniam si voluisses Tunc imponent Gloria Patri Et in saecula saeculorum
※録音: 19-22 January 2017, Radeberger Kirche ---------- イタリアで王に仕える役者を父として生まれたリストーリ。父の赴任先となったザクセンに移住し、作曲家、オルガニストとして才能を伸ばしました。1746年にはドレスデンの教会音楽家となり、ロシアでも活躍しましたが、残念なことにその名声はあまり広まることがありませんでした。その上、ザクセンの宮廷に保存されていた彼の手稿のほとんどは第二次世界大戦中に散逸してしまったのも、彼の作品が忘れられてしまった一因です。しかし、幸いなことにかなりの数の写譜が残されており、現在でも彼の作品が演奏される機会は少なからずあります。このアルバムでは3曲の宗教曲が収録されており、控え目ながらも美しい音楽は、18世紀ドレスデンの教会の壮麗な式典を想起させます。
ハイディ・マリア・タウベルト(ソプラノ)、ダヴィド・エーラー(アルト)、アンドレアス・ポスト(テノール)、コルネリウス・ウーレ(バリトン)、ザクセン・ヴォーカル・アンサンブル、バツドルファー・ホーフカペレ、マティアス・ユング(指揮)
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