アントン・ハイラー(b.1923): 揚げ足取り 思い出 オーストリアの城 ハイディ・パイディ 私の友はあなたを呼ぶ ヴォルフガング・ザウゼング(b.1956): インドの祈り 詩篇131 バビロン川で 魂はどこに? 月明かりに 回顧 12番目の幻視 フローリアン・マイエリ: キリエ クレド サンクトゥス アニュス・デイ 夜の歌
※録音:2017年 ---------- 20〜21世紀オーストリアの混声のための合唱曲を集めた一枚。いずれもいわゆる現代音楽色は薄く、近現代的なハーモニーを使いながらも抒情性のある内容に仕上げられている。アントン・ハイラーはフランク・マルタンとヒンデミット、フランツ・シュミットに師事し師匠たちゆずりの後期ロマン派、新古典主義を折衷した美しい音楽。ヴォルフガング・ザウザングはそのハイラーの弟子で師匠の路線を継承しつつ、それに現代的要素を加えた作風。合唱ファンにお薦めの内容。
フローリアン・マイエリ(指揮)、コロ・シアモ(合唱団)、コーラス・ヴィエネシス(合唱団)、コーネリアス・オボーニャ(Vo)
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