ジョスカン・デ・プレ(c.1450/55-1521):葬送モテット&挽歌集 オケゲムの死を悼む挽歌 Nimphes, nappes はじめに言葉があった(In principio erat Verbum) 主よ、解放したまえ(Absolve quaesumus, Domine) おおアブサロン、わが息子よ(Absalon filli mi) そしてダヴィデがこのような(Planxit autem David) デ・プロフンディス(深き淵より)/レクイエム ミゼレーレ・メイ・デウス(神よ、我をあわれみたまえ) 我らが父よ/アヴェ・マリア ニコラ・ゴンベール(c.1495-1560):おおミューズ、和をなす娘たちよ
※録音:2018年7月、アムステルダム ---------- 「死者をいたみ、死を苦しみ、死を記憶する」というのは15世紀末に起こった新しいファッションだったと言われています。ジョスカン・デ・プレはヨハネス・オケゲム(c.1410-1497)の死を悼み、オケゲムの死を悼む歌を作曲しました。オランダの声楽アンサンブル、カペラ・アムステルダムは、ダニエル・ロイスの指揮のもと、死者へのオマージュ(世俗作品)と宗教的なポリフォニー作品とを巧みに組み合わせたプログラムで、ルネッサンスの巨匠たちによる作品を驚異的な美しさで蘇らせています。
カペラ・アムステルダム、ダニエル・ロイス(指揮)/Cappella Amsterdam, Daniel Reuss
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