1-7. ノートルダム・ミサ曲(抜粋) Introit: Rorate celi de super Kyrie Gloria Graduel: Qui sedes domine Alleluia: Ostende nobis domine Sequence: Ave Maria gratia plena Credo 8. シャルル王 - 喜びを取り戻される方 - コントルテノル - 至高のおとめ 9. ノートルダム・ミサ曲 - オッフェルトリウム 「めでたし恩寵にみちたマリア」 10. わたしが祈る麗しきおとめ - あなたに願います、おとめよ - この地上を統べる方 11-14. ノートルダム・ミサ曲(抜粋) Preface Sanctus Agnus Dei Communion: Ecce Virgo concipiet 15. ただ真実を切望し - あなたはナザレで - めでたしマリア 16. ノートルダム・ミサ曲 - 行け、汝らは去らしめられる
※録音: 14-17 October 2007, Abbaye de Fontevraud, France ---------- ミサの通常文を単独の作曲家が全て多声で作曲しているマショーの「ノートルダム・ミサ」のような例は、14世紀ではたいへん珍しいものです。ディアボルス・イン・ムジカによる、テノールからバスまで男声のみ8人のアンサンブルは、バス声域の太い響きが音楽をがっしりと支え、中世音楽が持つある種の野性味を底辺としながら、たいへん美しいハーモニーに包まれる喜びを十二分に感じさせてくれます。マショーの作品以外も3曲(8、10、15)挟み込んでいます。
ディアボルス・イン・ムジカ/ゲルバー
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