カルドーソ:聖木曜日のための哀歌 ロペス・モラーゴ:深き淵より ロボ:ミサ曲《主よ来たりませ》より キリエ ロペス:私は震え ロボ:ミサ曲《主よ来たりませ》より グローリア フェルナンデス:死の苦しみがわたしを取り巻く ロボ:父よ、我は天に対し ロボ:ミサ曲《主よ来たりませ》より クレド デ・ブリト:罪におびえ ロペス・モラーゴ:わがハープは哀しみの調べに ロボ:ミサ曲《主よ来たりませ》より サンクトゥス ロペス・モラーゴ:より良き生活のうちに ロボ:ミサ曲《主よ来たりませ》より アニュス・デイ ロペス・モラーゴ:私の目は常に主に向かい マガリャンイス:我が罪をおそれ ロボ:我は天からの声を聞き
※録音:2017年7月29日-31日、クライトン・カレッジ教会(ミッドロージアン、イギリス)/ロボ:ミサ曲《主よ来たりませ》、ロペス・モラーゴ:「より良き生活のうちに」は世界初録音 ---------- アレグリの「ミゼレーレ」やパレストリーナの「スターバト・マーテル」、さらにはマクミランの「ミゼレーレ」などを収録した前作「悲しみの足跡の中に」(PDCD 34215/DCD34215)が、ここ日本でもレコード芸術9月号特選盤(新譜月評/音楽史)や、朝日新聞for your collection(8/20夕刊)推薦盤に選出されるなど、タリス・スコラーズやザ・シックスティーンの次の世代を担う古楽系声楽グループとして名声を高めたマリアン・コンソート。英国古楽界の巨匠たちの系譜を継ぐ若き逸材、ロリー・マクリーリー率いるマリアン・コンソートの古楽巡礼の旅は、「ルネサンス時代のポルトガル」へ!国王セバスティアン1世の戦死、王朝断絶、そしてスペイン併合により、国王不在の王国(同君連合としてスペイン王フェリペ2世が王位を兼任)となったポルトガル。国家機構は残されたものの、実質的にはスペインの統治下にあり同国からの大きな影響を受けていたルネサンス時代のポルトガルにおいて、聖書の「哀歌」のテキストを題材として生まれた知られざる美しきポリフォニーの数々の真髄を、マリアン・コンソートのハーモニーが解き明かします。
マリアン・コンソート〔シャーロット・アシュリー(ソプラノ)、グウェンドリン・マーティン(ソプラノ)、ロリー・マクリーリー(カウンターテナー&ディレクター)、ガイ・カッティング(テノール)、エドモンド・サディントン(バス)〕/The Marian Consort
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