1-3. キリエ(「聖パウロのミサ」より) 4-12. グローリア(「聖パウロのミサ」より) 13. ソナタ 14-16. モテット 《Fastos caeli audite》 17-21. クレド(「聖パウロのミサ」より) 22-24. サンクトゥス(「聖パウロのミサ」より) 25-27. アニュス・デイ(「聖パウロのミサ」より) 28. アリア《 Pie Jesu, ad te refugio》
※録音:2017年1月22日-24日、リスト音楽アカデミー大ホール(ブダペスト、ハンガリー) ---------- ラモーの「詩神ポリムニーの祭典」(GCD 923502)でGlossaデビューを果たし、モンドンヴィルの「グラン・モテ集」(GCD 923508)、モンドンヴィルの「イスベ」(GCD924001)などの知られざるフランス・バロックを優れた演奏で現代に蘇らせてきたハンガリー古楽界の奇才ジェルジュ・ヴァシェジとオルフェオ管弦楽団&パーセル合唱団。ジェルジュ・ヴァシェジの新たなレコーディングは、フランス・バロックではなくイタリア出身、ウィーンで活躍した作曲家、フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(c.1681-1732)のミサ曲。コンティはフィレンツェ生まれ、ウィーンのハプスブルク宮廷でテオルボ奏者や宮廷作曲家として成功し、その音楽はJ.S.バッハやゼレンカをも魅了したといいます。「聖パウロのミサ(ミサ・サンクティ・パウリ)」は、1715年に初演された大規模な典礼作品。ウィーンの宮廷を喜ばせたオペラやオラトリオ、カンタータで知られるコンティの「宗教音楽家」としての姿を、ヴァシェジの手腕とハンガリーの名歌手陣、優れた合唱団が蘇らせます。
オルフェオ管弦楽団、パーセル合唱団、ジェルジュ・ヴァシェジ(指揮)、アドリアーナ・カラフスキー(ソプラノ)、ペーテル・バーラーニ(カウンターテナー)、ゾルターン・マジェジ(テノール)、トマ・ドリエ(バス)、ローラーント・ナイバウアー(バス/トラック17&27)/Purcell Choir, Orfeo Orchestra, Gyorgy Vashegyi(dir)
|