1. 悲しんでいる人々は幸いである 2. 人はみな草のように 3. 主よ、わが終わりと 4. 何と麗しいあなたの住まい 5. あなたたちにも今は憂いがある 6. この地上に永遠の都はなく 7. 今から後、主にあって死ぬものは幸いである
※録音:2017年1月23日&25日-27日、セント・ジョセフ教会(ニューヘイブン、コネチカット) ---------- サイモン・キャリントンによって2003年に創設され、2009年から2013年には鈴木雅明が指揮を務めた(現在は首席客演指揮者)、イェール大学スコラ・カントールム合唱団(イェール・スコラ・カントルム)。アメリカの名門イェール大学のすべての学科からオーディションによりメンバーが集められ、イェール大学教会音楽研究所の支援を受けてハイレベルな教会音楽を演奏しています。現在ディレクター兼首席指揮者を務めるデイヴィッド・ヒルは、これまでウィンチェスター大聖堂やウェストミンスター大聖堂、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジなどの名門聖歌隊を率いてきたイギリスの名匠。デイヴィッド・ヒル自身の新たな編曲による「フォーレ:レクイエム(CDA68209)」で話題を呼んだ合唱団の新たな録音は、ブラームスの傑作「ドイツ・レクイエム」。ブラームス自身の「ピアノ・リダクション版」からインスパイアされて作られた、「室内アンサンブル(vn, va, vc,cb, fl, ob, cl, pの八重奏)版」です。編曲を施したのは、ロンドンの王立音楽アカデミーとケンブリッジ大学で学んだイアン・ファリントン。ピアニスト、オルガニスト、作編曲家として多彩に活動しながら、特に大規模なオーケストラ作品の小編成版アレンジで知られており、この「室内アンサンブル版ドイツ・レクイエム」や15人の奏者のために編曲された「マーラーの交響曲第1番」は世界中で演奏されています。
デイヴィッド・ヒル(指揮)、イェール大学スコラ・カントールム合唱団、マット・サリヴァン(バリトン)、ナターシャ・シュヌーア(ソプラノ)/Yale Schola Cantorum, Hill(cond)
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