小姓たちと王女に Op. 140 1. Ballade I: Lebhaft, nicht zu schnell 2. Ballade II: Massig 3. Ballade III: Sehr massig 4. Ballade IV: Rauschend festlich
主よ、裁きたもうな BWV 105 (R. シューマンによる声楽と室内アンサンブル編、1849年ドレスデン版) 5. Herr, gehe nicht ins Gericht mit deinem Knecht (Soprano, Alto, Tenor, Bass, Chorus) 6. Recitative: Mein Gott, verwirf mich nicht (Alto) 7. Aria: Wie zittern und wanken (Soprano) 8. Recitative: Wohl aber dem, der seinen Burgen weib (Bass) 9. Aria: Kann ich nur Jesum mir zum Freunde machen (Tenor) 10. Chorale: Nun, ich weiss, du wirst mir stillen (Chorus)
夕べの歌 Op. 71 11. No. 1. Dein Konig kommt in niedern Hullen - 12. No. 2. Allmacht'ger Herrscher ohne Speere - 13. No. 3. Und wo du kommest hergezogen - 14. No. 4. O Herr von grosser Huld und Treue 15. No. 5. Noth ist es, dass du selbst hienieden - 16. No. 6. O lass dein Licht auf Erden siegen - 17. No. 7. Und losch' der Zwietracht Glimmen aus ---------- シューマンの合唱曲の中でも、ほとんど演奏されることのない2つの曲集「小姓と王女について」と「降臨節の歌」、そしてシューマンが編曲したバッハのカンタータ第105番。この3曲を演奏するのはエストニアを代表するエストニア・フィルハーモニー室内合唱団とハッキネンが率いるヘルシンキ・バロック管弦楽団です。「降臨節の歌」は1848年11月に作曲された曲集で、リュッケルトの詩が用いられており、円熟期のシューマンらしい息の長い旋律が歌われていく印象的な作品です。シューマンは傾倒するゲーテの影響を受け、バッハの作品も大切にしており、1850年にライプツィヒでJ.S.バッハの全作品を出版するのが目的である“旧バッハ協会”が発足した際にはシューマンも自身の“新音楽時報”において、バッハの重要性を説くとともに、作品を何曲か編曲し演奏することで普及に務めました。このカンタータは1849年に自身で演奏するために編曲したものです。こちらもシューマンの好みの響きで満たされています。
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団/ヘルシンキ・バロック管/アーポ・ハッキネン(指揮)/ほか
|