シュッツ:シンカルマ・ムジクム 《En novus elysiis》 SWV.49 ニコラウス・ヴァイスベック:世界の門を上げ ヨハン・シクスト・フォン・レルヘンフェルス:テ・デウム、主よ平和を与えたまえ ポルジッツ&ヴェゼリッツ:主により頼む人は パウル・シェーファー:主に向かって喜び歌おう シュッツ:主よ平和を与えたまえ SWV.465 マルクス・ディートリヒ・ブランディシウス:英雄が勇敢に戦った アンドレアス・デューベン:われ良き戦いを戦い シュッツ:ドイツの長い戦いが SWV.338 ヨハン・ヒルデブラント:おお神よ, われらは知らなかった マティアス・ヴェックマン:町はなんと静まり返っているか シュッツ:われらに平和を与え給え&われらの支配者に SWV.372&373
※録音:2017年8月28日-31日、レッシンク聖ペテロ&パウロ教会(ドイツ) ---------- 今から400年前、ドイツ(神聖ローマ帝国)を中心に起こった人類史上もっとも長く破壊的な戦争の1つと言われる、「三十年戦争(1618年〜1648年)」にまつわる宗教作品集。皇帝に捧げられた政治的な歌「テ・デウム」や戦意高揚を煽る音楽から、戦争の悲惨さを描いたものや平和と安寧をもとめる作品まで、ハインリヒ・シュッツを中心に当時の様々な作曲家が遺した音楽から「三十年戦争」を振り返るという意義深いアルバムです。 ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブルは、ドイツのコルネット奏者アルノ・パドゥフが1995年に設立したピリオド・アンサンブル。これまで、アンサンブル名の元となったヨハン・ローゼンミュラーをはじめ、ヨハン・カスパル・ケール、アルブレヒト・フォン・ブランデンブルク、ヨハン・パッヘルベル、ダニエル・ボリウス、セバスティアン・クヌッファーなど、17世紀〜18世紀の知られざる音楽を歴史的資料に基づき演奏・録音してきました。
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル、アルノ・パドゥフ(指揮)/Johann Rosenmuller Ensemble, Arno Paduch(cond)
|