ミゼレーレ ト短調 (c. 1800) 1. Miserere mei Deus-神よ、あわれみたまえ 2. Amplius lava me, Deus-神よ、われらの罪を浄めたまえ 3. Tibi soli peccavi-われは罪をおかした 4. Asperges me-われを浄めたまえ 5. Averte faciam-あなたの顔をそむけたまえ 6. Docebo-われは方法を教える 7. Domine, labia mea-主よ、われの口を開きたまえ 8. Sacrificium Deo-神への犠牲 9. Benigne fac-契約 10. Tunc acceptabis-祭壇の上に ※録音: 7-11 April 2014, Asam Church Maria de Victoria, Ingolstadt, Germany
11. Litaniae Lauretanae-ロレトの連祷 ト短調(1800頃) ※録音: 26 April 2014, Asam Church Maria de Victoria, Ingolstadt, Germany ---------- ドイツで生まれ、イタリアで活躍した古典派の作曲家ジモン・マイール。NAXOSからはこれまでに歌劇や宗教曲など多数の作品がリリースされています。マイールは182年にベルガモのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の終身教会楽長に就任しましたが、その時にはすでに「教会音楽の大家」としてヴェネツィアで高く尊敬されていました。この「ミゼレーレ-あわれみたまえ」と「ロレトの連祷」はこの時期に作曲されたものと推測されます。「ミゼレーレ」は合唱とソロとの親密な対話を包む、控え目ながらも美しいオーケストラ伴奏が特徴の大作。「ロレトの連祷」は全編悲痛な表情が貫かれた悲し気な作品です。
ジモン・マイール合唱団/バイエルン国立歌劇場合唱団/フランツ・ハウク(指揮)/ほか
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