1. J.S. バッハ(1685-1750):コラール《目覚めよと呼ぶ声あり》 BWV645 2. シベリウス(1865-1957):クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」 Op.1 No.4 3. レーヴィ・マデトヤ(1887-1947):日々の苦労を忘れ Op.20b-5 4. 『ピエ・カンツィオーネス』 / ミヒャエル・プレトーリウス(1571-1621) / ザムエル・シャイト(1587-1654) / ディートリク・ブクステフーデ(c.1637-1707) / ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630) / J.S. バッハ(BWV603)*:御子はベツレヘムに生まれたもう 5. タネリ・クーシスト(1905-1988):パストラーレ Op.18 no.2(オルガン独奏のための) * 6. ベルリオーズ(1803-1869)(オルガン・パート編曲:ニルス・シュヴェケンディーク):羊飼いたちへの別れ〜《キリストの幼時》から* 7. アルマス・マーサロ(1885-1960):クリスマスの鐘* 8. 『ピエ・カンツィオーネス』 / シベリウス:見よ、新しき喜びを * 9. 『ピエ・カンツィオーネス』/ シベリウス / ヘイッキ・クレメッティ(1876-1953):天使が遣わされる* 10. シベリウス:クリスマスの歌「幼子の飼い葉桶に」 JS142(1929) 11. マシュー・ウィットール(ホイットール)(1975-):クリスマスイブ 12. J.S. バッハ / ミヒャエル・プレトーリウス(1571-1621) / ハンス・レオ・ハスラー(bap.1564-1612) / カスパル・オトマイヤー(1515-1553) / レーガー(1873-1916):高き天より、われは来たり* 13. エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-2016):クリスマス・キャロル 14. アハティ・ソンニネン(1914-1984):クリスマスの賛美歌 15. アルヴィ・カルヴォネン(1888-1969):パストラーレ(オルガン独奏のための)* 16. チャイコフスキー(1840-1893):伝説「少年イエスの作った庭にバラの花が咲き誇っていた」 17. 伝承曲(シレンスク民謡):この世はうるわし*
※セッション録音:2016年11月/聖パウロ教会(ヘルシンキ、フィンランド)[楽器 聖パウロ教会のカンガサラ・オルガン工房製作のオルガン(1931 res.2005)、マルッティ・ポルトハン製作(2005)の18世紀中期北イタリア様式クワイアオルガン(コラール前奏曲)] [73:50] ---------- SACDハイブリッド盤。『エーリク・ベリマン 合唱作品集 1936年−2000年』(BIS 2252)が好評のヘルシンキ室内合唱団と芸術監督ニルス・シュヴェケンディークの期待の新譜はフィンランドのクリスマスです!「《高き天より、われは来たり》から《クリスマスイブ》へ」と銘打ち、ヨーロッパ聖歌を集めたフィンランド最古の楽譜集『ピエ・カンツィオーネス』とフィンランドの作曲家による「クリスマスの歌」に加え、バッハのオルガン・コラール前奏曲、ベルリオーズとチャイコフスキーの合唱曲を演奏する「フィンランド・クリスマス音楽の祝宴」。コラール前奏曲《目覚めよと呼ぶ声あり》に始まり、シロンスク(シレジア)民謡の旋律にフィンランド語歌詞がつけられ「フィンランド賛美歌」(第30番)として歌われる《この世はうるわし》に終わるプログラム。《御子はベツレヘムに生まれたもう》と《高き天より、われは来たり》は、『ピエ・カンツィオーネス』に収められたバージョンを歌う節(ヴァース)と、ドイツとデンマーク(ブクステフーデ)の作曲家によるバージョンと「コラール前奏曲」の節を「メドレー」に似たスタイルで演奏。『ピエ・カンツィオーネス』とシベリウスが1898年に混声三部のために作曲した《カルミナリア》(JS51a)の第1曲と第2曲のトラックも同じスタイルで歌われます。ヘルシンキ室内合唱団は、1962年創設のアンサンブルです。ドイツ生まれ、ケンブリッジのクレア・カレッジ、フライブルクとヘルシンキで学び、ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミー教授のニルス・シュヴェケンディークが、2007年から芸術監督を務めています。オルガン共演の作品、コラール前奏曲と《パストラーレ》は、シベリウス・アカデミーで教えるヤン・レヘトラがオルガンを担当しました。
ニルス・シュヴェケンディーク(指揮)、ヘルシンキ室内合唱団、ヤン・レヘトラ(オルガン)*
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