主の天使が天より下りぬ めでたし海の星 この日町にいたる罪ある女が 祝福されしマグダラのマリアの 祝福されしバルバラ 《ソロモンの雅歌》より 第19番:イスラエルの娘らよ、われは懇願す、第20番:その頭は純金で、第21番:わが愛する方は庭園の中に スザンナは邪悪な長老らに 来れ、キリストの花嫁 ミサ・アヴェ・レジナ・チェロルム
※解説:マーティン・イムリー&ハリー・クリストファーズ/日本語訳:SOREL ---------- 約2年振り、満を持してハリー・クリストファーズ&ザ・シックスティーンが贈る「パレストリーナ・プロジェクト」の最新作となる「第7集」は、キリスト教史における女性 ―キリストの母マリア、マグダラのマリア、バルバラ、スザンナ ― たちをテーマとしたプログラム!パレストリーナが遺した100曲を超えるミサ曲の中からハリー・クリストファーズが「第7集」のメインとして選んだ『ミサ・アヴェ・レジナ・チェロルム』は、グレゴリオ聖歌の聖母マリアのためのアンティフォナ「めでたし、天の女王」に基づくパラフレーズ・ミサであり、作曲者の死後1599年にヴェネツィアで出版された「ミサ曲集第9巻」に含まれています。定めたテーマに基づき、ミサ曲を中心として、旧約聖書の「ソロモンの雅歌」に基づく連作モテトゥス集からの3曲やイムヌス、モテトゥスなどでプログラムを構成するハリー・クリストファーズの選曲眼は今回も実に見事。世界各国で絶賛されているザ・シックスティーンのパレストリーナの中でも、この第7巻は一際大きな輝きを放つことになるでしょう!乞うご期待!
ザ・シックスティーン、ハリー・クリストファーズ(指揮)/The Sixteen, Harry Christophers(dir)
|