ミサ・オ・グロリオザ・ドミナ(ミサ曲《おお、栄光の聖母よ》) ミサ・セルヴィエンシアナ 神よ、あなたの御名にかけて 祝福と光栄と 来たれ、主よ 喜べ神の御母 神を喜びたたえよ 大地、海、空 2声のカンツォーナ第1番 2声のカンツォーナ第3番
※録音:2016年11月21日-24日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン) ---------- ザ・シックスティーンとアソシエイト・コンダクター、イーモン・ドゥーガンのコンビによる""バロック時代のポーランド""における宗教合唱作品の探究の旅。シリーズ第5弾は、ワルシャワ王室礼拝堂で活躍し、ペンキェルと共に当時のポーランド楽壇を牽引した作曲家の1人であるマルチン・ミエルチェフスキ(d.1651)の教会音楽集!ワルシャワの王室礼拝堂の音楽家、ポーランド国王ヴワディスワフ4世の弟であるカロル・フェルディナンド・ヴァザの宮廷楽長として活躍するなど、その存在感を示したミエルチェフスキ。コンチェルタート様式を積極的に用いたミエルチェフスキは、イタリア、ヴェネツィア楽派の伝統を受け継ぐと同時に、「ミサ・オ・グロリオザ・ドミナ(ミサ曲《おお、栄光の聖母よ》)」に代表されるように、ポーランドの民謡、旋律を自らの作品に採り入れたことでも知られています。イタリアからの色濃い影響を感じさせる17世紀ポーランド、ミエルチェフスキの芸術の全貌が、ハリー・クリストファーズの後継者と目されるイーモン・ドゥーガンのタクトと、ザ・シックスティーンのハーモニーで明らかとなります。
ザ・シックスティーン、イーモン・ドゥーガン(指揮)/The Sixteen,Eamonn Dougan(cond)
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