Jesu, dum te contemplor(原曲:Cor mio mentre vi miro;第4巻第2曲) Jesu, tu obis?(原曲:Cor mio, non mori?;第4巻第3曲) Luce serena lucent(原曲:Luci serene e chiare;第4巻第8曲) Plagas tuas adoro(原曲:La piaga che ho nel core;第4巻第9曲) Tu vis a me abire(原曲:Voi pur da me partite;第4巻第10曲) Cantemus laeti(原曲:A un giro sol;第4巻第11曲) Plorat amare(原曲:Piange e sospira;第4巻第20曲) Anima quam dilexi(原曲:Anima del cor mio;第4巻第18曲) Longe a te(原曲:Longe da te;第4巻第19曲) O Jesu, mea vita(原曲:Si, ch'io vorrei morire;第4巻第16曲) Anima miseranda(原曲:Anima dolorosa;第4巻第17曲) O stellae coruscantes(原曲:Sfogava con le stelle;第4巻第4曲) Ardebat igne(原曲:Volgea l'anima mia;第4巻第5曲) Domine, Deus meus(原曲:Anima mia, perdona;第4巻第6曲) O gloriose martyr(原曲:Che se tu sei il cor mio;第4巻第7曲) Rutilante in nocte(原曲:Io mi son giovinetta;第4巻第13曲) Qui laudes tuas cantat(原曲:Quell'augellin;第4巻第14曲) Stabat virgo Maria(原曲:Era l'anima mia;第5巻第3曲) Gloria tua(原曲:T'amo, mia vita;第5巻第17曲) Vives in corde(原曲:Ahi, come a un vago;第5巻第14曲)
※録音:2016年6月6-8日、サンタ・バルバラ・バジリカ教会、マントヴァ、イタリア ---------- モンテヴェルディ没後450年に合わせた好企画盤。コントラファクタ(コントラファクトゥム、コントラファクトゥーア)と既存の声楽曲の歌詞を書き換える、狭義では世俗的声楽曲の歌詞を宗教的なものに書き換えることを意味します。モンテヴェルディ自身もこの手法を用いていました(「アリアンナの嘆き」→「聖母の嘆き」等)。アクイリーノ・コッピーニはモンテヴェルディと同時代の音楽家・作詞家で、宗教的コントラファクタの名人として知られていました。既に名盤が複数存在するマドリガーレ集第4巻・第5巻ではありますが、コッピーニのコントラファクタによるこれらの「別ヴァージョン」はモンテヴェルディ・ファンなら聴き逃すわけにはいかないでしょう。イタリア・ユニバーサルの情報では世界初録音とされています。少なくともジョヴァンニ・アッチャイによるクリティカル・エディションを使用した世界初の録音という意味では間違いないと思われます。 ノヴァ・アルス・カンタンディは1988年、イタリアの合唱指揮者ジョヴァンニ・アッチャイ(1946年生まれ)により創設された声楽とピリオド楽器のアンサンブル。Nuova Era, Antes Concerto, Sarx, Stradivarius, Tactus 等イタリアのレーベルに多くの録音があります。
アルス・ノヴァ・カンタンティ [アレッサンドロ・カルミニャーニ(男声アルト:カントゥス声部)、 アンドレア・アッリバベーネ(男声アルト:クイントゥス声部)、 マッシモ・アルティエーリ(テノール:アルトゥス声部)、 ジャンルーカ・フェッラリーニ(テノール:テノール声部)、 マルチェッロ・ヴァルジェット(バス:バッスス声部)、 イヴァーナ・ヴァロッティ(オルガン)]、ジョヴァンニ・アッチャイ(指揮) /Nova Ars Cantandi, Giovanni Acciai
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