1. シベリウス(1865-1957):組曲「恋する人(ラカスタヴァ)」 Op.14 JS160cサーリアホ(1952-):夜、別れ 2. 夜 I 3. 別れ I 4. 夜 II 5. 別れ II 6. 夜 III 7. 別れ III 8. 夜 V 9. 別れ III-IV 10. タルヴィティエ(1970-):月の手紙 11. ラウタヴァーラ(1928-2016):聖処女マリアの雅歌リンコラ(1955-):歌の魂よ 12. 第1番:歌の魂よ 13. 第2番:赤いリボン 14. 第3番:鳥 15. 第4番:クリスマスのウサギ 16. 第5番:夕べの歌ラウタヴァーラ:われらの時代の歌 17. 第1番:苦悩の断片 18. 第2番:最初と最後の瞑想 19. 第3番:眠る都市ラウタヴァーラ:オルフェウスの歌 20. 第1番:Da stieg ein Baum … 21. 第2番:Und fast ein Madchen wars … 22. 第3番:Ein Gott vermags … 23. フィンランディア Op. 26 (混声合唱によるヘ長調版)
※録音: 2016年7月7日, SWR Funkstudio Stuttgart, Germany ---------- マーカス・クリードによる「世界の合唱曲シリーズ」最新作はフィンランドの作品集です。北欧は合唱が盛んであり、素晴らしい作品の宝庫とも言える地域です。数多い作品の中からクリードが選んだのは、シベリウス、サーリアホ、ラウタヴァーラ、タルヴィティエ、リンコラといった20世紀の作品で、どれも精緻で複雑なハーモニーによって描かれた音の織物のような美しさを持っています。調性を持つシベリウス、ソプラノのソロが特徴的なサーリアホ、民謡風なテイストが組み込まれたタルヴィティエ、神秘的なラウタヴァーラ、ポップス的な要素が強い(楽しい)リンコラと続き、様々なテイストの曲を楽しんだあと、最後はおなじみの「フィンランド賛歌」で締めくくられます。
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル/South West German Radio Vocal Ensemble
|