1. わが魂よ、主を頌めまつれ(カンタータ:詩篇103番より) 2. キリストは死の縄目につながれたり(カンタータ:復活祭) 3. 父なる神はわれらの側に住みたもう(カンタータ:三位一体の祝日) 4. わが魂よ、主を頌めまつれ(カンタータ:詩篇103番より…異稿) 5. 枝を携えて祭の行列を(カンタータ:聖霊降臨) --------- ドイツ、バロック期の作曲家クーナウ。ザクセン州のツィッタウでカントルを務めた後、聖トーマス教会のオルガニストからカントルの地位に登りつめます。教育者としても素晴らしく、彼の教え子の中にはハイニヒェン、グラウプナー、ファッシュなどの名前があります。しかしその作品は、J.S.バッハと比較され(バッハはクーナウの後任としてトーマスカントルの地位に就いた)「革新的ではない」という理由ですっかり過小評価され、ついにはほとんど見向きもされなくなってしまったのです。グレゴール・マイヤーによるクーナウのこのカンタータ集は、2015年にリリースされた第1集(777868)に続く第2集で、収録されている作品も全て世界初録音であり、J.S.バッハの偉大なる先人としての真価を知らしめるシリーズです。
オペラ・ムジカ/カメラータ・リプシエンシス/グレゴール・マイヤー(指揮)
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