1-9. ヴェッキ:レクイエム 〜 ルーベンスの葬送とアントワープのバロック 10-12. ジョルジュ・ドゥ・ラ・エル:ミサ曲 《自然の摂理に逆らって》より キリエ、サンクトゥス、アニュス・デイ 13. ペドロ・ルイモンテ:ミサ曲《めでたしいとも聖なる乙女》より アニュス・デイ 14. ドゥアルテ・ローボ:ミサ・ドゥム・アウローラより アニュス・デイ
※録音:2016年2月1日-5日、ベルギー ---------- 古楽大国ベルギーの音楽学者であり、民族音楽の権威としても高名なビョルン・シュメルツァー。シュメルツァーが率いる、アントワープの多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォア。ギョーム・ド・マショーの傑作「ノートルダム・ミサ(GCDP 32110)」の録音で大きな話題を呼んだシュメルツァー&グランドラヴォアが歌うのは、マドリガル・コメディの作曲家として知られるイタリア・ルネサンスの音楽家、オラーツィオ・ヴェッキ(1550-1605)のレクイエム(死者のためのミサ曲)。ヴェッキのレクイエムに、ドゥ・ラ・エル、ルイモンテ、ドゥアルテ・ローボのアニュス・デイなどをつなげ、フランドルの画家ピーテル・パウル・ルーベンスの葬送音楽を表現。イタリア・ルネサンスとフランドル・バロック、音楽と絵画などの様々な側面を、妥協なきヴォーカル・アンサンブルで描きます。
グランドラヴォア、ビョルン・シュメルツァー(指揮)/Graindelavoix, Bjorn Schmelzer(dir)
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