1. ゴットフリート・ホミリウス(1714-1785):高き世界の門 2. ヨハン・ハインリヒ・シュトルツェル(1690-1749):信仰の秘密は論争なしに素晴らしい 3. ヨハン・ハインリヒ・ロッレ(1716-1785):見よ、闇が地を覆い 4. ロッレ:シオンの娘は叫ぶ 5. クリストフ・フォルスター(1693-1745):いと高きところでは神に栄光あれ ---------- 毎年リリースされる、ヴィレンズとケルン・アカデミーによる厳選されたクリスマスのため作品集。2016年のアルバムに収録された5つのクリスマス・カンタータはいずれも初録音の作品で、どれもJ.S.バッハの同世代から少し後の世代に属する作曲家たちによって書かれています。どの作品も、ルター派の伝統を汲むプロテスタント教会の礼拝用のカンタータで、これらは華麗なオーケストラの伴奏と、美しいコラール、アリアが持ち味で、演奏される時期も厳密に定められています。コーラスは聖書からの短い引用に基づき、トランペットとティンパニが彩りを添えるという定型に沿って書かれていますが、各々の作曲家の持ち味も生かされており、どれもが実に味わい深く、またキリストの誕生を喜ぶ祝祭的な気分に満たされています。
ハンナ・ヘアフルトナー(ソプラノ)/カローラ・ギュンター(メゾ・ソプラノ)/ゲオルク・ポプルッツ(テノール)/ライモンズ・スポージス(バリトン)/ケルン・アカデミー/ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)
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