デ・ヴェルト:「Ha ninfe adorn’e belle」「Sorgi e rischiara al tuo apparir il cielo」 ガストルディ:「Cantiam lieti, cantiamo」 ルッツァスキ:「I’ mi son giovinetta」 デ・ヴェルト:「Vicino un chiaro e cristallino fonte」 アゴスティーニ:「Non t’aricordi」 デ・ヴェルト:「Tirsi morir volea」「Del vago Mincio sull’adorne sponde」 デ・ローレ:「Anchor che col partire」 ジェズアルド:「Sento che nel partire」 アゴスティーニ:「Vita della mia vita」 モンテヴェルディ:「Sfogava con le stelle」SV 78 マレンツィオ:「Potro viver io piu」 モンテヴェルディ:「O come e gran martire」SV 61 ピッチニーニ:パッサカリア(リュート独奏) モンテヴェルディ:「T’amo mia vita」SV 104 アゴスティーニ:「All’arm’all’arme」 ゴンザーガ:「Padre, che’l ciel, la terra e’l tutto reggi」 デ・ヴェルト:「Hor si rallegri il Cielo」「In qual parte si ratto」
※録音:2016年4月13-17日 [62:36] ---------- スイスのバーゼルで2012年に発足した合唱団「ヴォーチェス・スアーヴェ」によるマドリガーレ集。ア・カペラを中心に、曲によってはリュートの伴奏が入り、リュート独奏も1 曲収録しています。マドリガーレは16世紀に生まれた歌曲形式で、斬新な和声法や手の込んだ模倣対位法を駆使して書かれた実験的・前衛的な合唱作品が多く見られます。ジェズアルドの病的なまでの半音階書法、モンテヴェルディの感情の高ぶりと伝統的書法のせめぎ合いなどはこの形式の到達点と言えます。16世紀の作曲家たちが手によりをかけて作り上げたルネサンス・マドリガーレの世界を俯瞰することが出来る恰好の1 枚です。
ヴォーチェス・スアーヴェ
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