《行列の賛歌》 1. ヘンリー・ジョン・ガントレット:ダヴィデの村の厩の中に 2. バード:おお、偉大なる神秘よ 《第1の訓戒》 3. ファラースレーベン:夢(朗読) 4. ボリス・エルド:アダムは囚われ横たわり 《第2の訓戒》 5. フランシス・チャーチ:サンタクロースは実在するのか(朗読) 6. ウッド:ディン・ドン、空高く 7.フランス民謡:ベルのキャロル 《第3の訓戒》 8. ジェームス・クリュス:ロバからのクリスマスの歌(朗読) 9. ミヒャエル・プレトリウス:エサイの根より(J.ウィトボーン編) 《第4の訓戒》 10. ルネ・ゴシニ:聖なる夜(朗読) 11. グルーバー:きよしこの夜/ 《第5の訓戒》 12. クルト・トホルスキー:大都市のクリスマス(朗読) 13. 14世紀の伝承曲:もろ人声あげ(W.ウェストブルック編) 14. ニューステッド:小ミサ Op.102-聖なるかな 《第6の訓戒》 15. ヴィルヘルム・ブッシュ:星(朗読) 16. 16世紀の伝承曲:最初のノエル 《第7の訓戒》 17. クリス・ネイラー:クリスマスの歌(朗読) 18. 18世紀の伝承曲:神が汝の威を保ちたまわんことを、尊き方々 19. カークパトリック:かいばの桶で 20. ブルーニ:静かな海 《第8の訓戒》 21. フランシス・ブラウン:クリスマスのカッコウ(朗読) 22. スペインのクリスマス・キャロル「リウ・リウ・チウ」 23. コンラート・コッヘル:年老いた人々が喜んで 《第9の訓戒》 24. アガサ・クリスティ:反抗的なロバ(朗読) 25. フランシス・ウェイド(1711-1786):神のみ子は今宵しも 《賛歌》 26. メンデルスゾーン:天には栄え
※録音:2016年2月27日-3月1日 ハンブルク 聖ゲルトルート教会(キャロル), 2016年4月14日 ミュンヘン イサルクラング(訓戒) ---------- 「Festival of Nine Lessons and Carols」とは、毎年クリスマス・イヴにチャペルで行う""聖書の朗読とクリスマス・キャロルの夕べ」のこと。100年以上も前から英国の人々のイヴの準備のための式典として親しまれてきましたが、1928年にキングズ・カレッジ聖歌隊が行ったこの「夕べ」の模様は世界中に放送されたことで多くの人々から注目されました。このアルバムでは、ハンブルク新児童合唱団がこの伝統に基づいて、聖書から9つの聖句を選び、美しい合唱を交えながら全体を一つの物語として構築、幻想的なクリスマス物語を創り上げています。お馴染みの曲や耳にしたことのない古く珍しい曲(いくつかの曲はキングズ・カレッジ合唱団のメンバーによってアレンジされています)、そしてこのアルバムのためにハンブルクの作曲家ブルーニが書き起こした「静かな海」(トラック20)も加えた素晴らしい1枚です。
ルフス・ベック(朗読)/ハンブルク新児童合唱団/イェンス・バウディッツ(指揮)
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