1-5. ミサ曲 第2番〈キリエ/グローリア/クレド/サンクトゥス/アニュス・デイ〉 6. アヴェ・マリア 7. 主の御保護のもとに 8. マリアは天に昇らされたまいぬ 9-13. 最美なるミサ〈キリエ/グローリア/クレド/サンクトゥス/アニュス・デイ〉 14. 主の大いなる御名を 15. 賛美の歌を響きかせよ
※録音:2015年5月31日-6月2日 ポーランド ヴィトルト・ルトスワフスキ,ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック レッド・ホール ---------- バロック期のポーランドを代表する作曲家の一人、ペンキェル(不祥-1666頃)は、古都クラクフからワルシャワへと王宮が移転したばかりの1633年頃のワルシャワ宮廷礼拝堂に仕え、最初はオルガニストとして宗教音楽を担当した人です。1654年にスウェーデンがポーランドに侵攻した際はウィーンに逃れ、その後は1658年からヴァヴェル城大聖堂の音楽監督も務め、数多くの作品を残しています。見事なポリフォニーに支えられた彼の作品のいくつは、ウプサラ大学の図書館に保存されており、当時のポーランドの音楽を研究するために役立っています。指揮者コセンジャクはこの楽譜を丹念に研究し、時代考証を踏まえながら、実際の音として再現。ペンキェルという作曲家を知るための手引きとして最適のアルバムです。
アルドーナ・バルトニク (ソプラノ)/マシュー・ヴェナー(カウンター・テナー)/マシェイ・ゴスマン(テノール)/トマシュ・クラル(バス)/ヤロミール・ノセク(バス)/アンジェイ・コセンジャク(指揮)
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