[CD1] (1) ミサ曲 イ長調 BWV 234 (2) ミサ曲 ト長調 BWV 236
[CD2] (1) ミサ曲 ト短調 BWV 235 (2) ミサ曲 ヘ長調 BWV 233
[1h 50:00]
※録音:2006年1月、5月/リブレットはついていません。 ---------- ユングヘーネルによる、バッハの珠玉のミサ曲の登場。声楽メンバーも大分入れ替わった、新生カントゥス・ケルンによる声楽は、時に幻想的な美しさに満ち、時に刺すように鋭く、えもいわれぬ神々しさに満ちています。以前に増して表情豊かになっています。[CD2]におさめられているミサ曲ト短調は、名作の誉れ高い作品。なんともいえぬ優しさに満ちた冒頭の器楽による前奏はこの世のものとは思えない美しさです。歌が始まると一転、余計なものがそぎ落とされたストイックな声部間の掛け合いにハッとさせられます。厳かにして美しい、名演です。
コンラート・ユングヘーネル(指揮)カントゥス・ケルン / ザビーネ・ゲッツ、ガブリエーレ・ヒエルダイス(ソプラノ) / エリサベス・ポピエン、アレクサンダー・シュナイダー(アルト) / ヴィルフリード・ヨッヘンス、ハンス・イエルク・マンメル(テノール) / ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ、セバスティアン・ノアック(バス)/Cantus Colln
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