1. アレルヤ 2. 見よ、花婿がやってくる 3. 婚礼の部屋‐キエフ聖歌 4. 婚礼の部屋 5. 栄光の使徒たちは 6. 主人のもてなし‐ズナメニ聖歌 7. 主人のもてなし 8. 神秘の晩餐‐ズナメニ聖歌 9. 神秘の晩餐 10. 高貴なるヨセフ 11. 賢明なる盗賊 12. お母様、私を嘆かないでください‐ズナメニ聖歌 13. お母様、私を嘆かないでください 14. 立ちたまえ、おお神よ‐ズナメニ聖歌 15. 立ちたまえ、おお神よ 16. 全ての死を免れぬ肉よ、沈黙せよ
※録音 2014年10月28-30日,2015年1月3日,2016年1月13日 USA ニューヨーク,ホリー・トリニティ大聖堂 ---------- ロシアの作曲家、音楽教師シテインベルク(1843-1946)はリムスキー=コルサコフの愛弟子であり、1908年には師の娘ナジェージダと結婚し、その作風を受け継いだ人です。保守的な路線を貫いたため、ほとんどジダーノフ批判にさらされることもなく、1934年から1939年の間にはレニングラード音楽院の院長を務めるなど、近代ソ連の音楽発展に寄与しました。しかし、その穏健さが却って忘れられる原因となり、現在ではほとんどその作品を耳にする機会はありません。この「受難週間」も長い間楽譜が散逸していた合唱曲で、作曲されたのは1920年から1923年頃と推測されています。スラブ聖歌に基づく無伴奏合唱は、ラフマニノフの「晩祷」を思わせる力強さを備えた感動的な典礼音楽になっています。 ※日本語帯なし
クラリオン合唱団/フォックス
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