シューベルト: 夜の明るさD892 4つの4 重唱曲D983より「夜」 月の光D875、墓と月D893 さすらい人D649 愛の精D747 精霊の踊りD494 ゴンドラの乗り手D809 夜と夢D827 4つの4 重唱曲D983より「輪舞に寄せて」 セレナードD920 R.シュトラウス: 5つの小品Op.3より第1 曲アンダンテ 夜更けの船でOp.56-3 セレナーデOp.17-2 夢の光TRV270 密やかな誘いOp.27-3 フランツ・アプト(1819-1885):夕べの鐘
※録音:2015年 [61:05] ---------- 「夜」や「夢」はドイツ・ロマン主義において好まれた題材の一つでした。アルバムのタイトルにもなっているシューベルトの「夜と夢」は、シューベルトの歌曲の中でも最も美しい作品の一つ。オーストリアの作家マティウス・フォン・コリンの短い詩を用いたもので、静かに心が震えるような美しい旋律が印象的。そして恋する女性の窓辺に立って男性が愛の歌を歌うというのが習慣のセレナーデ。多くの作曲家がそのロマンティックな情景に魅せられて作品を書いています。R. シュトラウスの「セレナーデ」もそのひとつで、きらめくピアノ伴奏とともに歌われる官能的な旋律が聴きどころ。このアルバムでは、男声合唱のウィル・カントが、見事なアンサンブルそして各人のソリストとしての輝かしい声で、魅力的な夜を演出しています。
ウィル・カント(男声アンサンブル)[アンドリュー・レプリ・マイヤー(テノール)、オ・ヤンムン(テノール)、アンドレアス・ブルクハルト(バリトン)、リストフ・ハルトコプフ(バリトン)、ヴォルフガング・クローゼ(バス)] / マックス・ハンフト(ピアノ)/VirCanto
|