バックージ:ある日、聖なるパレスに サビーノ:楽しい気持ちが起きるところで ヴェッキ:すべての風がやみ ガブリエーリ:もしも小鳥たちが歌い プレーティ:踊りにおいで、乙女たち マレンツィオ:優美な乙女と恋する牧人たち デ・マック:野をさまよう乙女たち コロンバーニ:ドーリが姿を現し カヴァッチョ:ドーリがここに来て スタービレ:西風が戻る間に ボッツィ:美しいブナの木陰で マッサイーノ:花咲く岸辺で マッテーオ・アゾラ:緑の海岸で エレミータ:海岸はエメラルド色だった デ・モンテ:澄んだ清流の途中で クローチェ:草と花々の間で アンドレア・ボニーニ:楽しげな愛らしい娘が ストリッジョ:乙女と牧人たちだった フローリオ:とても薄いヴェール レオーニ:羊飼いの言葉遣いの アネーリオ:うす暗い洞窟の中で ゼルト:銀色に光る岸辺 ジョヴァンネッリ:おまえが現れた時、ああ優雅で愛しいドーリよ コスタ:この周囲の物陰で ベルターニ:この物陰とそよ風にドーリは バルビ:牧人と乙女たちが ジャコモ・ガストルディ:澄んだ清流のささやきに ポルタ:朝の曙光の訪れに パレストリーナ:第三天[金星天]から
※録音:2013年9月10日-13日、アスコット・プライオリー(バークシャー、イギリス) ---------- 長きにわたりア・カペラ界を牽引し続ける6人の英国紳士たち、キングズ・シンガーズが歌う、イタリアのマドリガーレ選集「ドーリの勝利」!「ドーリの勝利」は、1592年にアンジェロ・ガルダーノにより曲集としてまとめられ、ヴェネツィアの貴族レオナルド・サヌードに献呈、出版が行われたマドリガーレ選集。ヴェッキ、ガブリエリ、マレンツィオ、ストリッジョ、アネリオ、そしてパレストリーナなど、イタリア・ルネサンス時代を代表する29人の巨匠たちの傑作が収められた、音楽史的観点からも重要なマドリガーレ集なのである。イギリス・ルネサンス時代の「オリアーナの勝利」(SIGCD 082)で見事な演奏を聴かせてくれたキングズ・シンガーズ。イタリアのマドリガーレ選集「ドーリの勝利」でも、イギリスが誇るア・カペラ界の王様たちが、素晴らしきハーモニーを披露してくれることでしょう。
キングズ・シンガーズ〔デイヴィッド・ハーリー(カウンターテナー)、ティモシー・ウェイン=ライト(カウンターテナー)、ポール・フェニックス(テノール)、クリストファー・ブルーアートン(バリトン)、クリストファー・ガビタス(バリトン)、ジョナサン・ハワード(バス)〕/The King's Singers
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