ヴィエルヌ:荘厳ミサ曲 Op.16 プーランク:アッシジの聖フランチェスコの4つの小さな祈り S.142 メシアン:おお聖餐よ プーランク:悔悟節のための4つのモテット S.97 ラングレ:荘厳ミサ曲
※録音:2014年15日-17日、ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ礼拝堂 ---------- 17世紀後半、1670年代から礼拝での役目を担うなど、300年以上という長き歴史と伝統を誇る世界有数の聖歌隊、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団。Chandos専属録音となるセント・ジョンズ・カレッジ合唱団の最新作は、ルイ・ヴィエルヌとジャン・ラングレが作曲したそれぞれの「荘厳ミサ曲(ミサ・ソレムニス)」に、オリヴィエ・メシアン、フランシス・プーランクの小品の組み合わせたフランスの宗教合唱作品集。ヴィエルヌとラングレの荘厳ミサ曲は、ヴィエルヌのオルガンの教師であったシャルル=マリー・ウィドールのミサ曲嬰ヘ短調Op.36との共通点が見られる作品。しかし、どちらも幼い頃に視力を失い、パリ音楽院で学び、パリの主要な教会で名オルガニストとして活動した二人は、より近代的で色彩的なオルガン書法を用いている。名合唱指揮者アンドルー・ネスシンガの下、歴史が紡いできた豊かな男声と清らかなボーイ・ソプラノで、20世紀初期フランスの神聖なる合唱音楽を聴く。
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団、アンドルー・ネスシンガ(指揮)、エドワード・ピクトン=ターバーヴィル(オルガン)/Choir of St John’s College, Cambridge, Andrew Nethsingha(cond)
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