パチェッリ:来れ、キリストの花嫁 アネリオ:ようこそ天の女王 パチェッリ:祝福された乙女マリア ベルトルージ:天の女王 アネリオ:聖母マリアのためのリタニア アネリオ:ミサ・プルクラ・エス ベルトルージ:どうか、あなたの口の口づけをもって ベルトルージ:私は野の花 パチェッリ:王が宴におられる間に
※録音:2013年11月、聖オルバン教会(ホルボーン、ロンドン) ---------- ザ・シックスティーンとアソシエイト・コンダクターのイーモン・ドゥーガンのコンビによる「ポーランドの合唱作品シリーズ」。17世紀ポーランドの知られざる作曲家、バルトウォミェイ・ペンキエル(fl.1633-1670)の「ミサ曲《ロンバルデスカ》」(COR16110)に続くシリーズの第2弾は、東欧ポーランドの宮廷で活躍した3人のイタリアの音楽家たち。国王ジグムント3世が治めるポーランドの王室礼拝堂に招かれた3人のイタリアの巨匠、アスプリリオ・パチェッリ(1570-1623)、ヴィンチェンツォ・ベルトルージ(c.1550-1608)、ジョヴァンニ・フランチェスコ・アネリオ(c.1567-1630)。ジグムント3世、ヴワディスワフ4世時代のポーランドの王室礼拝堂は、当時のヨーロッパで屈指の栄華を誇っており、その地で中心的役割を担ったイタリア人音楽家たちの知られざる宗教合唱作品が、ザ・シックスティーンの高貴なるハーモニーで明らかとなる。イタリアの巨匠たちの到着が告げた、ポーランドの宗教音楽の新たな夜明け。ザ・シックスティーンがポーランドの音楽史を丁寧に紐解いてゆく。
ザ・シックスティーン、イーモン・ドゥーガン(指揮)/The Sixteen,Dougan(cond)
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