1. カンタータ「聖ニコラス」Op.42 2. 聖チェチリア賛歌Op.27 3. 神の子羊を喜べOp.30
※録音:2012年6月、2013年1、5月/ケンブリッジ・キングズ・カレッジ・チャペル[CD (44.1kHz 16bit ステレオ),SACD (2 層/2.0 ステレオ&マルチチャンネル5.1 サラウンド),24bit 96kHz PCM,76’ 32”] ---------- 今年が生誕百年だったブリテンの素晴らしい録音が彼の生地イギリスからリリースされました。1948年作のカンタータ「聖ニコラス」は演奏時間50分に及ぶ大作で、ピアーズと作曲者自身による1955年録音が決定盤とされていますが、パイプ・オルガンの壮麗な響きと分厚い合唱が録音の良さで、真価を発揮しました。
ディスクは2枚入っていますが、1枚は44.1kHz 16bit ステレオの通常CD。もう1 枚は2 層/2.0 ステレオ&マルチチャンネル5.1 サラウンドのSACD。ケンブリッジ・キングズ・カレッジのチャペルの音響も素晴らしく、合唱の醍醐味を満喫できます。 「聖ニコラス」とはサンタクロースのことで、その生涯を描いた感動作。クリスマスにもピッタリの内容と申せましょう。ブリテンの宗教合唱作品はいずれも讃美歌調で美しいですが、「神の子羊を喜べ」ではブリテンならではのおどろおどろしい闇を垣間見せてくれます。男声合唱の魅力をたっぷり味あわせてくれるケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団。名門ならではの品と誇りに満ち、絶品です。
アンドルー・ケネディ(Ten)、スティーヴン・クレオベリー (指) ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団、ブリテン・シンフォニア、ソーストン・ビレッジ大学合唱団、クムズ合唱団
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