ジョン・タヴァナー(c.1490−1545): ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス(ミサ曲 《汝三位一体に栄光あれ》 ) 1. グローリア 2. クレド 3. サンクトゥス&ベネディクトゥス 4. アニュス・デイ
5. 4声のためのマニフィカト/ 6. 5声のためのマニフィカト/ 7. 6声のためのマニフィカト ---------- 私たちタリス・スコラーズの結成40周年を、タヴァナーの 《ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス(汝三位一体に栄光あれ)》で祝うことにしました。なぜなら、これはイギリスでこれまでに書かれたもっとも偉大な作品のひとつであり、私たちが自ら作り上げてきたレパートリーを完璧に代表するものであると、信じているからです。この曲はまた、歌うのが目を見張るほどむずかしく、歌手たちにはきわめて高度な専門技術が要求されます。タリス・スコラーズがポリフォニー音楽に献身しながら、40年にわたって成し遂げてきたものを披露するのに、これ以上にふさわしい作品はないと、私は感じました。タヴァナーの芸術の、そしてまた私たち自身の芸術の、集約なのです。 ピーター・フィリップス(日本語訳:SOREL)
2013年、特別なアニヴァーサリー、『結成40周年』を迎えたルネサンス・ポリフォニーのパイオニアたち、タリス・スコラーズ。1973年にピーター・フィリップスによって結成されたタリス・スコラーズが、『結成40周年』を記念するために選んだプログラムは、イギリス・ルネサンスの巨匠タヴァナーの「ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス」。タリス・スコラーズは、その歴史の最初期の1984年にタヴァナーの「ミサ・グロリア・ティビ・トリニタス」のレコーディングを行っており、この『結成40周年』記念盤は、アンサンブルが歩んだ40年間の歴史そのものであり、まさに満を持して送り出す""特別な新録音""なのである。ルネサンス・ポリフォニーのパイオニアたち、その40年間の歴史をタヴァナーの傑作と最高のハーモニーが祝う。
タリス・スコラーズ/Tallis Scholars
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