ミサ曲《おお、大いなる神秘》 日の出より日が地に沈むまで すべての国々よ、主に向かいて歓呼せよ われはわが目を御身に対し上げ奉りぬ めでたし、天の女王 《ソロモンの雅歌》より わが愛する方はわれにとり、ああ, わが愛する方よ, 御身は美し、王はわれを酒倉に連れてゆき 第5旋法によるマニフィカト まさに神は世界を固めたまいぬ 立ちあがれ、輝け、イェルサレムよ
※録音:2013年1月 聖アルバン・ザ・マーター教会(ロンドン) ---------- 第1巻「聖母マリアを称えた音楽」、第2巻「降誕節(クリスマス)の音楽」、第3巻「イースター(復活祭)」と続いてきたジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナの偉大なる芸術に敬意を表するザ・シックスティーンとハリー・クリストファーズの""パレストリーナ・プロジェクト""。待望の第4巻は再び「クリスマスのための音楽」がテーマ。メインは知られざる大作、『ミサ曲「おお、大いなる神秘(ミサ・オー・マニュム・ミステリウム)」』!自作の5声のモテットに基づくパロディ・ミサである『ミサ曲「おお、大いなる神秘」』、クリスマスの朝に歌われるイムヌス「日の出より日が地に沈むまで」、教皇グレゴリウス13世に献呈された「ソロモンの雅歌(5声のモテトゥス集第4巻)」からの音楽、二重合唱のためのモテット3作品など、パレストリーナの卓越した作曲技法が最大限に発揮されたプログラムは、時代考証や楽曲研究の成果が反映された前3作にも増して魅力的なプログラム。類稀なる美しさを湛えるパレストリーナの極上のポリフォニーを、ザ・シックスティーンの至上のハーモニーで。
ザ・シックスティーン、ハリー・クリストファーズ(指揮)/The Sixteen、Christophers(cond)
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