バード(c.1540-1623):アヴェ・ヴェルム・コルプス/ 5 声のためのミサ〔キリエ・エレイソン、グローリア・イン・エクセルシス・デオ、クレド、サンクトゥス&ベネディクトゥス、アニュス・デイ〕 トマス・タリス(c.1505-1585):サルヴァトール・ムンディ(Ⅰ)、断食し涙しながら トーマス・モーレイ(1557-1602):ノロ・モルテム・ペッカトーリス ギボンズ(1583-1625):手を共にたたこう ロバート・ホワイト(c.1538-1574):ポルティオ・メア、クリステ・キ・ルクス・エ・ディエス(Ⅳ) タヴァナー(c.1490-1545):おおすばらしき栄光 コレッリ(1653-1713):ヴァイオリン・ソナタop.5(リコーダー版)
※録音:2012年11月 ---------- 美しいア・カペラで世界を感動させている、若手声楽アンサンブル、スティレ・アンティコ。最新盤は、チューダー朝の教会音楽集です。中でも注目なのが、バードの5声のミサ曲。バードはイギリスが国教会にあった時代、カトリックの信念を貫きました。この5 声のラテン語のミサ曲には、彼の信仰心が色濃くあらわれており、ルネサンスの声楽作品中でも屈指の名作とされています。また、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」も純粋な美しさに満ちています。スティレ・アンティコの透明感のある歌声と、抜群の音程感覚が、ルネサンスの巨匠たちによる声楽作品を美しく響かせています。美しい録音もポイントです。
スティレ・アンティコ/Stile Antico
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