[SACD] モーツァルト:レクイエム(ジュスマイヤー版&補作) [CD] モーツァルトのレクイエムについて(オーディオ・ドキュメンタリー)
※録音:2011年6月26-27日、9月27日キングズ・カレッジ聖堂(ケンブリッジ) ---------- イギリスの名門「ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団」の、自主レーベル「THE CHOIR OF KING'S COLLEGE」の第2 弾アルバムはモーツァルトのレクイエム。ソリストにソプラノのエリン・マナハン・トーマス、クリスティーヌ・ライス、テノールのジェイムス・ギルクリスト、バリトンのクリストファー・パーヴス、そしてエンシェント室内管弦楽団を迎え、美しい音響に定評のあるキングズ・カレッジ聖堂で収録されました。モーツァルト自身はレクイエムを完成することは出来ませんでしたが、弟子のジュスマイヤーが補筆完成。しかし後世ジュスマイヤーの補作に異論を唱える声が多く上がり、様々な人がこの大作の再構築を試みています。ここでは、ジュスマイヤー版を基本に、「アーメン(フーガ)」をC. リチャード・F. モンダー、「サンクトゥス」をR. レヴィン/F. バイヤー、「ベネディクトゥス」をD. ドゥルース、「クム・サンクティス・トゥイス」はR. レヴィン、「ラクリモサ」をイギリスの現代作曲家マイケル・フィニスィー(1946-) が補作した版を用いています。またボーナスCD には、ソプラノのエリン・マナハン・トーマスがモーツァルトのレクイエムについて解説したトラックが収録されています。厳かで透明感があるケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団と独唱陣の感動的な歌唱が溶け合った天上の美しいハーモニーを聴かせてくれます。また3rd アルバムではブリテンの「聖ニコラス」が予定され、今後の活動にも注目が集まります。
スティーヴン・クレオベリー(指揮)、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団/ほか
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