トマス・タリス(1505-1585) 1. 「汝のほかにわれ望みなし」(スペム・イン・アリウム) グレゴリオ・アレグリ(1582-1652) 2. ミゼレーレ ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736) スターバト・マーテル 3. Stabat mater dolorosa 4. Cuius animam gementem 5. O quam tristis et afflicta 6. Quae moerebat et dolebat 7. Quis est homo qui non fleret 8. Vidit suum dulcem natum 9. Eia, mater, fons amoris 10. Fac ut ardeat cor meum 11. Sancta mater, istud agas 12. Fac ut portem Christi mortem 13. Inflammatus et accensus 14. Quando corpus morietur ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト - Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791) 15. アヴェ・ヴェルム・コルプス K. 618 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750) / シャルル=フランソワ・グノー(1818-1893) 16. アヴェ・マリア(声楽と管弦楽編) セザール・フランク(1822-1890) 17. 「天使の糧」(パニス・アンジェリクス) ---------- 世界で最も愛されている「神聖な作品」の幾つかがこのアルバムに収録されています。例えばアレグリのミゼレーレはずっと門外不出でしたがモーツァルトが一度聴いて覚えてしまったというエピソードは有名ですし、バッハの平均律(鍵盤楽器のための一種の練習曲)に、グノーが妙なる旋律を載せて生まれた究極の名曲「アヴェ・マリア」は耳にしたことがない人はいないでしょう。他にも心洗われる名作「天使の糧」や夭折の天才ペルゴレージの「スターバト・マーテル」、混じり気のない美しさを誇るタリスの「汝のほかにわれ望みなし」、美しい旋律のくせに歌われている言葉はかなり悲惨なモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。あまりの美しさに言葉を失います。
サマリー/ハラーシュ/ヴィルトナー/コヴァーチ
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