フィリップス:8声のカンツィオネス・サクレ集(1613)より
※録音:2012年1月5日-7日、セント・オールバンズ教会(ロンドン) ---------- ピーター・フィリップス(1560/1-1628)は、イングランドに残ったウィリアム・バードとは反対に、ローマ・カトリックの信仰を貫くために、その生涯の大半をブリュッセルなどネーデルラントで過ごしたイギリスの作曲家。1613年に出版された「8声のカンツィオネス・サクレ集」からのモテットは、分割合唱様式(複合唱)や金管楽器の響きなど、イタリアのガブリエリやモンテヴェルディを思わせる作風が特徴。
ロイヤル・ホロウェイ合唱団、イングリッシュ・コルネット&サクバット・アンサンブル、ルパート・ゴフ(指揮)/Royal Holloway Choir、The English Cornett and Sackbut Ensemble、Gough(cond)
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