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価格(税込み) |
10423014
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輸入盤
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Villeneuve, Dieuaide & Caillat:聖チェチーリア・ミサ −合唱と打楽器のための
[ARB]
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(在庫1SET)
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Villeneuve, Dieuaide & Caillat: 'Messe de Sainte-Cecile' for Chorus & Percussion
Ensemble Vocal Stephane Caillat/Eve Payeur
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10303007
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輸入盤
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ギョーム・デュファイ:イタリアへの道 - Guillaume Dufay Voyage en Italie -
[ARCANA ]
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(在庫2SET)
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ギョーム・デュファイ:人にとって最もよきものSupremum est mortalibus bonum(3声)(モテトゥス) プレポジトゥス・ブリクシエンシス:おお、親切な人O Spirito genti(バラード) バルトロメオ・ダ・ボローニャ:私は死にたいMorir desio(バラード) ベルトランド・フェラグッチ:Excelsa civitas Vincencia(モテット) ギョーム・デュファイ:あの気高い額のお方が天国にQuel fronte signorille in paradiso(3声) ギョーム・デュファイ:まこと隠れもない貴公子の名を讃えC'est bien raisonde deboir essaucier(3声)(シャンソン/バラード) 作曲者不詳(イタリア):ベルフィオーレBelfiore(舞曲) アントニウス・デ・チヴィターテ:麗しき花フィレンツェ/喜べ幸福なるドミニコ会士よO felix flos Florentia/Gaude felix Dominice(モテット) ギョーム・デュファイ:喜べ、ビザンツ帝国の妃Vasislissa ergo gaude(4声)(モテット) ギョーム・デュファイ:おお、聖セバスティアヌスよ/おお、殉教者セバスティアヌスよO sancte Sebastiane/O Martyr Sebastiane(モテット) ギョーム・デュファイ:天は称賛にわき立ちExultet celm laudibus(3声)(ヒューム) ギョーム・デュファイ:このフィレンツェの町はMirandas Parit(モテット)/おお、イスパニアの後裔/おお、イスパニアの星O proles Yspanie/O sidus Yspanie(4声)(モテット)
ラ・レヴェルディ
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10506016
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輸入盤
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クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):マドリガーレ集第6巻(1614) - Claudio Monteverdi : Il Sesto Libro De Madrigali -
[ARCANA ]
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(在庫1SET)
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アリアンナの嘆き(オペラより) 西風が帰り、美しい季節を運ぶ すべての内のただ一人の女 さようなら、美しいフロリダ 愛する女の墓で流す恋人の涙 ああ、美しいその顔 ティルシ、何を笑う 哀れなアルチェーオよ エルガストの涙 静かな川のほとり
Lamento D'arianna Lasciatemi morire O Teseo, Teseo mio Dove, dove e la fede Ahi, ch'ei non pur risponde Zefiro torna e'l bel tempo rimena Una donna fra l'altre A Dio Florida bella Sestina [Lagrime d'Amante al Sepolcro dell'Amata] Incenerite spoglie Ditelo voi Dara la notte il sol Ma te raccoglie O chiome dor Dunque amate reliquie Ohime il bel viso Qui rise Tirsi Misero Alceo <>qui pianse Ergasto Presso un fiume tranquillo
リナルド・アレッサンドリーニ(チェンバロ&指揮)、コンチェルト・イタリアーノ
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9812087
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輸入盤
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聖ニコラウスの夜/ラ・レヴェルディ - La Nuit De Saint Nicholas -
[ARCANA ]
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(在庫1SET)
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(1) インヴィタトリウム「永遠なる王を崇めまつろう」 (2) アンティフォナ「まことに高貴なる家系の生まれゆえ」/詩編1「いかに幸いなことか」 (3) アンティフォナ「菩良なる槙み深さに満ち」/詩編3「主よ、わたしを苦しめる者は」 (4) アンティフォナ「神の召使ニコラウスは」 詩編4「呼び求めるわたしに答えてください」 (5) レクツィオ1「ニコラウスはパターラの高貴なる家に生まれ」 (6) レスポンソリウム「ある日、恐ろしい嵐に襲われた船乗りたちは/突然何者かが現れ呼びかけた」 (7) 天の声(クラウディア・カファー二作曲) (8) レクツィオH「ミラの司祭が亡〈なったとき」 (9) レスポンソリウム「神の聖証者ニコラウスは/彼はまことに優しく」 (10) レクツィオH「ある日、突然の嵐に苦しんだ船乗りたちは」 (11) レスポンソリウム「彼の基から/人々は押し寄せ」/プローサ「油のおかげで」 (12) オルガヌム「彼の基から」 (13) アンティフォナ「おお、最大の賞賛に値するお方よ」/詩編扁150「聖所にて神を賛美せよ」 (14) レスポンソリウム「聖ニコウラスの名を間くとすぐ/あらんかぎりの声で」 (15) アンティフォナ「雄弁にして慈愛に満ちたニコラウスよ」/ベネディクトゥス「神にみ恵みあれ」 (16) アンティフォナ「おお、慈悲に満ちたキリストよ」/マニフィカト (17) オラツィオ「かくして喜びあれ」/「神の召使ニコラウスは」(ファンシャルの聖ゴドリク作曲) ---------- サンタクロースのモデルとされる聖ニコラウスは、4世紀初めに小アジアのミラという村(現在ではトルコのムグラ村)で活動でしていた有名な司祭であった。クリスマスのシンボルにされるまで、聖ニコラウスは船乗り、香水商人、質屋、処女、未婚女性〓少年合唱団の守護聖人であった。聖ニコラウスの祝日は12月6日である。当アルバムは、中世における「司教にして聖証者である聖ニコラスのための日課」の一部を再現する試みである。14世紀の高名な写本「ザルツプルクのアンティフォナ集」をもとに構成されており、各曲の出典はケンプリッジ大学図書館所蔵の写本ほか全部で7つ。ラ・レヴェルディにしてはいくぶん華やかさを抑えた濱奏だが、クリスマスにはふさわしい雰囲気である。
ラ・レヴェルディ(ロベルト・スプレムッリ監修) / イ・カントーリ・グレゴリアーニ
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11807017
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輸入盤
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ペルゴレージ:ミサ曲 ニ長調/ディグナス・ラウデス・レソネムス - PERGOLESI, G.B.: Mass in D Major / Dignas laudes resonemus -
[ARCANA ]
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(在庫1SET)
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ミサ曲 ニ長調 1. Kyrie 2. Gloria in excelsis Deo 3. Laudamus te 4. Gratias agimus tibi 5. Domine Deus 6. Qui tollis peccata mundi 7. Quoniam Tu solus Sanctus 8. Cum sancto spiritu
モテット「Dignas laudes resonemus 然るべき賛美を歌いましょう」 9. Dignas laudes resonemus 然るべき賛美を歌いましょう 10. Recitative: O me felicem おお、なんて幸せな私 11. Aria: Sto in calma summae pacis 私は最高の平和の上に穏やかに立つ 12. Recitative: O virgo dolorosa 悲しみの聖処女よ 13. Aria: Quot procellae, quot horrores たくさんの嵐、たくさんの恐怖 14. Recitative: O sacra et vera fides おお信仰よ、神聖と真実 15. Aria: In ipsa laeta spero 彼女の幸せに私の希望を見出す 16. Recitative: O praesidium suave 穏やかな守護者、私たちの救い 17. Duet: Te Fili contemplando あなたはわが息子 18. Dignas laudes resonemus 然るべき賛美を歌いましょう
※録音 2016年5月18-19.21-22日/Aula Magna of Collegio Ghislieri, Pavia, Italy ---------- 2018年の春、新聞や音楽誌を騒がせたペルゴレージの新発見作品「ミサ曲 ニ長調」。およそ300年ぶりに発見されたと話題になりましたが、実際には2016年にすでにジュリオ・プランディの指揮で演奏、録音されていました。畢生の名作「スターバト・マーテル」を書き上げ、結核のため26歳でこの世を去ったペルゴレージは、その短い生涯の間に10曲ほどのオペラとカンタータ、器楽曲などを残しました。死後に人気が出たため、いくつもの偽作が出回りましたが、この作品は1733年から1734年頃に作曲された真作。ヨーロッパ全域の図書館に散らばっていた楽譜を音楽学者たちが継ぎ合わせて再現したものです。アルバムにはもう1曲、ペルゴレージの知られざるモテット「Dignas laudes resonemus」を収録。ペーターゼン、フマガッリら実力派歌手をソリストに据え、2018年に創立15周年を迎えるギスリエーリ合唱団&コンソートが2つの傑作を演奏、ペルゴレージの知られざる側面を明らかにしています。
マルリス・ペーターゼン(ソプラノ)/マルタ・フマガッリ(アルト)/ジュリオ・プランディ(指揮)/ギスリエーリ合唱団&コンソート
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11807018
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輸入盤
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モンテヴェルディ:4声の無伴奏ミサ曲/グローリア/聖母マリアの嘆き - MONTEVERDI, C.: Messa a 4 voci da cappella / Gloria / Pianto della Madona (Monteverdi in San Marco) -
[ARCANA ]
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(在庫1SET)
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1-6. モンテヴェルディ:4声の無伴奏ミサ曲 7. モンテヴェルディ:7声のグローリア(器楽伴奏) 8. マリーニ(1594-1663):シンフォニア 9. モンテヴェルディ:聖母マリアの嘆き SV288 10. モンテヴェルディ:聖母のための連祷 SV204
※録音 2017年6月24-27日/San Pietro, Belluno, Italy ---------- イタリア・バロック音楽の中心地の一つであったヴェネツィアのサン・マルコ寺院。16世紀から18世紀にかけて著名な音楽家が楽長、オルガニストを務めたことで知られています。モンテヴェルディもその一人で、1613年に楽長に任命されるやいなや、様々な理由で力を失っていた合唱隊と器楽隊の立て直しを図った功績が讃えられました。モンテヴェルディの声楽曲で多く用いられる「複合唱=複数の声部が互いに掛け合いを行う手法」は、サン・マルコ寺院の対面するバルコニーを想定して書かれたともされ、その劇的で華やかな作風は当時の聴衆たちにも感銘を与えました。モンテヴェルディの死後に発表された「4声の無伴奏ミサ曲」は声のみのために書かれた壮麗な作品で、「グローリア」と同じくモンテヴェルディの高度な作曲技法を伺い知ることができます。有名な「アリアンナの嘆き」を宗教曲に書き換えた「聖母マリアの嘆き」も聴きどころ。ルネサンスからバロック期の声楽曲を得意とするアンサンブル「オデカトン」による演奏です。
オデカトン/パオロ・ダ・コル(指揮)/ほか
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12108009
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輸入盤
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ジョスキーノ〜イタリアのジョスカン・デ・プレ - JOSQUIN DES PREZ: Choral Music (Giosquino - Josquin Desprez in Italia) -
[ARCANA ]
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(在庫1SET)
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1-2. 自然の摂理に逆らって Part I Part II 3-5. ミサ曲「フェラーラ公エルコーレ」(抜粋) Kyrie Gloria Credo 6-7. 御身ただ一人奇跡をなす者 Prima pars Secunda pars 8-9. ミサ曲「フェラーラ公エルコーレ」(抜粋) Sanctus Agnus Dei 10. ずっと前からあなたは私の幸運の女神 11-12. おお、いと聡明なる乙女 Prima pars Secunda pars 13. 汚れなく、罪なく、貞節なるマリア(5声) 14. ラ・ベルナルディーナ(室内アンサンブル編) 15. サルヴェ・レジーナ 16-17. 輝ける天が命じた Prima pars Secunda pars 18. 12声のインヴィラータ
※録音: 13-17 October 2020, Abbazia di Santa Maria, Follina, Treviso, Italy [77:17] ---------- [ジョスカンの活躍地イタリアの精鋭が結集!記念年を飾る本格アルバム]15〜16世紀の欧州を席巻したフランス=フランドル楽派の中でも特に重要なジョスカン・デプレは、レオナルド・ダ・ヴィンチを筆頭に偉大なルネサンス画家たちが活躍した頃のイタリアで長く活躍しました。生前の名声は楽譜出版社を通じて歿後もなお長く保たれ、後代のイタリア音楽の発展にも大きな影響を及ぼしています。かの地の言葉で「ジョスキーノ」の愛称をもって知られ、イタリア音楽史上に残る重要作曲家の一人にもなったこの大家が歿後500年を迎えた2021年、同国でもとくにルネサンス以前を得意とする四つのアンサンブルがここに結集。ミラノに拠点を置くArcanaレーベルを通じて、イタリアでのジョスカンの活躍を作品で辿る、記念年にふさわしいアルバムを制作しました。パレストリーナからモンテヴェルディまで16〜17世紀のポリフォニー作品の解釈で知られるパオロ・ダ・コルの指揮のもと、ミラノのスフォルツァ家やフェラーラのエステ家、ローマ教皇庁などとの繋がりを検証しながら入念に選ばれた多声音楽は、男声で固められたア・カペラで味わい深く奥行きを持って響くだけでなく、時には器楽を添えた重厚なサウンドもあり。中世音楽に豊富な実績をもつラ・レヴェルディの三人による擦弦・撥弦の重なりも絶妙で、各プレイヤーの音使いを空間の響きとともに的確に収めたArcanaならではのエンジニアリングが光ります。最新研究に基づく解説も読み応え充分。なお、このアルバムは2021年4月29日に急逝した、イタリアで活躍したオランダ出身の伝説的オルガン奏者リウヴェ・タミンハの思い出に捧げられています。
オデカトン(声楽アンサンブル) / ジェズアルド・シックス(声楽アンサンブル) / ラ・レヴェルディ(リュート、レベック、ハープ) / ラ・ピファレスカ(ショーム2、サックバット2) / パオロ・ダ・コル(指揮)/Odhecaton, The Gesualdo Six, Da Col
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12206018
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輸入盤
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グランディ:声楽アンサンブル作品集 - GRANDI, A.: Vocal Ensemble Music -
[ARCANA ]
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(在庫1SET)
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アレッサンドロ・グランディ - Alessandro Grandi (1586-1630) : 1. 10声のマニフィカト 2. 主よ、わたしは心を尽くして祈りを捧げる 3. 主は言われた 4. 主を畏れる者は幸いである(3声) 5. 主は言われた 6. 讃えよ、主に従う者たちよ 7. 主を讃えよ 8. 主よ、わたしは心を尽くして祈りを捧げる(3声)
ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー - Heinrich Ignaz Franz von Biber (1644-1704) : 9. わたしは嬉しかったのです
アレッサンドロ・グランディ - Alessandro Grandi (1586-1630) : 10. 第4旋法による「讃えよ、主に従う者たちよ」 11. 讃えよ、エルサレムよ
※録音: 21-26 July 2019, Church of San Francesco della Vigna, Venice, Italy ---------- [大小さまざまな声楽群が織りなす音宇宙、バロック初期のヴェネツィア様式の極致]1590年にヴェネツィアで生まれ、同世代のシュッツと同じく巨匠ジョヴァンニ・ガブリエーリの複合唱形式をじっくり学んで育ったアレッサンドロ・グランディ。一時フェラーラの宮廷で活躍するもヴェネツィアに戻り、モンテヴェルディが指揮する聖マルコ教会の楽員を務めたのち1627年にベルガモの礼拝堂楽長となったものの、伝染病が猛威を振るった1630年に亡くなってしまいました。ベルガモに移って間もなく出版された作品集はいずれもガブリエーリの影響を色濃く残しながら、合唱の各パートを独唱として扱うコンチェルタート様式を追求した17世紀らしい音楽的進化が見られます。この作曲家の作品を体系的に追っているイタリアの古楽グループ、アカデミア・ダルカディアは9人の独唱者とヴァイオリン、テオルボ、オルガンからなるアンサンブルに、コルネット(ツィンク)と大小サックバット(トロンボーンの前身)からなる金管合奏で臨むウト・ファ・ソ・アンサンブルの協力を得て、編成の大きい作品でも各歌手の独立性を保った室内楽的解釈で作品の魅力をじっくり引き出します。ピッチは当時の北イタリアに合わせてやや高めの465Hz。10声にも及ぶマニフィカトはポスト=ガブリエーリ世代の貫録十分、3声と通奏低音からなる作品では一転、マドリガーレのような緊密な音作りが見事というほかありません。同レーベルでの先行録音(A464)に続く、本場イタリアならではの上質の古楽録音です。
アカデミア・ダルカディア、ウトファソル・アンサンブル、アレッサンドラ・ロッシ・リューリヒ(指揮)/Accademia d'Arcadia, UtFaSol Ensemble, Lurig
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12309033
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輸入盤
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アレティーノ:聖土曜日のための哀歌と応唱 - ARETINO, P.: Sabbato Sancto - Lamentationes et Responsoria -
[ARCANA ]
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(在庫1SET)
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パオロ・アレティーノ - Paolo Aretino (1508-1584): 1-6. 第1の夜課 Lamentatio I Responsorium I: Sicut ovis ad occisionem Lamentatio II Responsorium II: Jerusalem, luge Lamentatio III Responsorium III: Plange quasi virgo 7-9. 第2の夜課 Responsorium IV: Recessit Pastor noster Responsorium V: O vos omnes Responsorium VI: Ecce quomodo moritur Iustus 10-12. 第3の夜課 Responsorium VII: Astiterunt reges Responsorium VIII: Aestimatus sum Responsorium IX: Sepulto Domino 13. ザカリアの讃歌「祝福あれ、イスラエルの主なる神よ」
※録音: 24-27 August 2021, Chiesa di Sant'Ignazio, Arezzo, Italy [63:10] ---------- [男声低音域の味わい深い響き、16世紀イタリア音楽の通念を覆す受難節音楽]徹底した音楽学的検証を経た上での充実した演奏解釈で、ルネサンス期のイタリア音楽の「生まれたての姿」の味わいを現代に蘇らせ続けるパオロ・ダ・コル指揮の男声アンサンブル、オデカトン。今回はフランドル楽派の精緻な多声音楽に大きな影響を受けていた作曲家が多かった16世紀中盤、フィレンツェのメディチ家にも仕えながら故郷アレッツォを中心に活躍した知られざる名匠パオロ・アレティーノ(「アレティーノ」はアレッツォ出身者を意味する通称、本名はパオロ・デル・ビーヴィ)の受難節音楽という秘曲中の秘曲に迫ります。この時期には現代で言うコントラルトから男声の中低音域までバランスよく、各声部が独立した動きを見せるポリフォニーの魅力を追求した音楽が多かったところ、パオロ・アレティーノはここでテノール、バリトン、さらにバスの低音域まで使ってバランスを低音寄りとし、随所で多声の綾よりも歌われる詩句の味わいを優先させた朗読調とも言える音運びを使用。人肌の温もりを感じさせながらも隅々まで精緻にコントロールされたオデカトンの面々の歌唱が、その作品が持つ不思議な魅力をこの上なく明晰に伝えてやみません。色彩感より構図や描線にこだわったというフィレンツェ画派の名作群にも通じる奥深い音楽の響きが、16世紀イタリア音楽のさらなる豊饒さを改めて強く印象づけてくれる好企画です。
オデカトン、パオロ・ダ・ル (指揮)/Odhecaton, Da Col
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12403017
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輸入盤
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旧約聖書「雅歌」に基づくイタリア初期バロックのモテット集 - Vulnerasti cor meum -
[ARCANA ]
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(在庫1SET)
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1. ジョヴァンニ・ヴァレンティーニ - Giovanni Valentini (1582-1649) : Vulnerasti cor meum 2. Francesco Casati (1620-1702) : Vulnerasti cor meum 3. セラフィーノ・パッタ - Serafino Patta : Surge propera 4. アレッサンドロ・グランディ - Alessandro Grandi (1586-1630) : O quam tu pulchra es 5. オラツィオ・タルディーティ - Orazio Tarditi (1602-1677) : Quam speciosa facta est filia Hierusalem 6. Giulio Cesare Monteverdi (1573-1631) : わたしの愛する人は 7. Giovanni Banci : Sacred Concertos, Book 1: Ego flos campi 8. アドリアーノ・バンキエーリ - Adriano Banchieri (1568-1634) : Descendi in hortum meum 9. イグナツィオ・ドナーティ - Ignazio Donati (1570-1638) : O Maria dilecta mea 10. フェデレイコ・マルガリーニ - Federeico Malgarini : 「あなたは何者にもまして美しい」 11. クラウディオ・モンテヴェルディ - Claudio Monteverdi (1567-1643) : 聖母マリアの夕べの祈り SV 206 - われは黒し 12. ジョヴァンニ・バッティスタ・ルッチオ - Giovanni Battista Riccio (1570-1630) : Tota pulchra es 13. クラウディオ・モンテヴェルディ - Claudio Monteverdi (1567-1643) : われは眠る、されど心はさめて SV 300 14. レオーネ・レオーニ - Leone Leoni (1509-1590) : Egredimini filia Sion 15. ジョヴァンニ・ロヴェッタ - Giovanni Rovetta (1595-1668) : Surge propera 16. ジョヴァンニ・アントニオ・リガッティ - Giovanni Antonio Rigatti (1615-1648) : Surge columba mea 17. ジュゼッペ・コロンビ - Giuseppe Colombi (1635-1694) : Providebam Dominum
※録音: 14-18 June 2020, Chiesa dei SS. Maurizio e Compagni Martiri, Breno, Brescia, Italy [72:35] ---------- [選曲絶妙。イタリア初期バロック宗教音楽の生々しさを高雅に捉えたモテット集]17世紀初頭、モンテヴェルディやカッチーニ等と同時代の北イタリア各地で活躍した作曲家たちの教会音楽を、3人の歌手と3人の通奏低音奏者のさまざまな組み合わせで変幻自在に聴かせてゆくアルバム。複数声部の絡み合いを大前提としたルネサンス・ポリフォニー教会音楽から、独唱パートの存在感を強く際立たせたバロック的コンチェルタート様式が生まれ、そこからオペラという独唱ありきの新しい舞台芸術が誕生したのが1600年前後で、ここではその10年ほど後、通奏低音に支えられた独唱パートを幾つか重唱させる小編成の新しい教会音楽(モテット)が定着しつつあった頃の作品を中心にプログラムが編まれています。モンテヴェルディを例外として大半は滅多にとりあげられない作曲家ばかりと思いきや、はっとするほど官能的な旋律美やきわめて大胆な転調あり、語りのような独唱もあればルネサンス語法の新解釈のような興味深い展開もあり、トラックごとに新鮮な驚きが詰まったアルバムの充実度は本場イタリアにおける古楽研究と演奏実践の緊密な連携、経験値の集積を強く印象づけます。「初期バロックは教会の内と外の音楽が互いに驚くほど近かった」とライナーノートに解説されている通り、まさに世俗のマドリガーレと聴き違えるほどの内容は、聖書の中でもとりわけ煽情的・官能的な描写が相次ぐ『雅歌』から歌詞をとった作品ばかりを集めているからこその特色と言えるでしょう。その聖俗の近似性を際立たせるべく、たとえば当時オペラの名場面を彩った共鳴弦付き擦弦楽器リローネを使ったり、モンテヴェルディ『聖母マリアの夕べの祈り』からの一章はあえてリュートソングのように撥弦楽器一つの伴奏に絞って聴かせるなど、演奏編成に工夫が凝らされている点も注目です。
イ・ディズィンヴォルティ、マッシモ・ロンバルディ (指揮)/i Disinvolti, Lombardi
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10112021
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輸入盤
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女の島 ケルトの女性達が中世に響かせたこだま - Insula Feminarum -
[ARCANA ]
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(在庫1SET)
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Wyth right al my hert Tir na mBan Se Geneive, Tristan Lamento di Tristano & Rotta Tre Fontane Deus tuorum militum/De flore martyrum/Ave Rex Ave miles celestis curie/Ave Rex patrone patrie/Ave Rex Nobilis humilis Magne martir Quene Note Di novo e giunto un chavalier S'on me regarde/Prenes i garde/He mi enfant Seguendo 'I canto Nel boscho senza fogile Ave Maris Stella Crist & Sainte Marie Sainte Marie Viergene Prima cedit femina/Mulierum Ave mutter kuniginne/Ave mater
ラ・レヴェルディ
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10111036
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輸入盤
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バッハ:マタイ受難曲(全曲) - Bach : Matthaus Passion BWV 244 - (3CD)
[Archipel]
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(在庫1SET)
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Johann Sebastian Bach: Matthaus Passion BWV 244
カラヤン カスリーン・フェリアー/イルムガルト・ゼーフリート・シェフラー・エーデルマン [クロネコDM便不可]
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10202063
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輸入盤
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バッハ:ロ短調ミサ BWV232 (1950) (2CD)
[Archipel]
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(在庫1SET)
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H-Moll Messe BWV 232
カラヤン/ウィーン響
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10202064
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輸入盤
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ヴェルディ:聖歌4編(1952)/チャイコフスキーVn協(1949)
[Archipel]
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(在庫2SET)
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ヴェルディ:聖歌4編 1952/1/14 チャイコフスキーVn協 1949/8/23
Verdi : Quattro pezzi Sacri Ave Maria Stabat Mater Laudi alla Vergine Maria Te Deum Otello-Ballet Music - Recorded 1952
Tchaikovsky : Violin Concerto op.35 with Yehudi Menuhin Violine Allegro moderato Canzonetta. Andante Finale.Allegro vivacissimo
フリッチャイ(指揮)ベルリンRIAS交響楽団&合唱団/メニューイン(vn)
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10205091
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輸入盤
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ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
[Archipel]
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(在庫1SET)
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Symphony No.9 in D minor Op.125
エーリッヒ・クライバー(指揮)ウィーンフィル/ウィーンジングフェライン
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10331001
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輸入盤
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ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 1937.5.1
[Archipel]
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(在庫1SET)
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Symphony No.9 in D minor Op.125
フルトヴェングラー(指揮)ベルリンフィル/ベルガー、ビッツィンガー、ウートヴィッヒ、ヴァッケ
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10331013
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輸入盤
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ハイドン:天地創造 (2CD)
[Archipel]
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(在庫1SET)
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Haydn:Die Schopfung
※録音:1951年4月27日
ルートヴィヒ、ホッター、ゼーフリート / ヨッフム指揮、バイエルン放送交響楽団&合唱団
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10331005
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輸入盤
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ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 1953.1.6
[Archipel]
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(在庫1SET)
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Symphony No.9 in D minor Op.125
アーベントロート(指揮)ライプツィヒ放送交響楽団/シュレム、ルッチェ ほか
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10609037
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輸入盤
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チェーザレ・ヴァレッティ(Tenor) 名唱集 - Opera Arias & Duets -
[Archipel]
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(在庫1SET)
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モーツァルト:ドン・ジョバンニから「恋人を癒めて」他 ロッシーニ:セビーリャの理髪師から「空はほほえみ」 ドニゼッティ:愛の妙薬から「人知れぬ涙」他 ドニゼッティ:ドン・パスクアーレから「何という、やさしさ」 マスネ:ヴェルテールから「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」他 マスネ:マノンから「ああ消え去れ、やさしい面影よ」他 ロッシーニ:アルジェのイタリア人、ベッリーニ:夢遊病の女 ドニゼッティ:ランメルモールのルチア、連隊の娘 からアリア /全16曲。
※録音:1949-52年 ---------- イタリア出身の名リリック・テノールヴァレッティの美しい歌声を集めたアルバム。良い音質です。
Opera Arias & Duets Don Giovanni L'Italiana in Algeri Il Barbier di Siviglia L'elisir d'amore Lucia di Lammermoor Don Pasquale la sonnambula Manon Werther
チェーザレ・ヴァレッティ(Tenor)、アルトゥーロ・バジーレ、ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ、マリオ・ロッシ指揮、ローマRAI、ミラノRAI、トリノRAI 各管弦楽団、合唱団
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10705040
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輸入盤
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ペルゴレージ:スターバト・マーテル - Pergolesi: Stabat Mater -
[Archipel]
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(在庫1SET)
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(1) ペルゴレージ:スターバト・マーテル テレサ・シュテッヒ=ランデル(ソプラノ) エリーザベト・ヘンゲン(アルト) マリオ・ロッシ指揮 ウィーン・フィル、ウィーン・アカデミー室内合唱団 ※録音:1955年ウィーンでのスタジオ録音
(2) チャイコフスキー:イタリア奇想曲 op.45 (3) チャイコフスキー:序曲「1812年」 op.49 ウィーン・フィル ※録音:1956年ウィーンでのスタジオ録音 ---------- いずれもスタジオ録音ですので音はとても良質です。
マリオ・ロッシ指揮、ウィーン・フィル、ウィーン・アカデミー室内合唱団
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