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価格(税込み) |
51504004
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楽譜
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女声合唱組曲「繰り返す音よ」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 風のあなた (4'45"") 2 ひとりではない (3'30"") 3 祈りはそらに放たれる (3'40"") 4 繰り返す音よ(4'30"") ---------- この組曲では、やや控えめな、それでいて強い信念を持つ人物を、そして、男性(=作曲者)からみた女性に対する思いをピアノと女声の美しさを用いて描いている。また、ピアノの世界観は、伴奏的に歌の背景を描くだけではなく、心理描写においても重要な役割を果たしている。 グレード:中級 演奏時間=約16分25秒
<まえがき> 佐原玲子先生と「しなの」の皆さんと出会ったのは、私の所属する合唱団(なにわコラリアーズ)の演奏旅行で長野県を訪れたときのことでした。ジョイントコンサートのお相手としての出会いだったのですが、打ち上げの席で佐原先生から「しなのに曲を書いて欲しい」と突然打診され、「よくある社交辞令ではないか…」と思った私は「機会があればぜひ…」という曖昧な返事をしたように思います。その後、しなのの方々が本気であったことに気付くまでにさほど時間はかからず(失礼なことです…)、あっという間に初演時期と客演指揮をさせていただくことまで決まりました。 今回テキストとして選んだ浅野はつ子さんは、私の友人であり、公私両面において良き理解者でもあります。私がテキスト選びに日々苦労しているのを見て、「気が向いたら使ってくれていい」と書き溜めていた詩を送ってくれました。奇を衒わない言葉遣いであり、詩そのものに歌心があるので、作曲をするにも歌うにも抵抗なく入っていくことができます。しなのの皆さんとも大いに共感しながら、また経験豊富な歌唱によってより世界を深めながら、練習を進めていきました。 もう一人、「良き理解者」として欠かせないのがピアニストの水戸見弥子さんです。前述のジョイントコンサートの時に知り合って以降、様々な場面でご一緒することがあり、その音色の豊かさと確かな技術が念頭にあった上で作曲できたことはとても大きかったように思います。私の指揮の拙さを素晴らしいピアノで補っていただきました。(北川 昇)
北川昇
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52003017
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楽譜
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女声合唱組曲「大きな愛」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. あなたのなかに (2’35”) 2. 今日と明日のあいだ (2’45”) 3. しずかな誓い (2’40”) 4. まなざし (3’15”) 5. 大きな愛 (5’10”) ---------- 2018年1月20日、北九州市の女声合唱団「フリューゲル・シャッツ」の25周年記念演奏会にて委嘱初演。詩は同じく北九州出身のみずかみかずよによるもの。6篇の詩から成り、タイトルになっている終曲が二つの詩により構成されている。大きな愛情が音楽を通してじんわりと聴衆に伝わってくる、穏やかで大人の女声向きの作品。全5曲。 グレード:初〜中級 演奏時間:約16分25秒
<まえがき> 女声合唱団フリューゲル・シャッツの皆さんには、以前から私の女声合唱作品を取り上げていただいていた。指揮者の今釜亮さんと私の繋がりによるところが大きく、まだ駆け出しの頃に書いた作品から少し実験的に試した作品まで、地元関西から離れた土地で演奏していただけたことに、ずっと感謝の気持ちでいっぱいであった。 合唱団の25周年記念演奏会にて新曲を…というお話を頂いた際、二つ返事でお引き受けした。「合唱団が長く歌い継いでいけるような曲」という要望が今釜さんからあったので、なるべく平易な言葉で語れていて、それでいて歌い手の皆さんが「静かに共感できる」内容にしようと考えた。 この「静かな共感」という点、合唱に於いてはバランスが難しい。強く共感してしまうと表現そのものがインパクトあるものに偏りがちになり、共感が少ないとそれはそれで表現にも繋がりにくくなる。言葉を味わい、音楽を味わい、じんわりと歌い手の中に染み渡るような組曲が書きたいと思った。 みずかみかずよさんの詩作は、それに適していたと言えよう。合唱団が拠点にしている北九州出身の詩人であり、言葉の選び方や文体から柔らかさと奥深さが伝わってくる。言葉を読むだけで目の前に色彩豊かな世界が広がるが、そのどれもが控えめなのが良い。全5曲の組曲としたが、みずかみさんの作品から滲み出ている奥ゆかしさのようなものがうまく表現できたのではないかと思っている。組曲のタイトル「大きな愛」は作品中の言葉から拝借したが、今回作曲させていただいた6篇の詩の世界観にぴったりの言葉だと感じている。(北川 昇)
北川昇
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51307012
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楽譜
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無伴奏女声合唱曲集「見えないもの」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 幻 灯(2'50"") 2 打出の小槌(1'30"") 3 空と海(2'30"") 4 かりゅうど(4'00"") 5 見えないもの(3'30"") ---------- 金子みすゞの詩を繊細な音で綴った曲集。作曲者ならではの、美しく透きとおったハーモニーが魅力である。「幻灯」はもともと女声4部で書かれた、作曲者の初の女声合唱作品であった。その後4曲が加わり、「幻灯」も出版に際し3部合唱に改訂した。全曲無伴奏。 グレード:中級 演奏時間=約14分20秒
北川昇
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51002006
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楽譜
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女声合唱のための「きょうはきょうきょう」〜わらべうたによるエチュード〜 [受注生産]
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 遊びのはじめ(2'35"") 2 手まりうた(2'25"") 3 郵便さん 郵便さん(2'20"") 4 大さむ小さむ(3'40"") 5 さいなら三角(1'40"") 6 夕焼け小焼け(2'40"") ---------- 初演団体の島根のわらべうたをもとにして、今の世の中で失われつつある日本の原風景への追慕だけでなく、今の時代に歌うことの意味を求めて編曲された曲集。わらべうたの他、「やぎさんゆうびん」「夕焼け小焼け」が使われている。もとのわらべ唄はどれもがよく知られた曲である。 グレード:初〜中級 演奏時間:約15分20秒
北川昇:編曲
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52202010
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楽譜
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女声合唱のためのウェディングソング 「マリーゴールド」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. マリーゴールド <あいみょん> (4’40”) 2. にじいろ <絢香> (3’40”) 3. 愛をこめて花束を <Superfly> (4’30”) 4. アイノカタチ <MISIA> (4’00”) ---------- 結婚式の披露宴や二次会などお祝いの席での仲間との余興だけでなく、演奏会のワンステージでも使える愛が溢れる素敵な女声二部合唱曲集。全4曲。 グレード:初〜中級 演奏時間:約16分50秒 <まえがき> ●マリーゴールド 2018年に発売されたあいみょん5枚目のシングル。「淡麗グリーンラベル」(キリン)のCM であいみょんがギター弾き語りをしているのを見た人も多いかと思う。 女声合唱では歌いやすい音域にしているので、幅広い世代で歌っていただけるアレンジになっています。強弱のメリハリをしっかりつけて、様々な表情が見えるように歌ってください。 ○にじいろ 2014年に発売された絢香13枚目のシングル、NHK連続テレビ小説「花子とアン」の主題歌として、国民的人気を博した。 ?飾らない楽曲なので、シンプルにハモるアレンジにしてみました。朝ドラ主題歌として知名度も高く、演奏時間が短めなので、どんな場面・人数でも歌っていただきやすいでしょう。 ●愛をこめて花束を 2008年に発売されたSuperflyの4枚目のシングル。TBS系ドラマ「エジソンの母」の主題歌。Superflyの代表曲として広く知られている。 原曲からキーを全音上げているため、サビの分を中心に高めの音域設定になっています。音域の歌唱は、必ずしもオリジナルのように立派に歌わなくても構いませんので、それぞれの「良い声」で歌ってください。Cメロ部分の英語歌詞は、ゆっくりのテンポで喋れるようになってからin tempoで。 ○アイノカタチ 2018年に発売されたMISIAの35枚目のシングル。TBS系ドラマ「義母と娘のブルース」主題歌。2020年の紅白歌合戦では大トリでの圧巻のパフォーマンスが印象的であった。名古屋の女声アンサンブル「しゃち子。」の委嘱により編曲した無伴奏女声合唱版を元にしている。 しっとりと歌う部分と伸びやかに歌う部分の対比を考えて、場面ごとの表現を工夫してみてください。こちらの曲も、MISIAさんの歌唱に近付けようとし過ぎず、合唱団ごとの色に合った歌い方にしてみてください。
原則的に二部合唱(二重唱)で歌えるように編曲していますが、ハーモニーの厚みが欲しい箇所や音域を考慮してオプションの小音符を施しています。可能ならば演奏していただいて部分的に三部合唱に、人数の都合によっては省略して二部合唱にして演奏してください。 曲集を通して歌う場合はこの順番が良いのではないか、と私が考える順番で掲載していますが、演奏機会によっては順番を入れ替えて演奏していただいても構いません。なお、演奏する際は2番や間奏をカットすることなく演奏していただきますようにお願いいたします。(北川 昇)
北川昇:編曲
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52001010
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楽譜
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女声合唱とピアノのために「恋するとき、夢みるとき」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 花 (2’40”) 2. 魔法をかけたい (2’00”) 3. 今日は誰かが泣いたかな (3’00”) 4. 悲しみ (2’20”) 5. 雨の湊の子守唄 (3’30”) 6. ひとりぼっちも悪くない (3’30”) ---------- みなづきみのりの書下ろしのテキストに作曲された可愛らしい女声合唱曲集。 テキストに書かれている女性の心境を同じ女性の目線で描いており、6曲が一つの物語のように繋がって行く。 テキストが短い「悲しみ」は無伴奏である。 グレード:中級 演奏時間:約17分
<まえがき> 2015年6月新潟にて、みなづきみのりさんの『雨』にまつわる詩に何名かの作曲家が曲をつけ初演するジョイントコンサートがありました。そのとき「今日も誰かが泣いたかな」「雨の湊の子守唄」の2曲を書き下ろし、Vocal Communication こしひめを含む合同合唱団の皆さんに初演をしていただきました。それをきっかけに、いくつかの曲を加えて組曲に、そしてこしひめさんのコンサートで委嘱初演を、というお話に繋がり、さらに4曲を書き加えて『恋するとき、夢みるとき』という組曲ができました(2018年2月に組曲初演)。みなづきみのりさんの優しく語りかける言葉にのせて、若い女の子の恋や夢、心のときめきや揺らぎを音にした、私にとって愛おしい6曲となりました。 1.花 胸いっぱいのときめきを春風にのせて。 2.魔法をかけたい 踊りだしたくなるような、心はずむポップな1曲。 3.今日も誰かが泣いたかな 遠い記憶の彼方へ思いを馳せるような、ノスタルジックな色合い。 4.悲しみ 組曲の中で唯一のア・カペラ。張り詰めた緊張感の中で、深い胸のうちがポエティックに表出する。 5.雨の湊の子守唄 涙を静かに浄化するような、優しく穏やかな子守唄。 6.ひとりぼっちも悪くない せつなさや涙を胸にしまって、明日へと歩き出すエンディングソング。 組曲全体を通して、恋のときめき〜涙〜夢みる明日へ、とゆるやかなストーリー性を持たせています。単曲でコンサートピースとしても楽しめます。ポップな2曲目、6曲目はちょっとした振付があってもいいかもしれません(もちろんそのままでも)。多くの女声合唱団のみなさんに生き生きと歌っていただけたら嬉しいです。(名田綾子)
名田綾子
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52209009
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楽譜
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女声合唱とピアノのための 「ウィーン、旧市街の小路にて」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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ウィーン、旧市街の小路にて (5’00”) ---------- 2021年夏、金城学院グリークラブによる委嘱初演作品。 流麗なピアノと骨太な合唱の響きによって、「ウィーン」の風景描写が鮮やかに表現されている。また、ハーモニーの移ろいによって詩の奥行きが丁寧に映し出されているのもこの曲の魅力である。コンクールの自由曲として取り上げたい女声合唱ピース。 グレード:中級 演奏時間:約5分
<まえがき> 金城学院高等学校グリークラブの委嘱により2021年に書いた作品です。当団の指揮者で旧知の仲である宮木令子先生からお話をいただき、宮木先生ゆかりの地がウィーンであること、また金城学院という品性ある伝統校のカラーに合い、コンクール自由曲としてのボリュームやドラマ性を持つことから長田弘さんのこの詩を選びました。 ウィーンの風景描写と共に、過去と現在の対話、歴史が今生きる私たちに語りかけること……流れるような詩の言葉の鮮やかさとその奥行きに圧倒され、感化され、音楽もドラマティックなものになりました。詩の中のキーワードである“鐘の音”を、曲の始めと終わりに象徴的に配置しています。この曲に関しては、音楽的な“構成美”よりも、詩の流れに沿ってたゆたい、疾走し、立ち止まり、見渡し…実際にウィーンの街並みに入り込んだような臨場感とスピード感を意識しました。私自身がそのような心持ちで作曲していたと言えます。ピアノパートも合唱と対等なアンサンブルが求められる、繊細かつ大胆なピアニズムで描いています。合唱とピアノがよく聴き合い、大きなスケール感を持ってのびのびと演奏していただけたらうれしいです。 金城学院高等学校グリークラブの皆さん、宮木令子先生、ピアノの森貴美子先生に心より感謝を申し上げます。(名田綾子)
名田綾子
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51803005
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楽譜
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女声合唱とピアノのための「いのち」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 花マルで 待つ(3 ’10"") 2. 深呼吸(2 ’50"") 3. さようならこんにちは(3 ’40"") 4. 祝 日(2’25”) 5. いのち(2 ’25”) 6. もしも(4 ’40"") ---------- 第3回のThe Premiereで委嘱初演された混声合唱作品を女声合唱にしたもの。 女声合唱のほか、初演のように児童合唱でも楽しめる作品。 混声合唱での奥深い表現に加えて女声合唱ならではの華やかさも加わった。書法は決して難解なものではなく、少しのユーモアをスパイスにシンプルな装いを持っている。 グレード:中級 演奏時間:約19分10秒 <まえがき> 人が生きている中でいつもそこにある「いのち」。 当たり前にあるようで決して当たり前ではないその煌めきや儚さに思いを馳せ、6曲を書きました。 時に踊りだすような、また時に優しく寄り添うような工藤直子さんの瑞々しい言葉たちに、私の心の感じるままに音をつけました。 自身初の混声合唱オリジナル作品として、2014年「The Premiere Vol.3」において初演(松原混声合唱団/指揮:清水敬一/ピアノ:小田裕之)。 素晴らしい初演を経て、その後も再演の機会に恵まれ、この度女声合唱版を出させていただく運びになりました。 混声合唱版とはまた少し味わいの違う、軽やかで繊細な女声合唱版もぜひ多くの方に演奏していただけたら幸いです。 (児童合唱でもチャレンジしていただけたら、とても素敵だと思います!) (名田綾子)
名田綾子
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51811009
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楽譜
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女声合唱とピアノのための「まんてんのほし」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1.まんてんのほし (2’30”) 2.あしたといういみ (3’10”) 3.たすけてほしいときに (3’30”) 4.せかいのなかで (3’20”) ---------- 脳性麻痺で寝たきりの詩人が日常から受ける様々な思いを、同じ女性ならではの視点で捉え、言葉を大事にしたメロディと気持ちの移ろいを感じる和声を用いて表現した作品。 グレード:中級 演奏時間:約12分30秒 <まえがき> 2015年4月、何気なく手に取った新聞の一面に目が止まりました。そこには「声なき詩 命の証し」のタイトル。脳性まひのため寝たきりの生活を続けながら、「心をかいほうするためのしゅだん」としてわずかに動く指先で詩を紡ぐ、二十歳(当時)の詩人・堀江菜穂子さんの記事が載っていました。 私は、菜穂子さんの奥底から湧き上がる、まさに魂そのもののような言葉に衝撃を受け、心を掴まれました。そして、菜穂子さんの言葉を音楽にしたい、より多くの人に伝えたい、と直感的に強く思いました。 その後、菜穂子さんとご両親にも了承を得て、詩集〈さくらのこえ〉の中から4篇の詩に曲を付け、組曲にしました。最初に新聞で読んだ「せかいのなかで」が終曲となっています。 『まんてんのほし』というタイトルは、一見するとキラキラした美しい画が思い浮かびますが、この作品では決してポジティブな意味だけで描かれているわけではありません。1曲目「まんてんのほし」、2曲目「あしたといういみ」、3曲目「たすけてほしいときに」では、菜穂子さんの心の中の葛藤や苦しみ、苛立ち、寂しさ、少しの諦め、そしてなお信じる希望…さまざまな感情が見え隠れします。その複雑な心の動きを経て、4曲目「せかいのなかで」では自分への決意、前を向いて歩んでいく宣誓のような意志の強さを感じます。もちろん、菜穂子さんにしかわからない、計り知れない想いがあると思われますが、私なりの音楽表現として、一語一語を大切にこの組曲を書きました。4曲すべてを聴き終わったとき、改めて『まんてんのほし』というタイトルの奥にある真意がふっと腑に落ちるような、“すべての人への讃歌だ”と思えるような作品になればと願っています。(名田綾子)
名田綾子
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52504006
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楽譜
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女声合唱とピアノのための「優しき歌」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. ひとり林に…… (3’50”) 2. 浅き春に寄せて (2’20”) 3. 爽やかな五月に (4’50”) 4. 朝に (4’20”) ---------- 2024年3月、神戸のすずらんコーラス創立60周年記念演奏会にて委嘱初演。 大人の女声合唱の響きを念頭に書かれた作品。詩の中の心の揺れがピアノと合唱とのアンサンブルにより美しく描かれ、終曲「朝に」では生命の誕生を映した輝かしい音楽が展開される。 女声合唱の新たなレパートリーにしたい組曲である。 グレード:中級 演奏時間:15分 編成:P女3
名田綾子
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52412026
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楽譜
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女声合唱曲 「花」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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花 (3’10”) ---------- 2023年、カワイ出版創立50周年企画「笑顔で歌おうプロジェクト」のために書き下ろされた作品。 合唱祭のステージや演奏会のアンコールなどに最適。 グレード:初-中級 編成:女声四部
名田綾子
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51507006
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楽譜
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女声合唱とピアノのための「イタリア歌めぐり」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 サンタ・ルチア(3'30"") 2 女心の唄(2'00"") 3 帰れソレントへ (3'30"") 4 わが太陽よ(3'00"") 5 フニクリ・フニクラ(2'45"") ---------- 既刊の「日本の四季めぐり」で日本の名曲に新しい命を吹き込んだ編曲者が今回はイタリアの名曲に挑戦。好評の混声版に続いて女声版の登場。 「サンタ・ルチア」「女心の唄」「帰れソレントへ」「わが太陽よ」「フニクリ・フニクラ」の5曲を新しいテイストでアレンジした曲集。3拍子の曲を4拍子にしたり、ボサノバやサルサのリズムを取り入れたり、「フニクリ・フニクラ」には有名なあの歌詞が挿入されたりと遊び心も満点である。
<まえがき> 伊豆新世紀合唱団の委嘱作品として2013年に混声合唱で書いたアレンジの女声版です。 誰もが一度は耳にしたことのあるイタリアの歌を「日本語で」「ちょっと何かしらひねって」「これまでにないアレンジで」書いてほしい、とのオーダーを元にこのアレンジに取り組みました。 魅力あふれるイタリアのメロディーに、どう私なりの色を加えるか・・・時に悩みながら、また大いに楽しみながら書き進め、5曲の曲集になりました。 「サンタ・ルチア」 清らかに波に揺られ、曲集の幕が開きます。 「女心の歌」 移ろいやすい魅惑の女心を、軽やかなリズムにのせて。 「帰れソレントへ」 せつない恋心を情感たっぷりに歌い上げます。(元曲通りの3拍子・・・ではないところがポイント。) 「わが太陽よ」 心地よく流れるボサノバ風リズムが、後半はサルサ風に。底抜けに明るく歌い踊ります。 「フニクリ・フニクラ」 楽しい登山電車の旅が、いつの間にやら乗っ取られ?!・・・果たして無事に到着できるのでしょうか。どうぞ楽しんで歌ってくださいね。(名田綾子)
名田綾子:編曲
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52104012
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楽譜
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女声合唱とピアノのための「ドイツ歌めぐり」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. どうぶつたちのうた(4’30” ) 2. 歌の翼に(3’10” ) 3. ローレライ(3’30” ) 4. 3つの子守唄(3’45” ) 5. ゆかいに歩けば(2’30” ) ---------- 既刊の「日本の四季めぐり」イタリア歌めぐり」「フランス歌めぐり」に続く編曲者の「歌めぐりシリーズ」の第4弾。 今回は誰でも知っているドイツの歌(歌詞は日本語)5曲からなる曲集である。 「どうぶつのうた」は「かえるのうた」「ちょうちょ」「こぎつねのうた」「ぶんぶんぶん」の4曲が登場。「歌の翼に」はオーソドックスなアレンジ。「ローレライ」はTake Fiveのリズムがベースに。「3つの子守唄」はモーツァルト、ブラームス、シューベルトの子守歌。終曲の「ゆかいに歩けば」は楽しく元気なアレンジである。 グレード:中級 演奏時間:約17分30秒 <まえがき> 「日本の四季めぐり」「イタリア歌めぐり」「フランス歌めぐり」に続くシリーズ新作「ドイツ歌めぐり」の女声版が、混声版に続き刊行の運びとなりました。“古くから伝わる名歌にひとさじのスパイスを加え、新しい味付けで楽しむ”というコンセプトの「歌めぐり」シリーズは、おかげさまで多くの方に演奏していただき、私のライフワークとも言える大切な作品になりました。今回は、クラシック音楽の礎を築いたドイツの大家たちへ敬意を表しつつ、幼い頃に誰もが口ずさんだであろうシンプルで可愛らしい民謡も織り交ぜ、ドイツ名歌の新たな楽しみ方を私なりに提案できればと思いアレンジしました。ドイツらしさも、ドイツらしからぬ意外性も、それぞれの曲の趣向を楽んでいただけたら幸いです。今回の女声版は、女声合唱のみならず児童合唱でも良い演奏効果があると思いますので、様々な団で取り上げていただけたらありがたいです。 1.どうぶつたちのうた J・S・バッハの〈トッカータとフーガ ニ短調〉で重厚な幕開け。その後〈平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 プレリュード〉の清らかなピアノの調べにのせて「どうぶつたち」が順に登場します。日本でも馴染み深い「かえるの合唱」「ちょうちょう」「ぶん ぶん ぶん」「こぎつね」。対位法的な手法や古典派ソナタ形式の展開部のような主題労作など、ドイツクラシック音楽の技法を用いて素朴な民謡が壮大なストーリーを紡ぎます。 2.歌の翼に メンデルスゾーンの美しい歌曲を、原曲の良さそのままにたっぷりと歌い味わいます。器楽でも演奏されることの多いこの曲、間奏部分はたとえば弦楽器のように、魅力的な“楽器としての声”の濃密なアンサンブルが聴かせどころです。 3.ローレライ 有名なドイツの歌ですが、心地よい6拍子のメロディーとは裏腹に歌詞の内容はかなり“不穏”です。その、穏やかならぬムード、波にさらわれそうな不安定感を、5拍子のジャズ〈テイク・ファイヴ〉とのコラボレーションで表してみました。曲集の中でもスパイスとなるような、異色の1曲です。 4.3つの子守唄 モーツァルト(フリース)、ブラームス、シューベルトの子守唄をメドレー形式で。全体の共通モチーフとして、ベートーヴェン〈エリーゼのために〉の半音の動きがちりばめられています。これは愛しい存在を想う象徴的なモチーフとして、また半音で繰り返す音型がとろりとろりと眠気を誘うようで、子守唄のイメージとリンクさせています。 5.ゆかいに歩けば 曲集を締めくくる、明るくはつらつとしたマーチ。「ひるね」の部分では子守唄の音型がちらりと顔を覗かせ、最後には再び「どうぶつたち」も登場して賑やかなフィナーレに!(名田綾子)
名田綾子:編曲
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51811010
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楽譜
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女声合唱とピアノのための「フランス歌めぐり」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1.王の行進〈門馬直衛/フランス民謡〉(2'50"") 2.小さな木の実〈海野洋司/G.ビゼー〉(3'30"") 3.ホフマンの舟歌〈堀内敬三/J.オッフェンバック〉(4'05"") 4.クラリネットをこわしちゃった〈石井好子/フランス民謡〉(1'50"") 5.きらきら星〈武鹿悦子/フランス民謡〉 (4'15"") ---------- 既刊の「イタリア歌めぐり」に続く、新しい「歌めぐり」シリーズ。 今回は誰でも知っているフランスの歌(歌詞は日本語)5曲からなる曲集である。 ラヴェルの「ボレロ」の冒頭から始まる「王の行進」、ハバネラのリズム(カルメン)にのった「小さな木の実」、サティの音楽に導かれた「ホフマンの舟歌」、軽快でコミカルな「クラリネットをこわしちゃった」、そして「きらきら星」は有名なピアノ曲で始まり、終わりは・・・。今回も趣向をこらした楽しい編曲になっている。 グレード:中級 演奏時間:約16分30秒
<まえがき> 「日本の四季めぐり」(2011年女声・2013年混声)、「イタリア歌めぐり」(2013年混声・2015年女声)に続く、歌めぐりシリーズ第3弾「フランス歌めぐり」の女声版がこの度刊行の運びとなりました(混声版は2016年刊行)。 「四季めぐり」は私の合唱デビュー作品でもあり、この歌めぐりシリーズが多くの方に歌われ広がっていくのはこの上なく嬉しく、ありがたいことです。古くから伝わる名歌にひとさじのスパイスを加え、新しい味付けで楽しむというコンセプトは、日本・イタリアに続く今回のフランスでもさらに色濃くなっています。 フランス民謡というのは、実際聴いてみると知っているのですが意外と思い浮かぶものが少ないような気がします。シンプルでコンパクト、しかしやはりフランスらしい奥行きを感じさせるような旋律が多くありました。今回は、フランスを代表する作曲家ラヴェル、ドビュッシー、サティ、ビゼーなどの香りをまとわせた、フランスならではのアレンジになっています。 「始めと終わりはラヴェルのボレロで」という素敵なアイデアをいただき、1曲目と5曲目はオプションでスネアドラムを入れています。ピアノだけでも演奏できますが、スネアが入るとグッと臨場感と迫力が増しますので、可能でしたらぜひ加えて演奏してください。 1,王の行進 ボレロ(風)のオープニングから、徐々に「王の行進」の旋律が浮かび上がってきます。 「王の行進」はフランス南部プロヴァンス地方に伝わる民謡で、ビゼーの劇付随音楽「アルルの女」の中で引用されています。 2,小さな木の実 ビゼーの歌劇「美しきパースの娘」の中の〈セレナード〉が元になっています。 ハバネラの音型を背に、どこかノスタルジックで影のある、ウエットなアレンジに。 3,ホフマンの舟歌 この曲のやわらかく甘い旋律を、あえてサティの「ジムノペティ」と組み合わせてみたら意外とフィット。全体的にややシュールで浮遊感のある、不思議な舟歌に。 4,クラリネットをこわしちゃった 思い切りコメディ!の一曲。クラリネットの壊れっぷり、「ぼく」の慌てっぷりを痛快に! 5,きらきら星 あまりに有名なこの曲、発祥はフランスのシャンソンで、後に英語の詩がつけられたものです。 星、のつながり(?)で「月の光」(ドビュッシー)とペアリング。原曲とは違う感覚の3拍子に乗って、やがてボレロの大団円へ。(名田綾子)
名田綾子:編曲
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51301009
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楽譜
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女声合唱曲集「歌います、朝ドラ。」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 さかさまの空(2012年「梅ちゃん先生」より) 2 おひさま〜大切なあなたへ(2011年「おひさま」より) 3 晴れたらいいね(1992年「ひらり」より) 4 ありがとう(2010年「ゲゲゲの女房」より) 5 Best Friend(2001年「ちゅらさん」より) 6 おはなはん(1966年「おはなはん」より) 7 春よ、来い(1994〜5年「春よ、来い」より) 8 耳をすましてごらん(1972年「藍より青く」より) ---------- 日本の朝といえば「朝ドラ」。昭和の懐かしい作品から最近の話題作まで、よく知られた主題歌を易しい女声合唱にアレンジしました。明るく元気よく、時には思い出に浸りつつ、演奏を楽しんでください。ピアノ伴奏付き。 グレード:初級
名田綾子:編曲
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52103008
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楽譜
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定番!! 昭和あたりのヒットソング 女声合唱ピース「まちぶせ」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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まちぶせ (3’00"") ---------- 1976年6月にリリースされたシングル曲、後に1981年に石川ひとみのカバーシングルとして発売。石川ひとみの最大のヒット曲であり、松任谷由実本人によるカバーシングルも1996年に発売され、他に多くの歌手により歌われ、現在も耳にすることが多い。最初に歌った歌手の三木聖子の実体験をもとにした曲であり、後年の石川ひとみも同じ体験があり共感が出来たという。石川ひとみの透明感のある歌声が、つらい片思いをさらにせつなくさせる。原曲のイメージを生かした女声三部合唱。 グレード:初〜中級 演奏時間:約3分 <まえがき> 荒井由実作詞・作曲で、1976年に三木聖子のシングルとして発売され、1981年に石川ひとみがカバーして大ヒットとなった楽曲です。その後、ユーミン自身によりセルフカバーされ、昭和・平成と時代を越えて数々の歌手に歌われています。私自身は石川ひとみ時代を知りませんでしたが、この曲の印象的なサビ(好きだったのよ あなた〜)は知らず知らずのうちに耳馴染みがありました。今回改めて楽曲と向き合い、何とも中毒性のあるツーファイブ進行や、低めのA メロと寄り添うタンゴ調リズム、サビの哀愁漂うメロディーライン…楽曲を形作る要素の絶妙なマッチングに唸りました。 合唱編曲に際しては、合唱パートは基本的にシンプルに、原曲のムードで気持ちよく歌えるように書いています。メロディーの上下に漂うオブリガートは原曲のストリングスを元にしており、この魅惑的なラインも楽曲に彩りを添えています。メロディーの中に所々スタッカートのついた音がありますが、粒を立たせてスパイシーに、ぜひアイドルっぽく歌ってください。練習番号【G】からの後奏は3声のアンサンブルとリズムを楽しんで。パートごとに順に重なっていく部分など、階段状にきれいに決まると素敵です。最後の小節は、ソプラノで高音に上れそうな方はぜひ上パートにチャレンジしてみてください。下のラの連打のみでもかっこ良く決まります。 ピアノパートは、少しアレンジを加えてややピアニスティックに書いています。前奏や間奏、後奏などピアノが主役になる部分はのびのびと歌って、歌が入ったらリズムをピリッと効かせてメリハリを持って演奏してください。(名田綾子)
名田綾子:編曲
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51907013
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楽譜
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女声合唱曲「今日もひとつ」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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今日もひとつ(3’30”) ---------- 2019年7月21日、鎌倉市の「ボカ・グランデ」により初演。既刊の混声版に続く待望の女声版。 「みんなで愛唱できるような、親しみやすく平易な日本語の曲」を、というコンセプトはそのままで女声ならではの温かさも加わった作品となった。 本作品は、詩に出てくるふとした感情の揺らぎを転調で表現し、「うれしい」「悲しい」「今日もひとつ」などの言葉のフレーズが曲中、幾度となく現れ、聴く人の心に残る作品となっている。 グレード:初〜中級 演奏時間:約3分30秒
<まえがき> この女声合唱曲「今日もひとつ」は、「名島啓太とみんなの30年〜指揮者生活30周年記念演奏会〜」というコンサートの出演者による全員合唱のために書いた混声合唱曲「今日もひとつ」を、女声合唱でも演奏したい、という声にお応えして書いたものです。 以下混声版あとがきからの引用ですが、 (前略)人間は生きていれば日々様々な出来事があり、様々な感情に揺れ動きながら歩んでゆくわけですが、日ごろから合唱音楽を楽しむ人には、決まった曜日の決まった時間に練習に行くと、そこには歌の仲間たちが集っているという、奇跡のような時間が待っているのです。それが平凡な日常であるということは、何と幸せなことでしょう!特別な演奏会の準備過程で、改めて気付いたこの気持ちを大切にしたく、これまで合唱を通じて出会った全てに、心からの感謝をこめて書きました。(後略) この思いはあれから月日が経っても薄れることなく、女声版を書いた今も強く感じています。(名島啓太)
名島啓太
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51605005
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楽譜
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女声合唱とピアノのための組曲「あなたへの詩(うた)」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 子供時代 (4'40"") 2. 私のカメラ (3'10"") 3. 泉(3'30"") 4. あほらしい唄(4'00"") ---------- 期待の若手作曲家の意欲作。以前より書きためていた茨木のり子の詩をテキストとした女声合唱曲から4つを選び組曲してまとめたもの。4曲に共通するテーマは「人間愛」。自分に酔うことなく、読み手に媚を売ることもなく、凛として自立した女性の言葉を、実直に受けとめて作曲されたこの作品は、今を生きる全ての世代の女性のラブソングとして歌われることだろう。 グレード:初〜中級 演奏時間:約15分20秒
<まえがき> 2014年の2〜4月にかけて、茨木のり子さんの詩をテキストとさせていただき、いくつかの女声合唱曲を作曲しました。各曲のもつ詩の世界、音楽的インヴェンションを踏まえ、その中から「子供時代」「私のカメラ」「泉」「あほらしい唄」の4曲を撰び、組曲にまとめました(このうち「子供時代」「私のカメラ」の2曲は、第25回朝日作曲賞に応募し、佳作をいただいたものです)。これら4曲をひとつの組曲として結びつけるテーマは、恋と愛。綴られた茨木さんのことばは、自分に酔うことなく、読み手に媚を売ることもなく、自立した姿でそこにある、と感じます。率直で力強い直球とユーモラスな変化球に、何度も三振させられました。そのことが作曲の筆を遅らせも、早めもしました。幸福な時間でした。 ふじみ野市立大井中学校音楽部の皆さんによる全曲初演は、この世代特有の声の透明さ純粋さを存分に発揮された見事なものでした。これからさまざまな出会いと別れを繰り返しながら成長していかれる中学生ならではの、期待と想像力に満ちたラブソングであったように思います。(面川倫一)
面川倫一
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50000718
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楽譜
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女声合唱とピアノのための ファンタジア
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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雪ひらひら : 木島始 詩 : P女3 : 3'30"" 窓 : 木島始 詩 : P女3 : 2'15"" 風をみたひと : 木島始 詩 : P女3 : 3'15"" ジプシー : 木島始 詩 : P女3 : 2'35"" 重いのはなあに? : 木島始 詩 : P女3 : 3'40"" 夜は決してじっとは : 木島始 詩 : P女3 : 3'50"" ---------- 初の女声合唱曲集である。訳詩集「やさしいうた」をテキストとし、大人が歌って楽しめる洒落た作品である。少人数でも持ち味が損なわないように配慮されている。 グレード:中級 演奏時間:約19分10秒
木下牧子
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50711009
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楽譜
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女声合唱ピース いま!
[カワイ出版]
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(在庫2冊)
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いま! ---------- 2007年4月に開催されたJoint Concert in Brass 2007 新潟の委嘱による女声合唱と吹奏楽のために書き下ろされた作品。 本作はピアノ伴奏であるが、中学・高校での吹奏楽と合唱のコラボレーションを念頭に書かれており吹奏楽譜(スコアとパート譜)はカワイ出版でレンタルを行う。紙にはコピーガードを施している。
木下牧子
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