No. |
画像 |
カテゴリー |
名称/ID |
数量 |
価格(税込み) |
52107009
|
|
楽譜
|
女声合唱アルバム 「明日(あした)はケロリとくるもんだ」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. ねがい (1’20”) 2. いっしょ (2’00”) 3. けろりと (2’40”) 4. いろぬり (2’20”) 5. かの日 (2’50”) 6. どれにしようかな(3’15”) 7. ラブソング (3’20”) 8. おわかれ (2’10”) ---------- どこか大人の事情や捻り、スパイスのある詩人の小さな日常を言葉にしたテキストを、言葉に素直に向き合って生まれた音で紡がれるアルバム。心をほっこりとさせてくれるような小品が詰まっている。 グレード:中級 演奏時間:約20分
<まえがき> この曲集に収められた作品は、主に私自身が指揮をする身近な合唱団、身近な人たちのために書いた曲です。詩を書いてくださった方は、以前に私の合唱団でメンバーとして歌っていた小学校の先生。歌っても、絵を描いてもセンスがある彼女に、ある時にいわゆる「無茶振り」的に詩を書いてもらったところ、曲もスルスルと書けてしまったことから、詩人・きむらえいりさんとの新しい繋がりが生まれました。小学校の先生ならではの視点を基本スタンスとしながらも、どこか大人の事情や、捻り、スパイスを感じるきむらえいりさん独特の世界、皆さまにもどうぞ手にとっていただき、お楽しみいただければ幸せです。なお、すべての詩は、作曲意図などを伝えた上で書き下ろしていただきました。 1. ねがい コロナ禍で歌を歌えない、私が担当する学生たちのために作曲。簡易な二部形式に僅かな終結部がつき、前奏曲的な役割を持っています。 2. いっしょ 全音音階を用いた部分と、調性の機能を持った部分が交互に現れ、やや異質な香りを醸し出します。1曲目と3曲目を繋ぐ役割、曲集全体のバランスを考えて加えた楽曲です。 3. けろりと きむらえいりさんは実はカエル博士?で、世界中のカエルの種類を言えるそうです(ピパピパ以外のすべてのカエルが大好きだそう)。そして、この作品がきむらえいりさんと生み出した記念すべき第1作目「小学生の歌う曲ってなんで短調が少ないのかしら?」「じゃぁ、作曲してみるから詩を書いてみてよ!」「わかりました!」 ・・・(結局、ト長調) 同声二部合唱として書いた作品(教育芸術社刊)を、大人も歌える女声三部にアレンジしました。 4. いろぬり この曲も3曲目までと同様にト長調の調号で始まります。しかしこれまでとは異なり、ミクソリディア旋法の香りがする冒頭から終止線まで常に軽快で、都会的な和声進行をもつ作品です。三和音を、機能和声から離れながら自由に進行させた、ユーモラスでドラマチックな展開をお楽しみください。 5. かの日 母親になった団員と、生まれた子のために作曲。前奏は夏の涼風。ハ長調は、これから塗られる無色のキャンバス。 6. どれにしようかな 詩人も想定外であろう規模を持たせた、猪突猛進系楽曲。一本しかない道、ただの人生を弛まないリズム感で表現した作品です。 7. ラブソング 美しく、儚い前奏、間奏、後奏を持つ緩徐楽章。この詩をどう読み取るかは、読み手に任されているように感じますが、曲中は所々にほろ苦さを感じさせる音を配りつつ、極めて内省的なロマンチシズムを目指しました。 8. おわかれ ある合唱団の入団課題用独唱曲として作曲後、ただちに女声三部合唱曲に編作。「あい」と「ゆめ」がキーワードとして用いられたこの詩には、様々な願いがこもっているよう。アンコールピースとしても最適です。(相澤直人)
相澤直人
|
51803012
|
|
楽譜
|
女声合唱アルバム「5つの小さな愛のうた」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. 林檎のかたち (3 ’10"") 2. 雪うさぎ (2 ’20"") 3. チョコレート (1 ’15”) 4. 魔法のアンブレラ (2 ’15”) 5. 夕焼け空 (3 ’40”) ---------- 混声合唱アルバム「小さな愛、4色」に、女声向きのテキストである「魔法のアンブレラ」を加えた曲集。全曲無伴奏。 どの曲もシンプルで歌いやすいメロディで書かれている。それぞれがバラエティに富んだ曲想なので一見とりとめも無いようにも感じるが、全曲としての統一感もはっきりとした作品に仕上がっている。 グレード:中級 演奏時間:約12分40秒
相澤直人
|
51701008
|
|
楽譜
|
女声合唱アルバム「くじけな」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. くじけな(2’25”) 2. 君はそのままでい(2’15”) 3. 前向き(2’25”) 4. おやすみなさい(3’55”) 5. ただいま(2’40"") 6. くじけない(4’25”) ---------- ちょっとしたイベントや合唱祭などで歌うレパートリーとして、難解でなく、テキストも分かりやすいコンパクトな作品を目指して作られた合唱アルバム。 ボサノバやワルツ、そして小室哲哉風な曲など、個々の曲はバラエティに富んだ音楽構成となっていて、聴くものも歌うものも飽きさせない魅力的な作品となっている。 「くじけな」「君はそのままでい」「前向き」「おやすみなさい」「ただいま」「くじけない」の6曲。「ただいま」は無伴奏。 グレード:中級 演奏時間:約18分05秒 <まえがき> 日本合唱指揮者協会でも大変お世話になっている岸信介先生には、おそらく僕のことは「指揮者」として認識していただいていると思っていました。そんな折に、作品委嘱、ましてや合唱曲を作曲する立場では大きな名誉とも言える「舫の会」委嘱という話を頂き、それは私の人生にとっての一大ニュース。光栄であり、プレッシャーでもありました。詩も自由に選んで良い、とのことで、悩ましい日々が続いたことを思い出します。 選んだ詩は、歌人でもある枡野浩一さんがTwitterで呟かれていた作品が、小さく、さり気なく本、「くじけな」(文藝春秋)より。Twitterの投稿の仕様上、一篇140字以内というコンパクトなサイズのものが並びます。 詩集の前半は「くじけな(い)」「君はそのままで(い)」「あなたにあいた(い)」等、どこかで聞いたことあるような前向きな言葉の、最後の一文字を取ったタイトルが多くを占めています。最後の一文字をとることで意味が変化し、作者のメッセージを展開していきます。それは一見ではゆるい言葉遊びのようですが、メッセージとしては時に手厳しいもので、時に不条理さも感じます。特に、陳腐で安易な励ましの言葉に対しては厳しく、もしかしたら弱者に対しての労りでもあるのかもしれません。そういう意味では、ある意味逆説的な応援メッセージのような印象も受けました。 ----- 第1曲「くじけな」 ボサノバテイストの16ビートを奏するピアノパートが牽引しつつ、力強く印象的なメッセー ジを繰り返す。 第2曲「君はそのままでい」 8ビートをある種の意志を持ちながら、しつこく主張する小曲。サビはJ-POPで愛用されるコー ド進行を用いて、現代の感覚に近いカラーを喚起させる。 第3曲「前向き」 プチ天邪鬼的間奏曲。4ビート。ハ長調ではあるが、この詩のもつある種のシュールな味わ いを不安定な和声感で表現することにした。 ----- さて、枡野浩一氏がTwitterの連載(?)で31篇まで詩を書いた時に、3.11の大震災が起こります。氏は詩集の「なかがき」で次のように書いています。 (前略) 「震災が起きたのは、『くじけな』を本にしたいと、ある出版社の方が連絡をくださった直後のことでした。私は自分の詩が読み返せなくなりました。くじけないでという、まっすぐな言葉が、こんなときは必要なのかもしれないと思いました。『くじけな』は、くじけたと思いました。そうして私は『くじけな』の続きを書き始めました。折れてしまったものをつなぎたかったのです。三十二編目から言葉の色が少し変わっているとしたら、そんな事情です。(後略) そんな震災後の詩から3篇を選び、前半3篇の逆説的応援ソングに続き、嘘をつかない応援ソングにしようと考えました。」 ---- 第4曲「おやすみなさい」 ほとんど全てが弱声で歌われる祈りのワルツ。 第5曲「ただいま」 ユニゾンで語り口調で奏されるシーンが印象的な間奏曲。曲集中唯一の無伴奏曲で、attacca で終曲へ繋がる。 第6曲「くじけない」 詩集「くじけな」の結びの一篇。力強いビートに加え第1曲を思い出させる(しかし第1曲 とは異なり)「前向きな言葉」を連呼する主部と、「前向きな言葉」の本当の意味を探るよう な走句が交錯しつつ、最後はそっと静かに決意をする。 ----- 「がんばろう」という言葉の意味やある種の形骸化、もしくは安売りに少しでも違和感を覚えたり、疑問を感じたことのある方ならば共感できる部分もあろうかと思います。最後に、枡野氏自身の言葉を再び引用させていただきます。 「今まさに激しい苦しみと闘っている、絶讃くじけ中の人には、届きにくいかもしれません。一見、恵まれた環境にいるはずなのに、目に見えない部分で闘わなくてはならないような、松尾スズキさんが言うところの『ぬるい地獄』にいる人に届けばいいと思います。(中略)『ぬるい地獄』は、そこかしこにあるでしょうから」(相澤直人)
相澤直人
|
51411005
|
|
楽譜
|
女声合唱アルバム「みえない手紙」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1 みえない手紙 (3'55"") 2 こころ (2'10"") 3 あいたくて(3'45"") ---------- 混声合唱アルバム「なんとなく・青空」の終曲「あいたくて」を女声合唱版にリメイク。表題曲の「みえない手紙」とともに2014年8月の高校総文で奈良県の高校の合同合唱団にて初演。その後ア・カペラの「こころ」を含んだアルバムとして2014年10月に高校総文のメンバーにて全曲初演された。 どの曲も優しいメロディと美しい和音が印象的な小品。温かく柔らかな音色に包まれたアルバムである。 グレード:中級 演奏時間=約9分50秒
<まえがき> 日本語を美しく歌って欲しいと願い「みえない手紙」を作曲、同様の思いで「あいたくて」(混声合唱アルバム「なんとなく・青空」に収録)を女声版に編作しました。 全国高等学校総合文化祭「いばらき総文2014」での演奏用にと委嘱を受けて書いたこの2曲は、指揮者の上西一郎氏のもと、奈良県高等学校選抜合唱団の皆さんによって初演され、その感動的な演奏は大きな反響を呼びました。その後、同じメンバーによって再演されるステージのために「こころ」を書き下ろし、3曲の女声合唱アルバムを皆さまにお届け出来る運びとなったのです。 やさしい言葉に寄り添って、愛されるメロディーを書きたいとの一心で紡いだ音符たちです。あたたかい気持ちになりたいとき、ちょっと心が疲れたときに口ずさんで欲しい、そんな願いを込めて。(相澤直人)
相澤直人
|
51401013
|
|
楽譜
|
女声合唱アルバム「やかもち抒情」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1 越中春三首 春の苑(2'15"") 朝床に(1'45"") しなざかる(1'50"") 2 鰻二首(3'10"") 3 恋三首(5'10"") ---------- 富山県ゆかりの歌人大伴家持の短歌をテキストとした無伴奏女声合唱作品。 第1曲「越中春三首」はそれぞれ独立した3つの楽曲からなり、日本音階やフォーレの舟歌のオマージュ、西洋古典和声とそれぞれ違ったスタイルになっている。第2曲「鰻二首」はスケルツォ的な曲で器楽的な作品。第3曲「恋三首」はラブソングとして愛唱できる隠し味を持った作品。 グレード:中級
相澤直人
|
51810015
|
|
楽譜
|
女声合唱アルバム「窓よりゆめを」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. 死んでもいいと訳したるやうに (1’05”) 2. 恋は叶はぬときが優しく (2’05”) 3. うつくしき物語 (1’15”) 4. うつくしき物語 II (2’25”) 5. いづかたを眺めてか (1’30”) 6. 窓よりゆめを、ひかりの庭を (4’25”) ---------- ア・カペラの奇数番号の曲と、それに続くピアノ伴奏付きの曲がひとつのセットとして構成された作品(もちろん、単独の演奏も可である)。そのため、「合唱アルバム」の中ではグレードが比較的高いものとなっている。挑戦的なア・カペラ曲とメロディックなピアノ付きの曲の対比が面白い構成となっている。 グレード:中級 演奏時間:約12分45秒 <まえがき> 同世代の歌人(実際は多彩な才能をを持ち、多方面に活躍中)である栗原寛さんが、20代後半から30代前半に歌った短歌を収めた、歌集『窓よりゆめを、ひかりの庭を』。栗原さん自身が「見えているのに、手が届かないもどかしさ。思いが伝わらないせつなさ。僕にだけ見えない(と思ってしまう)さびしさ。言いまわしこそ、いくぶん“古風”と感じられるかも知れませんが、 ずいぶんと“蒼い”ことばのかずかず」と解説するこの歌集は、根底に「ひかりの庭」に対する憧憬や期待が書かれていると感じます。 選び抜かれた輝く言葉たち。 新しいタイプの(と言って良いでしょう)和歌と対峙したときの戸惑いもありましたが、自分自身のインスピレーションを特に重要視しながら音を紡ぎました。また、和歌そのものが洗練された少ない言葉で成り立っているものですから、無駄に曲が冗長ににならないように気をつけました。結果、全6曲のこのアルバムは「インスピレーションを重視した(やや難解な)無伴奏曲」と「歌心をもって歌えるピアノ付きの曲」というセットが3組並ぶ形に納まりました。それらの組では和歌の選定はもちろん、楽曲内でも共通のモティーフや素材が使われる等、多少の関連性を持たせています。なお、最終曲のみはステージのクロージングに相応しいよう、複数の和歌を組み合わせて規模のやや大きな曲となっております。(相澤直人)
相澤直人
|
51605015
|
|
楽譜
|
女声合唱アルバム「誰にもいわずに」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. 露 (2'10"") 2. わらい(1'30"") 3. このみち(2'30"") 4. 私と小鳥と鈴と(2'20"") 5. さよなら(2'00"") 6. 色紙(2'00"") 7. 星とたんぽぽ(4'45"") ---------- 「合唱エクササイズ・アンサンブル編」のための書き下ろされた金子みすゞの詩をテキストにした3曲に、昨年、鹿児島で開催された国民文化祭のために書かれた3曲、同じく鹿児島の講習会のために書かれた「さよなら」(ア・カペラ)を加えた7曲のアルバム。 少人数の合唱団でもOK。色々なシチュエーションで採り上げることが出来るアルバムである。 グレード:初〜中級 <まえがき> 日頃、合唱団を指導していますと、合唱団のレパートリーやプログラミングを考える上で、「規模的に大きくない曲」の重要性を実感します。しかしながら、数多の日本の合唱作品の中で、そのような作品の割合は決して多いとは言えないでしょう。 このアルバムは終曲を除いて、すべての作品が2分〜3分程度の小品で、そのサイズの中に無理のないように、作曲者のエッセンスを盛り込んでいることが特徴です。また、どの曲も明快な旋律を有し、合唱と共演するアンサンブルピアノとで、まるで歌曲のような色合いをもたらします。常に拍節に支配されるのではなく、グレゴリアン・チャントのようなネウマ的なフレージング、自由な間合い、日本語の言葉の流れなどを重視していただくと良いでしょう。 なお、作曲者なりのストーリーがあり7曲を配しておりますが、あくまでも合唱アルバム。お気に入りの写真を取り出したり、並び替えたりするように、曲の抜粋や演奏順に関して自由に扱っていただいて構いません。 「露」 このアルバムの全曲初演に際し、アンコールピースとしてアンサンブル クレア(神奈川県相模原市)のために作曲。平易な三部形式。主部の11度にわたる緩やかな上行音型と、平行調で奏される中間部の対比を感じながら、たっぷりとした情感で歌いあげてください。 「わらい」 拙著“合唱エクササイズ アンサンブル編1”のために作曲。躍動するピアノの四分音符に、marcatoで、legatoで、自在な合唱を試みた小曲。言葉に反応して、音にリズムに、和声に反応して、自由な表情付けをして頂きたいと思います。 「このみち」 拙著“合唱エクササイズ アンサンブル編3”のために作曲した、作曲者の記念すべき100作目にあたる合唱曲です。同一のモチーフを用いながらも、毎回違う表情、異なる和声を見せています。遠くに思いを馳せながら。 「私と小鳥と鈴と」 拙著“合唱エクササイズ アンサンブル編2”のために作曲。合唱パートだけではハーモニーの進行が理解し難いのですが、ピアノとアンサンブルが調和すると一気に色彩が豊かになる曲です。同音が連続する箇所でいかに音楽を動かすか、がポイントの一つとなるでしょう。研究してみてください。 「さよなら」 平成28年の鹿児島県合唱指導者講習会の教材として作曲。ほとんどの部分が単旋律で書かれている珍しい無伴奏曲です。日本語の抑揚、息遣いを音楽に活かすことを目的として書いた作品ですので、自由なアゴーギクで演奏してください。 「色紙」 “第30回国民文化祭かごしま2015”の合同合唱団のために書いた作品。様々な世代に歌っていただけるような易しさで書かれています。曇り空、に反応して暗い母音の響きにならないように気をつけましょう。金子みすゞの憧憬が曲に重なりますように。 「星とたんぽぽ」 「色紙」と同じく“第30回国民文化祭かごしま2015”の合同合唱団のために書いた作品で、総勢300名で初演されました。深い慈愛に満ちたピアノの前奏の響きを常に体に感じつつ、金子みすゞのまなざしと、相澤直人の音楽の調和をお楽しみください。(相澤直人)
相澤直人
|
52307007
|
|
楽譜
|
女声合唱のための 「きいている・音楽のように」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. きいている (2’30”) 2. 宿題<無伴奏> (3’10”) 3. 音楽のように (4’30”) ---------- 「きいている」「音楽のように」は2023年4月8日、千葉の女声合唱団の智恵コーラスにより委嘱初演されたピアノ伴奏付き女声三部合唱曲。 「宿題」は2019年9月1日、豊島岡女子学園中学校コーラス部により委嘱初演された無伴奏女声三部曲。 目に見えないものにも大切なことがあることを歌った作品。 コンクールだけに限らず、合唱祭や演奏会のアンコール曲としても最適。全3曲。 グレード:中級 演奏時間:約10分10秒
相澤直人
|
52508003
|
|
楽譜
|
女声合唱のための「日々是好日(ひびこれこうじつ)」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
日々是好日 約4分 ---------- 2025年7月、「おかあさんカンタート in 徳島」の講習曲として書き下ろした作品。近年多くの作品を生んでいる「相澤直人×きむらえいり」による新曲。タイトルの通り、日常の些細な出来事への愛情を綴った詩と、女声合唱ならではの凜としたハーモニーによって朗らかな雰囲気が広がるような作品である。多くの女声合唱団のレパートリーにしたい1曲。 演奏時間:約4分 グレード:初-中級 編成:P女3
※表紙に印刷汚れが少々ございます。予めご了承ください。
相澤直人
|
52406003
|
|
楽譜
|
女声合唱曲 「こどものころに みた空は」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
こどものころに みた空は ---------- 2023年4月23日に開催された「中部おかあさんカンタート in 郡上」の、「相澤先生の新曲を歌おう」の講座のために作曲。同イベントにて初演。アンコール曲や合唱団の愛唱曲に相応しく、歌う側も聴く側も心が温かくなるような1曲。 演奏時間:約3分30秒 グレード:初-中級 編成:P女3
相澤直人
|
51905004
|
|
楽譜
|
女声合唱曲「天使、まだ手探りしている」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. 天使、まだ手探りしている(3’50”) ---------- 混声合唱アルバムの「天使、まだ手探りしている」の中から終曲を女声合唱にアレンジしたもの。 新たにピアノを加えて、混声や男声とは違った世界が浮かび上がって来た。 グレード:中級 演奏時間:約3分50秒 <まえがき> 混声版、男声版に続いて、ようやくご要望の多かった女声版を作曲しました。女声版はアンサンブルから大合唱までの多様な規模や世代の拡がりにも対応できるよう、編作に際してピアノ伴奏をつけましたので、混声・男声版にはなかった魅力に溢れています。 この曲の主要動機である7度の上行音型と、やや意外性をもつ代理コードの使用により、短くもドラマチックなピアノによるナレーション的プロローグ。変ト長調にの主和音に終止すると、突然、イ長調で舞台の幕を開けます。私が愛用しているコード進行に落ち着いた主部は、ピアノの4ビートによって快活な雰囲気を持っています。(混声版に比べて速いテンポを指定しているのは、このピアノのリズムから湧き上がる前向きな気持ちの表れと言えるでしょう。)その後、曲は大楽節のまとまりで展開し、主に7度跳躍の動機(わたしには見えない〜)、6度跳躍の動機(わたしのこころに〜)が繰り返されます。新鮮さが失われないよう、テンションを維持しながら歌いきっていただきたいと思います。時折、add9の音(ドミソに対するレ)を求めるシーンがありますが、個人的に女声らしいあたたかさと拡がりを感じて愛用している音であり、これを美しく響かせることはサウンド作りのポイントかもしれません。 イ長調の持つ輝き、心が踊るテンポ・ビート感、鮮やかに跳躍する旋律を多くの方に堪能していただければ幸せです。(相澤直人)
相澤直人
|
51509020
|
|
楽譜
|
相澤直人ア・カペラ作品選集 女声篇
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1 お茶のひととき(工藤直子 作詩) (2'30"") 2 歌われて (谷川俊太郎 作詩) (4'00"") 3 チョコレート (みなづきみのり 作詩) (1'20"") 4 コスモスの花 (みなづきみのり 作詩) (3'10"") 5 ビーダマ (工藤直子 作詩) (1'50"") 6 夕焼け (工藤直子 作詩) (2'30"") 7 みあげれば宇宙 (工藤直子 作詩) (2'25"") 8 また あいたくて (工藤直子 作詩) (2'40"") 9 ぜんぶ 〜ア・カペラ版〜 (さくらももこ 作詩) (2'40"") ----------
以前にピアノ伴奏付きで書かれていた作品や混声合唱の女声合唱へのリメイク、または本曲集で初出版のオリジナル作品など、作曲者の自薦によるア・カペラ名選集。 「ビーダマ」「夕焼け」「みあげれば宇宙」「またあいたくて」は初出版。その他は「歌われて」以外はア・カペラでは初出である。 グレード:中級
<まえがき> 2009年秋、「ぜんぶ」(詩:さくらももこ)のヒットが契機となり、作曲家としての活動を本格的に開始。その後、2015年7月までの6年間で、約130曲を作曲しました。 その中から選りすぐって、2015年9月、初めての作品個展演奏会が開催される運びとなりましたが、更に嬉しい事に、カワイ出版の担当・早川由章さんの大きな力添えもあり、作品個展で演奏される全ての曲が、4冊同時発刊という形で刊行されることとなりました。 この曲集は、女声・アカペラの小曲を中心に集めたアルバムです。 どの曲も、演奏時間の上でも、曲調の上でも小品と呼べるものです。様々なシーンで歌われることを願っております。 「お茶のひととき」 第35回(2015)、36回(2016) ヨコハマ・コーラルフェストの合同演奏曲用に委嘱を受け作曲。ピアノ付きの楽曲ですが、ア・カペラ版に編作したものがこの作品です。スプーンとコーヒーカップのやさしい会話が進行します。 「歌われて」 谷川俊太郎さんが、日本合唱指揮者協会主催の演奏会のまえがきに寄せて書かれた詩に作曲したもの。スケールの大きな広がりを見せる和声ですが、曲は終始おだやかに、祈りが世界に染みわたるように。 「チョコレート」 混声合唱アルバム「小さな愛、4色」中で人気の楽曲を女声四部版にしました。Fis durが軽快なリズムと相まってキラキラと輝きます。 「コスモスの花」 混声合唱アルバム「私の窓から」の中の1曲。女声版を作曲するにあたって、少人数でもバランスよく響くように和声に工夫をしました。北軽井沢でコスモスを見ながら思い浮かんだメロディー。 「ビーダマ」 a mollの導音をほとんど避けることによって、やや旋法的な響きを奏でる小曲。シンプルな和声、縦のハーモニーを楽しんでいただきたい1曲です。 「夕焼け」 前曲とattaccaでつなげて歌うことも想定した、美しいA durの開始。冒頭は一言ずつ呟くように短いフレーズ、細かなデュナーミクを多用。転調後は一気に思いが溢れます。 「みあげれば宇宙」 宇宙の中の地球。でも、その地球のうえで星を見上げる小さな生きものたち。……を、コミカルに描きました。ユニゾン〜2声〜4声と、曲の流れに乗りながら自然と盛り上がる構成となっています。 「また あいたくて」 切なさが迫る曲。途中ブラームスの「雨の歌」の第二主題を挟み喜びに溢れるようですが、再現部は最弱声(ppp)、短調で示されます。涙がこぼれ落ちる時、印象的に聞こえてくる「あいたくて」のモティーフ、そして終結和音は儚い長三度が印象 的な” ドリアのIV”で、切なく切なく瞼を閉じるように曲が終わります。 「ぜんぶ 〜ア・カペラ版〜」 「ぜんぶ」は様々な編成のために、そして多くの人に愛唱してもらえるよう、様々な要望に応えていくつかの版を作曲しています。女声の無伴奏付きを望む声が非常に多く、混声版とはまた違った、女声ならではのハーモニーや密集和音の輝きを加えたいと考え書いた作品です。(相澤直人)
相澤直人
|
50412007
|
|
楽譜
|
女声合唱のための山田耕筰作品集「からたちの花〔増補新版〕」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
かやの木山の 赤とんぼ 中国地方の子守唄 曼珠沙華 この道 のばら からたちの花 あわて床屋 青い小鳥 鳥の番 雀の番 夕焼け雲 かえろかえろと 電話 つばめ すかんぽの咲く頃 洗濯媼さん 砂山 待ちぼうけ 松島音頭 歌詞 ---------- 既刊の「からたちの花」に新たに6曲の書き下ろし編曲を加え、全19曲の曲集として再編集。新たに加わった曲は「かやの木山の」「赤とんぼ」「中国地方の子守唄」「曼珠沙華」「この道」「のばら」。山田耕筰の増田編曲は、定番として既に認知されており、今までなかったのが不思議な『赤とんぼ』「この道」などが加わり、さらに選曲の幅が増えた。 難易度:中級
増田順平:編曲
|
52408008
|
|
楽譜
|
女声合唱のための 「今日をきらめく 」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
雪ノ朝 雲を見ている からっぽ 過去へ ---------- 2022年10月23日のエコーきさらぎ50周年記念コンサート、そして2023年11月17日のエコーきさらぎAutumn Concertにて委嘱初演された作品(指揮:松尾卓郎)。2022年に2曲(「からっぽ」「過去へ」)を、2023年にさらに2曲(「雪ノ朝」「雲を見ている」)を加え、合計4曲から成る作品集として完結。年齢問わず、幅広く誰にでも分かり合えるものを歌いたいという合唱団の希望により出来た作品。 演奏時間:約16分10秒 グレー:ド中 編成:P女3級
大熊崇子
|
51806005
|
|
楽譜
|
女声合唱組曲「生命(いのち)は」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. 真珠は (2’15”) 2. ぬけぬけと自分を励ますまじめ歌 (2’30”) 3. 二人は (2’50”) 4. SCANDAL (2’20”) 5. 生命(いのち)は (4’00”) ---------- 2017年4月30日、「コーラス虹」35周年記念コンサート委嘱作品。人生を重ねた者だからこそ歌える合唱曲を、という思いから出来た、おかあさんコーラス向けの女声三部合唱作品。オーソドックスな女声合唱らしいタイプの作品や、ジャズ風のリズムや響きを巧みに取り入れたおしゃれな曲などいろいろなタイプの曲があり、歌う方も聴く方も楽しめる。 ピアノ伴奏付き、全5曲。 グレード:初?中級 演奏時間:約14分 <まえがき> 特にここ数年、人数や年齢的にも様々なコーラス団体が活動しているせいでしょうか、多くの作曲家によってそのニーズに合った曲が作られているような気が致します。それは大変素晴らしいことだと思います。 いろいろな人生経験を重ねてきた女性たちが素直に心から詩と音楽を感じて表現できるもの、そしてそれを歌うことによって彼女たちのエネルギーとなるようなものが欲しいという委嘱団体の指導者である永倉喜代子先生の熱い思いからこの組曲は生まれました。 ここにセレクトした吉野 弘さんのすべての詩に広義で捉えると、自分を激励するメッセージが込められています。 音楽的に特に奇をてらうことはしておりませんが、性格の異なる5曲が並んでいます。いずれも詩の持ち味、言葉とメロディーラインを大切にして書き上げたつもりです。 これらの曲が合唱団のメンバーそれぞれの心の応援歌となってくれること、そして演奏を通して多くの人にエールを送っていただけることを心より願っております。(大熊崇子)
大熊崇子
|
51403009
|
|
楽譜
|
女声合唱組曲「母の景色」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1 パラソル (1'40"") 2 虹(2'15"") 3 夏みかん (1'50"") 4 母の景色 (2'45"") ---------- 詩人の詞華集「レモンとねずみ」の中から7つの詩に付曲した作品を、出版に際してコンパクトに4曲なら曲集としてまとめ直した作品。「パラソル」「虹」「夏みかん」「母の景色」の4曲で「夏みかん」は無伴奏である。どの曲も小品ではあるが、雰囲気の異なった面持ちをもち、大人の女性のための曲として手軽に取り上げることの出来る作品として生まれ変わった。 グレード:初〜中級 演奏時間=約8分30秒
大熊崇子
|
50503014
|
|
楽譜
|
金子みすゞの詩による7つの女声合唱曲集「みえない星」 [受注生産]
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. 私と小鳥と鈴と(1'40"") 2. 水と影(2'10"") 3. 雲のこども(0'50"") 4. 雲の色(0'50"") 5. ぬかるみ(1'50"") 6. 忙しい空(1'10"") 7. みえない星(2'10"") ---------- 1995年1月、日本合唱指揮者協会からの委嘱により、オルガン伴奏による女声合唱作品として発表されたのが初出。その後、ピアノ伴奏による混声4部に改訂され、今回は女声とピアノの版で出版。1〜2分程度の小品7曲から成る詩の持つ行間を活かすため、あえて詩の反復を避けて作曲されている。2005年3月20日に緑幼稚園フラワーコーラス(早川由章指揮)で初演。 演奏時間:約12分 難易度:中級
大竹くみ
|
50710005
|
|
楽譜
|
女声合唱とピアノのための「色の息遣い」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
プロローグ 1 白 (2'30"") 2 青(4'00"") 3 赤(ア・カペラ)(3'00"") 4 黒 (3'00"") 5 緑 (3'10"") 6 色 (4'10"") ---------- 詩人の「色」に関する詩を集めて、それぞれの色を音で表現した組曲。冒頭にピアノだけの「プロローグ」があり、指揮者による「色」のナレーションがある。合唱は「赤」以外は基本的に2声で書かれている。ピアノは伴奏ではなく合唱と協奏の役割を果たしている。初演時の演奏を基に若干の変更を加えての出版。 演奏時間:約25分 難易度:中級
大竹くみ
|
50904014
|
|
楽譜
|
女声合唱とピアノのための「星の組曲」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1 星の囁き(1'40"") 2 星の勲章(4'10"") 3 星と砂(3'00"") 4 私の星座(3'40"") 5 星の旅(3'00"") ---------- 藤井宏樹=クール・オルタンシアの2008年の委嘱作品。 星の持つ様々な表情を、神秘的な和声やメロディを用いて表現し、星の持つ色を描き出している作品。ピアノは歌と協演し、重要な役割を持っている。 テキストは詩集「シャガールと木の葉」に収録されている組詩である。全5曲。 グレード=中級。
大竹くみ
|
51007009
|
|
楽譜
|
《こどものうた》による女声合唱曲集「ちいさいはなびら」 /作詩:阪田寛夫
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1 ちいさいはなびら(1'55"") 2 すき すき すき(1'55"") 3 かぜとひかり(1'20"") 4 かぜのなかのおかあさん(2'35"") 5 つきはすき(1'25"") 6 なかまだよ(1'20"") 7 つき と さるのこ(1'55"") 8 すっからかんのかん(0'55"") 9 きつねうどん(1'40"") 10 ぽんこつマーチ(1'50"") ---------- 作曲者の“こどものうた”による女声合唱曲集第2弾。今回は全曲二部合唱で、いとこの阪田寛夫氏の詩による作品。二部合唱曲としては未出版ものを中心に、大人から子供まで誰にでもすぐに歌える曲集。涙を誘うような切ない歌から笑い飛ばしてしまう歌まで実に様々。全10曲、ピアノ伴奏付き。 グレード:初級 演奏時間=約17分
大中 恩
|