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価格(税込み) |
51906018
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楽譜
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女声合唱とピアノのための「デフォルメとフュージョン」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 梅は咲いたか (2'40) 2. 鬢(びん)のほつれ (3'00) 3. へらへら (2'40) ---------- 「座敷唄」とは料亭など酒宴の席で唄われる唄のことであるが、その多くは民謡や労作歌、流行歌などの転用されたものが多いとされる。 「梅は咲いたか」「鬢(びん)のほつれ」「へらへら」の3つの座敷唄のそれぞれの特徴を過剰に拡大したり(デフォルメ)、洋楽のスタイルと融合させたり(フュージョン)してつくられたのがこの作品である。 グレード:中〜上級 演奏時間:約8分20秒
信長貴富
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51605007
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楽譜
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女声合唱とピアノのための「青いフォークロア」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 大漁(3'15"") 2. 橙の花(1'30"") 3. 早春(2'15"") 4. 角の乾物屋の(2'30"") 5. うらなひ(1'50"") 6. 夏の宵(2'10"") 7. 輪まわし(2'50"") 8. 私と小鳥と鈴と(5'30"") ---------- フラワーコーラスの委嘱で2016年3月に初演された組曲。オリジナルは大人が歌うに相応しい混声3部とピアノのための作品。 金子みすゞの時代の和洋折衷の様相を音楽でも表現し、みすゞが聴いただろう「歌」を想定して作曲されている。 グレード:中級 演奏時間:約22分
<まえがき> この曲集は伊豆新世紀合唱団の委嘱により、2009年に混声三部合唱の形で初演されたものです。 金子みすゞ(1903〜1930)の詩は、ともするとファンタジックな面に読みの重心が偏りがちですが、平易な詩句の背景には、豊富な読書量から得た彼女の知性と、実生活の歓び哀しみが裏打ちされており、童謡詩というカテゴリーの中には収まりきらない広がりを持っています。明治終期から昭和初期の社会的因習、その中で生じたであろう生きづらさ、そして解放への強い欲求が、金子みすゞを詩作へと駆り立てたことは想像に難くありません。童謡詩としての軽妙さを持ち、しかも大人が歌うに相応しい心理の多層性をも持ち合わせていることが、詩の選定要因でした。 金子みすゞの詩風には、西條八十を始めとする同時代の童謡詩人の影響が見られると同時に、竹友藻風や西條八十の訳で当時日本に紹介されたクリスティナ・ロセッティやマザー・グースといった英国童謡詩からの直接的・間接的な影響も見受けられます。みすゞの詩からは、和装と洋装が交差した当時の日本人の美的感覚が薫ってくるようです。このことは、作曲上の音選びに反映しています。 曲集のタイトルに「青い」という言葉を付けました。山口県の漁師町・仙崎で生まれ育った金子みすゞの目には、刻々と移り変わる青・蒼・碧・・・が映っていたことでしょう。彼女の詩には様々な色が登場しますが、バックスクリーンにはいつも青が広がっているように思え、タイトルに付すことにしました。 「フォークロア」は、民間伝承、民族学などと訳されます。金子みすゞの詩には、いつ誰が作ったとも知れない、口から口へと受け継がれた伝承詩のような、作為のない、自然なたたずまいがあります。私の歌の在り方も、「作られたもの」ではなく、金子みすゞが聞き取った歌を再現したようなものでありたい、このような願いが「フォークロア」の語に込められています。(信長貴富)
信長貴富
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51509005
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楽譜
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女声合唱と小物打楽器のための「かろやかな翼ある風の歌」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 かろやかな翼ある風の歌 (7'30"") ---------- 単一の女声合唱作品。小物打楽器(Glass Harmonica, Tone Chimes, Wind Chime, Castanets (or Claves), Triangle, Tambourine, Tubular bell)は合唱団員によって演奏される。 この曲は和声的な展開ではなく、いくつかの限定された旋法の中で、パート間の旋律線のズレやリズムの変化によって紡ぎ出される音楽で、透明感のある響きが特徴的である。 立原道造のテキストのヘルダーリンの「運命の歌」の一節(ドイツ語)が挿入されている。 グレード:中〜上級 演奏時間=約7分30秒
<まえがき> 「女声合唱とおんきごう」から二度目の委嘱をお受けして作曲したのが本作です。前作《なみだうた》のようなオーソドックスな「曲集」のスタイルにはこだわらず、単一楽章で一貫した時間の流れを持った作品にしてみたいというのが今回の作曲の糸口でした。 そうしてテキストとして立原道造(1914〜1939)の物語「かろやかな翼ある風の歌」を選ぶに至りました。詩の形式に沿って作曲するという発想からの解放を可能にし、且つ、委嘱団体の透明な音色に相応しい題材であると判断したからです。ちょうど初演の年が立原道造の生誕100年にあたることもテキストの選択に必然性を与えました。 物語の要旨をひとことで言えば、風に憧れる青年のメルヘンということになりましょうか。その世界観は軽井沢を舞台とした立原の代表的な詩群に見られる心象と共通しています。作曲にあたっては、立原の憧れた風景を音画的に形にすることに専念し、物語の展開には触れないことにしました。そのため作曲に使用した言葉は物語冒頭のごく一部となっています。 そのほかに歌詞としてドイツの詩人F・ヘルダーリン(1770〜1843)の詩「ヒュペーリオンの運命の歌」の一部も原語で使用しています。立原の文中に固有名詞が登場することが根拠です。(立原文中の表記は「ヘルデルリーン」。)突如として現れるドイツ語の響きは、日常から非日常(憧れの世界)への飛躍のように感じられるかも知れません。 今回の曲では、異次元のような空間を演出するためにいくつかの小物打楽器を使用しています。それらの響きとア・カペラの女声合唱がどのように影響し合うかということも、作曲上の重要な関心事でした。 これまでの私の作品では、ハーモニーの展開で言葉の内容を表していくという作風が多かったのですが、本作はそれとは異なり、いくつかの旋法に限定した中で、パート間の旋律線のズレやリズム法の変化によって時間を構成していく方法を採りました。(ドイツ語の部分でのみ和声的な展開を見せます。)いわゆる現代音楽のような難解さはありませんが、オーソドックスな合唱曲とは別の新たな視野を持って作曲に臨んだつもりです。(信長貴富)
信長貴富
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51001017
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楽譜
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女声合唱のための 「恋ものがたり」増補版
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 「恋のフーガ」(なかにし礼 詞/すぎやまこういち 曲)(2'50"") 2 「なごり雪」(伊勢正三 詞/曲)(3'40"") 3 「木綿のハンカチーフ」(松本隆 詞/筒美京平 曲)(5'30"") 4 「君は薔薇より美しい」(門谷憲二 詞/ミッキー吉野 曲)(4'10"") 5 「恋のバカンス」(岩谷時子 詞/宮川泰 曲)(2'40"") 6 「さよならの向う側」(阿木燿子 詞/宇崎竜童 曲)(4'30"") ---------- 既刊の「恋ものがたり」に新しく「さよならの向う側」を加えた増補版。いまのおかあさんコーラスの世代では誰でも知っている曲ばかりなうえ、平易でお洒落なアレンジであるので、広くおかあさんコーラスを中心に歌われる曲集である。なお、本作品には器楽伴奏バージョン(Vn, Pf, Perc, C.B.)がある。 グレード:初〜中級 演奏時間=約 23分20秒
信長貴富
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52208012
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楽譜
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女声合唱曲 「こころよ うたえ」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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こころよ うたえ (3’10”) ---------- オリジナルは福島の喜多方、郡山、郡山東、福島東の4校の合同演奏会のために書かれた混声合唱作品(初演:2011年5月)。 女声版は2022年7月、女声合唱団フィオーリによって初演された。既に、混声版と男声版は多くの人に愛唱されているが、今回女声合唱になったことで、新たな形で輝きと広がりが見えるようである。 グレード:初〜中級 演奏時間:約3分10秒
信長貴富
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51708008
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楽譜
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女声合唱曲 「ヒロシマの鳩」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. ヒロシマの鳩(6’00”) ---------- 第40回 全国高校総合文化祭「2016ひろしま総文 合唱部門」で奈良県の選抜合唱団のために書かれた作品。 京都生まれの詩人がヒロシマの原爆への思いと生まれ故郷とを結びつけた反戦のテキスト。「クウ」という言葉が「空」から「苦」に変わっていく。音楽はそれらを結びつけ詩人の思いを伝えていく。 グレード:中級 演奏時間:約6分 <まえがき> この曲は奈良県内の高校生で構成された奈良県選抜女声合唱団の委嘱により作曲されたものです。原爆の日に程近い8月初頭に広島県の会場で初演が行われることになっており、平和都市広島で初演されるにふさわしい詩を探すことにしました。それは指揮の上西一郎先生からのご示唆でもありました。 そうして書棚から手に取ったのが『反戦アンデパンダン詩集──2003年 詩人たちは 呼びかけ合う』(創風社)でした。この詩集は、イラク戦争に反対する詩人サム・ハミル氏によって提唱された「戦争に反対する詩人たち」の運動に呼応する形で日本の詩人たちが連帯し、編纂したもので、313篇もの詩が収められています。有馬敲さんの「ヒロシマの鳩」は、繰り返される過ちへの警告が、静かに、しかし力強く訴えられている詩であり、今回の作曲のねらいに合致するものでした。 私の両親が広島出身であることから、詩の舞台となっている平和記念公園の周辺には子どもの頃からたびたび訪れていますが、緑萌える眩しい景観の、その地底の深くから、声にならない声がひたひたと沸き上がってくるのを、いつも感じます。それは「ヒロシマの鳩」の中に書かれている「幻」の感覚に近いように思え、詩を一読してすぐに、真夏の広島のジリジリと照る太陽の匂いを思い起こしました。元安川、相生橋、路面電車、旧広島市民球場……現在と過去の交錯。原爆により亡くなった(正確には行方が分からなくなった)私の親族の墓は、本川(旧太田川)から通りを一本隔てた寺院にあります。(信長貴富)
信長貴富
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52111006
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楽譜
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女声合唱曲 「君の川柳」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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君の川柳 (6’10"") ---------- オリジナルは混声版(2021年1月Youtube配信初演)で、好評により女声版も編まれることとなった。2021年11月に栗友会合唱団の女声メンバーによって、YouTube配信で初演。 テキストは、栗友会のメンバーによる川柳作品を集めて、作曲家により構成されている。川柳はコロナ禍の日常や、日頃の心情、社会風刺など詠み人様々に綴られた。ポップなメロディーが軽快に、時に抒情的に流れ、今回女声合唱になったことで爽やかさが増すようになった。混声版同様、部分的に演奏者オリジナルの川柳に置き換えることも可能である。 グレード:中級 演奏時間:約6分10秒
信長貴富
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52210006
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楽譜
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女声合唱曲 「合唱−もうひとつの−」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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合唱−もうひとつの− (3’50"") ---------- 2022年6月、豊島岡女子学園中学校・高等学校コーラス部(指揮=信長貴富/事前指導=柴田由美)による初演。 既刊のピース《合唱》と同一詩で、今作の《合唱−もうひとつの−》は新たな推進力と輝きを持った作品である。ピアノと合唱が織りなす音楽が世界を切り開いていくようで、前進する気持ちを持って歌い続けたい女声合唱ピース。中学校や高校の合唱団にもおすすめな一曲。 グレード:初〜中級 演奏時間:約3分50秒
信長貴富
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52202005
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楽譜
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女声合唱曲 「合唱」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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合唱 (3’00"") ---------- 2021年10月、広島県合唱フェスティバルにて初演。広島県合唱連盟の60周年を記念する合唱曲として作曲された。 平和の鐘を想起させるような力強いピアノの前奏から始まる。そこからコーラスは耳に残る美しい旋律で、詩の世界を広げていくようである。コロナ禍で紡がれた作品として、作曲家自身思い入れのある曲となった。 新たな合唱の「讃歌」として、様々な場面で歌い継がれたい作品。 二部合唱での演奏も可能。また混声版との同時演奏も可能。 グレード:初?中級 演奏時間:約3分
信長貴富
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52303007
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楽譜
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女声合唱曲 「祝ぎ歌(ほぎうた)」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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祝ぎ歌 (3’00”) ---------- 2022年8月、舫の会(指揮=岸 信介)による初演作品。 合唱指揮者・岸 信介の傘寿と藍綬褒章受章を祝して、信長貴富による作詩・作曲で制作された。「吉日」に船を出そう、という晴れやかなシーンが浮かぶテキストと穏やかな波のような旋律が胸に残る作品である。 合唱祭・おかあさんコーラス大会の一曲としてもぴったりな女声合唱ピース。 グレード:初級 演奏時間:約3分
信長貴富
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52107010
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楽譜
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女声合唱曲 「宝物」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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宝物 (2’40"") ---------- 絵本作家・永田萠による、母と子どものためのポエム(『お母さんのたからもの』(理論社)より)。 子どもにやさしい眼差しを向けた母目線のテキストと、口ずさみたくなるかわいらしい旋律が心に響く。ピアノ伴奏付きの女声二部合唱(部分三部)で、おかあさんコーラスにぴったりな易しい合唱ピース。 2015年成蹊コーラスによる初演(指揮:笠置英史)。 グレード:初級 演奏時間:約2分40秒
信長貴富
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51704022
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楽譜
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女声合唱曲「言葉は」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 言葉は(4’20”) ---------- オリジナルの混声版は長野県合唱連盟の第50回を記念した合唱祭のために2012年に作曲された。今回同時発売の男声版が2014年の第51回長野県合唱祭でゲスト参加のお江戸コラリアーずと地元の男声合唱団の合同演奏で初演。そして、2017年の4月に長野と東京の合唱団の合同演奏会のために女声版が新たに作られて初演された。 言葉によって人は様々な感情を表す。歌=言葉であるなら、歌は人間には不可欠な物である。人間への讃歌として愛唱曲として広く歌われる作品である。 グレード:中級 演奏時間:約4分20秒
<まえがき> この曲は長野県合唱連盟の委嘱により混声合唱曲として作曲、2012年第50回記念長野県合唱祭にて初演されたのが最初です。男声版は合唱団お江戸コラリアーずの委嘱により2014年に長野県合唱祭のゲスト演奏という形で初演、さらに女声版が女声コーラスしなの(長野県)の委嘱により2017年に完成、混・男・女の3編成が出揃うことになりました。振り返ればすべて長野県からの発信となり、長野県合唱連盟の皆さまはじめ、それぞれの初演でお世話になった皆さまに心から感謝申し上げます。このたび3編成同時にピース出版の日を迎えることができ、全国に広がって行くきっかけを得られて嬉しく思っています。 言葉によって考え、行動し、言葉によって絶望したり励まされたり・・・人間という存在は言葉によって作られている、もしくは言葉は人間そのものであると言えるでしょう。歌は言葉である、と私は思っていますので、歌も人間の存在の象徴であり、なくてはならないものだと思います。言葉への、人間への讃歌であり、歌をうたい続けることへの決意をも込めて作曲したのが、この曲です。 なお、混声版と男声版はピアノのない場所でも演奏できるように作曲されています。(ただしピアノ付きの方が演奏効果は高いでしょう。)打ち上げ会場など様々な場面で愛唱される曲になればと願っています。(信長貴富)
信長貴富
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51802012
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楽譜
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女声合唱曲「生きる理由」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 生きる理由(4’10”) ---------- 磯辺女声コーラス30周年記念のコンサートのために2010年に女声版が作曲され、2014年に北海道のCh?ur Jeunesseの委嘱で混声合唱版も生まれた。 女性ならではの視点から、自らの存在の証としての「理由」を追い求めているテキスト。曲はユニゾンから始まり徐々に声部を増やしながら、転調を繰り返し進んでいく。 グレード:中級 演奏時間:約4分10秒 <まえがき> この曲は2010年に千葉県の磯辺女声コーラス(指揮=清水雅彦、ピアノ=鈴木真理子)のために女声合唱曲として作曲し、その翌年に独唱版(テノール=清水雅彦、ピアノ=鈴木真理子)、さらに2014年に北海道旭川市のCh?ur Jeunesse[クール・ジュネス](指揮=児玉かおり、ピアノ=千葉皓司)のために混声版に編曲しました。独唱版は『信長貴富歌曲集』(2012年、カワイ出版刊)に収録されており、このたび女声・混声合唱版がそれぞれピース出版され、全ヴァージョンの譜面が出揃う運びになりました。初演でお世話になった皆さまに心から感謝申し上げます。 生きることに理由があるのかと問われれば、言葉に詰まります。しかしながら、“歌うこと”を手に入れた私たちは、その行為によって、いま生きていること、生きている喜び、生き続けていく決意を表現し、共有することができます。歌う人聴く人と一緒に新川和江さんの詩句を分かち合い、「いま」を共にできる喜びを感じられたらと願っています。(信長貴富)
信長貴富
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52005011
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楽譜
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女声合唱曲「幕間(まくあい)」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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幕間 (3’50”) ---------- 2019年2月、神奈川県茅ヶ崎市の合唱団「コール香川」の40周年記念コンサートにおいて初演された。 舞台に関わる人間にとっては大事な「幕間(まくあい)」。その「幕間」に優しい眼差しを向けたテキストである。そこに共感し口ずさみたくなるようなメロディーが、その時間に温かみを加える。表舞台だけでなく、それを支える様々なことへの感謝を表現した作品。 アンコール曲としても最適。女声三部、ピアノ伴奏付き。 グレード:初〜中級 演奏時間:約3分50秒
信長貴富
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52212009
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楽譜
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女声合唱曲集 「からからと鳴る日々」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 老年について 〔三部合唱〕 (2’50"") 2. 子どもについて 〔三部合唱〕 (1’50"") 3. 祈りについて 〔斉唱〕 (3’00"") 4. さくら さくら 〔三部合唱〕 (3’10"") 5. 秋だで 〔二部合唱〕 (2’10"") 6. からからと鳴る日々 〔三部合唱〕 (3’50"") ---------- 2022年8月、舫の会(指揮=岸信介)による委嘱初演作品。 「サッちゃん」や「おなかのへるうた」など、すべての人の心に残る詩文を書いてきた阪田寛夫の6つの詩。人生の楽しさ、おかしさや寂しさが沁みる言葉とそれらがより味わい深くなるようなメロディックな音楽である。女声三部合唱・二部合唱・斉唱の曲が並んでおり、多くのおかあさんコーラスで愛唱したい曲集。 グレード:初〜中級 演奏時間:約17分
信長貴富
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52308010
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楽譜
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女声合唱曲集 「Transit」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. Omelette (3’35”) 2. Loneliness (3’40”) 3. Coins (3’40”) 4. Shell (2’45”) ---------- 2023年3月、コーロ・マグノリア(指揮=福嶋浩美)の創立10周年記念に委嘱初演された女声合唱曲集。 曲集タイトルは同名詩集(著:和合亮一)から採られており、語義は「通過」。 各曲のタイトルは英語だが、詩の本文は簡潔で、映像が見えるような日本語である。 ポップなスタイルや呟くようなバラードで親しみやすい音楽が描かれている。 女声合唱団のレパートリーにおすすめな曲集。全4曲。 グレード:初〜中級 演奏時間:約13分40秒
信長貴富
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52401009
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楽譜
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女声合唱曲集 「うたを うたう とき[改訂版]」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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世界で一番おいしいパンケーキ(長田 弘 詩) (3'40"") P女3 うたを うたう とき (まど・みちお 詩) (2'40"") 女3 きみ歌えよ(谷川俊太郎 詩) (3'30"") P女3 悲しみの数(滝口雅子 詩) (3'30"") P女3 春(新川和江 詩) (4'30"") P女3 ---------- いろいろな機会に書かれた女声合唱の小品を1冊にまとめたものを2024年改訂。 それら何れもが初演の後、評判を呼び出版を待望されていた作品である。 「世界で一番おいしいパンケーキ(長田 弘 詩)」「うたを うたう とき(まど・みちお 詩)」「きみ歌えよ(谷川俊太郎 詩)」「悲しみの数(滝口雅子 詩)」「春(新川和江 詩)」の全5曲。 組曲ではないが、この1冊でステージが組めるように配慮されている。 難易度:中級 [改訂に伴う変更内容] 第5曲『春』に関し、強弱やテンポ表記を変更。
信長貴富
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50704023
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楽譜
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女声合唱曲集 「うたをうたうとき」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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世界で一番おいしいパンケーキ(長田 弘 詩) (3'40"") P女3 うたを うたう とき (まど・みちお 詩) (2'40"") 女3 きみ歌えよ(谷川俊太郎 詩) (3'30"") P女3 悲しみの数(滝口雅子 詩) (3'30"") P女3 春(新川和江 詩) (4'30"") P女3 ---------- いろいろな機会に書かれた女声合唱の小品を1冊にまとめたもの。 それら何れもが初演の後、評判を呼び出版を待望されていた作品である。 「世界で一番おいしいパンケーキ(長田 弘 詩)」「うたを うたう とき(まど・みちお 詩)」「きみ歌えよ(谷川俊太郎 詩)」「悲しみの数(滝口雅子 詩)」「春(新川和江 詩)」の全5曲。 組曲ではないが、この1冊でステージが組めるように配慮されている。 難易度:中級
信長貴富
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52211014
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楽譜
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女声合唱曲集 「きょうは いい日だ」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. いい日 (4’40"") 2. あけがたのせんたくき (2’40"") 3. 私の心臓 (2’10"") 4. みどりのきりん (3’00"") 5. 渚ではない (2’00"") 6. ひかりのさきっちょ (4’10"") ---------- 2022年5月、浜松フラウエンコール(指揮=岸信介)による委嘱初演作品。 優しさや穏やかさ、そして乾いた語り口の中に様々な風情や静かな祈りを感じる6つの詩。ひとつひとつの詩に寄り添った音楽は、6曲それぞれスタイルが異なるため、全曲通しても抜粋しても楽しめる構成となっている。おかあさんコーラスや、多くの女声合唱団で愛唱したい曲集である。 曲集タイトルは1曲目の「いい日」から採られている。 グレード:初〜中級 演奏時間:約18分
信長貴富
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51904005
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楽譜
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女声合唱曲集「あめちゃん」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. あめちゃん(安達祥子 詩) (3’20”) 2. 罵詈雑言 近江風(谷川文子 詩)(3’00”) 3. おおきな木(島田陽子 詩) (2’30”) 4. ジモティーに捧ぐ(遠藤 亮 詩)(3’40”) 5. あいうえおおさか くいだおれ(島田陽子 詩)(4’00”) ---------- 関西の「女性指揮者の会」委嘱作品。関西弁で書かれた詩をテキストとしており、その地方のアクセントに従うことに強い意義を感じながら作曲された。曲中の台詞は演奏団体ごとに変えることもでき、個性豊かなステージが期待できる。全5曲。 グレード:中級 演奏時間:約16分30秒
<まえがき> 本作は女性指揮者の会20周年記念演奏会のために作曲されたものです。指導者によるユニオンに向けて合唱曲を書くならば、何かしらの提案性や問題意識の共有を含むものにしたいと、まず考えました。そこで選んだのが関西弁による合唱曲というテーマです。 関西弁もしくはその他の方言詩への作曲は、過去にも多くの作曲家によって手掛けられてきたことなので、新しい着眼であるとは言えませんが、予てから私も取り組んでみたいと考えていた領域でした。標準語の詩を標準語のアクセントで作曲することに対して特別の疑いもなく私は過ごしてきたのですが、方言詩にこそ、その地方のアクセントに従って作曲する強い意義があるはずです。高低アクセントの支配を受けつつも音楽として自立したものにすることには日本人作曲家としての腕を試される要素が多く含まれています。逆に言えば、実は標準語の詩を標準語のアクセントで作曲することには方言詩ほどの意義を持たないのではないかと私は考えています。そのことを詳しく解説すると長くなるので割愛しますが、興味は尽きません。演奏においても作曲においても、言葉を尊重することはその土地の文化や歴史への敬意であり、人々への愛であると私は考えています。 さて、今回はこのチャンスを逃すまいと関西弁の詩を集め、作曲に取りかかりました。私は生まれてから小学校入学直前まで兵庫県西宮市で育ったので、三つ子の魂百までと言いますが、関西弁に関してはある程度自信を持っていました。しかし実際に取り組んでみるとそれほど簡単ではなかったのです。そこで女性指揮者の会代表の福田美保先生にお願いして朗読音声を送っていただき、それを聴いてアクセントを書き込むことから作曲が始まりました。楽譜が完成したあとも、練習を進めていただきつつ、細部にわたって会員の皆さまからご意見をいただき推敲を重ねました。そのようにして出来上がったのがこの譜面です。 1曲目「あめちゃん」にはセリフの記譜があります。この楽譜に書いてあるテキストは私が創作したもので、このまま使っていただいてもいいですし、演奏団体ごとに自由にお考えいただいても構いません。ぜひインパクトのある舞台作りを目指してください。(信長貴富)
信長貴富
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