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51910005 合唱祭はこの一冊で! 「キラキラ星で世界旅行!」 女声合唱 楽譜 合唱祭はこの一冊で! 「キラキラ星で世界旅行!」 女声合唱
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,430円

全国で開かれる地域の合唱祭。その合唱祭でのプログラミングに焦点を当てて、様々なテーマのメドレーをお届けするシリーズの第2弾。
「キラキラ星」をテーマにして、世界各地の音楽様式に則ったバリエーションで歌い継いで世界旅行をしていただこう、という企画。更に主題と主題再現以外は自由に組み合わせて歌う事が出来る様にアレンジ。演奏時間も地域もそれぞれの合唱団のオリジナルで。また、違う組み合わせで歌ってもよし。1度ならず何度でも楽しめるメドレーとなっている。
グレード:中級
演奏時間:約6分50秒
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<まえがき>
 この編曲は、「キラキラ星」のメロディに乗り、世界の国々を旅行してみよう!というコンセプトのもとに、「主題」・「10の変奏」・「主題再現」からなる一種の変奏曲です(ちなみに混声版は、異なる変奏が収録された兄弟作品です)。各変奏は、それぞれの国を代表するスタイル、あるいは想起させる音階やリズムを用いて書かれています。
 そして、このアレンジの最も大きな特徴として、「主題」と「主題再現」の間に、どの変奏をどう選んでも(順番も任意)歌えるように作られていることです。また、全ての繰り返しは省略可能で、「主題再現」自体を省略してもかまいません。
 つまり、この一冊で合唱祭向けのワンステージとしても歌うことが出来ますし、別の変奏を中間に挟めば全く異なる作品となり、「一粒で二度、三度美味しい」メドレーというわけです。
 実際にどの変奏を取り入れ、どこをカットするか、構成の参考のためにそれぞれの部分の大まかな演奏時間を下に記しました。

主題                1’00” [0’30”]
中国                0’55” [0’35”]
エジプト              0’50” [0’30”]
ポーランド(ポロネーズ風)     1’35” [0’50”]
ブルガリア(ブルガリアンヴォイス風)1’20” [0’40”]
日本(琉球風)           1’05” [0’45”]
日本(箏曲風)           1’05”
トリニダード・トバコ(カリプソ風) 0’35” [0’20”]
ブラジル(サンバ風)        1’00” [0’35”]
アメリカ(ゴスペル風)       1’00”
ハンガリー(ハンガリー舞曲風)   0’45” [0’30”]
主題再現 1’15” [0’35”]

[ ]は繰り返しなしの場合

 ちなみに、全ての繰り返し・「日本(箏曲風)」をカットすると、演奏時間は6分50秒程度になり、「合唱祭はこの一冊で!」となります。
 それぞれの演奏機会に合わせて、是非合唱団でカスタマイズしたオンリーワンの演奏を聴かせて下さい!(首藤健太郎)

首藤健太郎:編曲
52007007 女声合唱ピース「いのちの歌」 楽譜 女声合唱ピース「いのちの歌」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

770円

 いのちの歌(4’30” )
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 2008年に放送されたNHKの朝ドラ「だんだん」の劇中歌として発表された作品。劇中では三倉茉奈・佳奈が歌っていた。Miyabiは竹内まりやのペンネーム。
 「人と人との出会い、縁、そして共に生きていくことの尊さ」を歌った本曲は、ドラマ放送後に結婚式や卒業式にて歌われる楽曲となっている。本書のためのか書き下ろしの編曲。
グレード:初?中級
演奏時間:約4分30秒

<まえがき>
 卒業ソングとしてもお馴染みの「いのちの歌」は、2008?2009年に放送されたNHK連続テレビ小説『だんだん』の劇中歌として創作されました。
 「だんだん」は「だんだん(重ね重ね)ありがとう」という言葉が省略された言葉で、舞台となる出雲地方の方言です。出雲というと、ある友人を思い出します。彼女から、「本当にありがたい時に使う特別な言葉」という意と教えてもらいました。人々の出会いに、あたたかさに、そして受け継がれる命に、そっと歌われる「ありがとう」の気持ちを感じ、表現していただけたら幸いです。
 女声ならではのハーモニーを楽しんでいただけたらと思います(ちなみにア・カペラ合唱でも、ピアノつきでも演奏できる混声版アレンジもございます)。合唱を愛する多くの方々に歌っていただけたら幸いです。(首藤健太郎)

首藤健太郎:編曲
51808009 定番!! 昭和あたりのヒットソング 女声合唱ピース「待つわ」 楽譜 定番!! 昭和あたりのヒットソング 女声合唱ピース「待つわ」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

880円

1. 待つわ     (4’15”)
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昭和から平成初めにヒットした歌謡曲・ポップスを、合唱アレンジでピースとして出版するシリーズ。 1982年にデビューした「あみん」のデビューシングルで、累計販売枚数120万枚を超える大ヒット作品。 朝日作曲賞を受賞した首藤健太郎の書き下ろし編曲は、作品のオリジナル性を尊重しながらも、Jazzyなピアノにのって歌われる。
グレード:中級
演奏時間:約4分15秒

<まえがき>
 1982年に発表された「あみん(Aming)」のデビューシングル。Jazzyなピアノにのって、清々しく、時には激しく演奏してみてください。
 コーラスは1番が終わった後から、盛りだくさんの内容になっています。最後は、全員でかっこ良く決めてください!(首藤健太郎)

首藤健太郎:編曲
50000846 女声合唱組曲「花梨(かりん)」 [受注生産] 楽譜 女声合唱組曲「花梨(かりん)」 [受注生産]
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,870円

かりんの林で : 小森香子 詩 : P女3 : 4'20""
秋 : 小森香子 詩 : P女3 : 3'20""
かりん咲く : 小森香子 詩 : P女3 : 6'00""
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詩人の生きる姿の内面の心情を、いつもながめ、思い出とともにあるカリンの木に託して吐露している3篇の詩に、やわらかい響きで表情の変化を持たせながら音楽は優しく包む。
グレード:初-中級
演奏時間:約14分

※こちらの商品は受注生産品ですが、在庫分は通常発送可能です。

諸井昭二
50000731 女声合唱組曲「幻の木」 [受注生産] 楽譜 女声合唱組曲「幻の木」 [受注生産]
[カワイ出版]

(在庫1冊)

2,200円

短い夏  小林秀雄作曲 尾崎左永子作詩
秋のことば  小林秀雄作曲 尾崎左永子作詩
早春  小林秀雄作曲 尾崎左永子作詩
幻の木  小林秀雄作曲 尾崎左永子作詩
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”四季シリーズ”第3弾ともいえる作品。「短い夏」「秋のことば」「早春」「幻の木」の全四篇からなり、女声合唱の美しさと華やかさを兼ね備えた傑作。コンクールに最適。
グレード:中-上級
演奏時間:約25分

※こちらの商品は受注生産品ですが、在庫分は通常発送可能です。

小林秀雄
50000732 女声合唱組曲「四季の旅路」 [受注生産] 楽譜 女声合唱組曲「四季の旅路」 [受注生産]
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,980円

わかれ  小林秀雄作曲 恩田幸夫作詩 
一輪の花  小林秀雄作曲 恩田幸夫作詩
雪の降る晩に  小林秀雄作曲 恩田幸夫作詩
旅をしよう  小林秀雄作曲 恩田幸夫作詩
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季節の移ろいに寄せる素朴な情感のこもった親しみやすい曲。「わかれ(秋)」「一輪の花(春)」「雪の降る晩に(冬)」「旅をしよう(夏)」全4曲。
グレード:初-中級
演奏時間:約17分

※こちらの商品は受注生産品ですが、在庫分は通常発送可能です。

小林秀雄
51804006 女声合唱組曲「埴輪のひとびと」 楽譜 女声合唱組曲「埴輪のひとびと」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,650円

1. 陽だまり     (2’30”)
2. 明日の海 〔朗読〕
3. ふたり      (3’30”)
4. 幸せの実が〔ソロ〕(5’20”)
5. 風は帰る 〔朗読〕
6. 埴輪のひとびと  (4’30”)
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2017年に他界した小林秀雄の遺作。
殉死の風習を絶つために、身代わりとして作られるようになったと日本書紀にも記される埴輪。そこに投影される、人々の時を超えた営みを歌う。
朗読とソプラノ・ソロを取り混ぜた、変化のある組曲である。ピアノ伴奏付き、全4曲。
グレード:中級
演奏時間:約19分

<まえがき>
 合唱組曲「埴輪のひとびと」の初演は2015 年の夏。清友会女声合唱団による魂を揺さぶられる演奏が終った後、何人もの方から「楽譜がありますか」と尋ねられた。うれしい反響だった。小林先生は「そのうち出版しましょう」と答えておられたが、昨年の夏、俄かにあの世に旅立たれ、生前に楽譜を手にしていただくことは叶わなかった。残念でならない。
 秀雄先生とのご縁は、私が日本歌曲振興会 波の会に入会し、はじめての定演で拙詩「電話の向こうは」を選んでくださったことから始まる。2年ほど経って「埴輪のひとびと」の詩をお見せする機会があった。先生は作品をじっくり読まれた後、感慨深い批評をくださった。いつかコンビを組むチャンスがありますようにと願いつつ歳月は流れ、2006年、「愛」というテーマの演奏企画に先生は快くご参加くださった。組曲全6編のうち3編が作曲され、さらに数年後「ふたり」の曲が加わった。合唱曲になったのはニュー・ウエイヴ コーラス・フェスティヴァル20周年記念演奏会の折である。あとの2編は、朗読の詩として残された。ソロも交えての変則構成だが、それを個性として演奏していただけたらと望んでいる。
 新曲の合わせで仲間たちとよく先生のお宅に伺った。終了後お茶を頂きながらの先生との歓談は、忘れ難い想い出のひとときであった。先生は音楽に抱いておいでの夢や信念を熱く語られ、私たちはその情熱に圧倒されながら、曲創りでご一緒できる喜びにひたった。
 あるときふと呟かれた言葉。「いつか、あの沖縄の対馬丸の悲劇を、作品にしたいと思っている」と。先の戦争で敗色が濃くなっていた1944年の夏、沖縄の子ども達は疎開のため、船で本国に向かっていた。途中、船はアメリカの潜水艦の攻撃を受け、800人近い学童が犠牲になった。痛ましい史実である。先生の表情は穏やかだったが、過ぎし日の悲劇をこころに深く受け止めていらっしゃることは明白だった。先生が「埴輪のひとびと」に寄せてくださった想いはこれに通じ、作品の根底にあるものを同じこころで感じてくださっていた。
 伝説が伝える生け贄の身代わりとして生まれた埴輪。「ひとの苦しみ負わされて/ひとの哀しみ負わされて」生きたかった人生を断ち切られてしまった人々、赤ん坊や子ども達。対馬丸を想う。広島・長崎を想う。更に時代は驚く速さで変化しているが、収まることのない争いの連鎖。異常な自然災害や事故、犯罪、飢餓なども。これらのニュースに接するたび胸が痛んでならない。手をこまねいている世界の無力な平和。たとえ眼をつむっても、耳をふさいでも、悲劇はなくならない。「もしかしたら/私だったかもしれない/あなただったかもしれない」悲劇は、いつになったら……。(木下宣子)

 木下宣子氏の詩作活動のスタンスは極めて広く、実生活面でも“グローバル”を地で行かれる行動や、芸術的発想のレンジの広さには脱帽するばかりである。かつて同氏の、画家・ゴーギャンを謳った「ノアノアの島」や、浮世絵師・写楽を謳った「写楽の鏡」等の詩による拙作の誕生は、そのような木下氏の行動や芸術からの強烈な触発による所産であることは動かぬ事実である。このたび最初の拝読から十年の時を閲し、木下氏の「埴輪」と再会し、その人生観と信念が深く強くこもる組詩に共に音を編んだ歌曲3曲が、新進気鋭の演奏家、斉藤京子、森 裕子のお二人により初演のステージを迎える喜びに、いま、私は満ちている。(小林秀雄(歌曲版初演のプログラムノートより))

小林秀雄
50308018 女声合唱とピアノのための「ちいさなともだち」 楽譜 女声合唱とピアノのための「ちいさなともだち」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,210円

はと
くも
いぬ
ねこ
かぶとむし
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ちいさないきものや自然を通していのちの大切さや地球の営みのすばらしさを歌った作品。児童合唱で初演された曲やおかあさんコーラスで初演された曲があり、年齢を超えて愛唱される作品。
「はと」「くも」「いぬ」「ねこ」「かぶとむし」の全5曲。
難易度:中級

松岡貴史
50907010 さとう恭子の詩による愛唱曲集「やさしさに包まれて」 楽譜 さとう恭子の詩による愛唱曲集「やさしさに包まれて」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,540円

1 コスモス(1’30”)
2 藤(1’50”)
3 なつめ(1’00”)
4 星月夜(1’15”)
5 曼珠沙華(1’40”)
6 あこがれの大地へ(1’25”)
7 花いかだ(1’30”)
8 そらまめ(1’20”)
9 ざぜんそう(1’20”)
10 ごきぶり五郎伝(3’00”)
11 まつめII(1’40”)
12 くちなし(1’35”)
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「合唱表現(東京電化)」に連載されたさとう恭子の詩を題材とした無伴奏女声合唱曲を12曲纏めて1冊にしたもの。
1曲は比較的短く、シンプルであるので少人数の合唱団も採り上げることが出来、演奏会のアンコールや団の愛唱曲としても最適である。どちらかというと大人の合唱団向けのイメージである。それぞれの曲が歌い手に課題を与えており、1曲ずつ曲を手中にしていく中で、合唱団の基礎体力が向上することも、この曲集を採り上げる大きな要素となるだろう。全曲演奏時間=約20分30秒

松下耕
50306009 児童(女声)のための合唱曲集 まどさんの詩による みっつのうた 楽譜 児童(女声)のための合唱曲集 まどさんの詩による みっつのうた
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,430円

じいちゃん
つんつるてんのうた
うめぼしリモコン
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まど・みちおのユーモアたっぷりの、また時としてペーソスにあふれた詩をテキストとして楽しい小曲集が完成しました。児童向けの作品ですが、大人が歌ってもとても楽しめるおしゃれな曲集です。「じいちゃん」「つんつるてんのうた」「うめぼしリモコン」の3曲ですが、「うめぼしリモコン」のみピアノ伴奏がつきます。

松下耕
50000833 女声(同声)合唱のためのコンポジション「日本の民謡 第2集」 楽譜 女声(同声)合唱のためのコンポジション「日本の民謡 第2集」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

2,200円

日向木挽唄
五木の子守唄
三原ヤッサ節
会津磐梯山
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「日本固有の音素材の合唱音楽への投影」という作曲者のコンセプトによる作品。既刊の「日本の民謡1」より、一層演奏効果の高いものとなっている。全4曲。
グレード:上級
演奏時間:約17分

松下耕
50608005 女声合唱とピアノのための この星の上で/作詩:谷川俊太郎 楽譜 女声合唱とピアノのための この星の上で/作詩:谷川俊太郎
[カワイ出版]

(在庫1冊)

2,200円

はる
地球の客
おべんとうの歌
ほほえみ
今年
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2005年3月国立音楽大学付属高校委嘱初演。地球上に住む我々人間とは一体何かという疑問を様々な視点から問い、その人間へ願い、祈る組曲。「はる」「地球の客」「おべんとうの歌」「ほほえみ」「今年」の5曲に加えアンコール曲としても使える無伴奏版の「はる」を収録。

松下耕
50808010 女声合唱とピアノのための さふらん<br /> 楽譜 女声合唱とピアノのための さふらん<br />
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,540円

ガラス窓の向うで : 立原道造 詩 : 1'45""
昔の夢と思ひ出を : 立原道造 詩 : 2'40""
僕は : 立原道造 詩 : 1'25""
長いまつげのかげ : 立原道造 詩 : 1'45""
田園詩 : 立原道造 詩 : 1'40""
高い籬(まがき)に沿って : 立原道造 詩 : 1'15""
忘れてゐた : 立原道造 詩 : 0'55""
ゆくての道 : 立原道造 詩 : 3'10""
風詩 : 立原道造 詩 : 2'00""
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立原道造の詩には多くの曲が付けられているが、強烈な詩にではなく、心躍るようなキラキラとした詩に、キャンディーボックスからあめ玉が溢れ出たかのような、かわいくもあり、そして少しエキゾチックな曲が付いた女声合唱作品。「ガラス窓の向うで」「昔の夢と思ひ出を」「僕は」「長いまつげのかげ」「田園詩」「高い籬(まがき)に沿って」「忘れてゐた」「ゆくての道」「風詩」の全9曲、ピアノ伴奏付き。
難易度:中級

松下耕
50704022 女声合唱とピアノのための たおやかな詩 楽譜 女声合唱とピアノのための たおやかな詩

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(在庫0冊)

1,430円

SoldOut

風 : 牛尾良子 詩
庭木 : 牛尾良子 詩
夕焼け : 牛尾良子 詩
三日月 : 牛尾良子 詩
くちなし : 牛尾良子 詩
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母親になって初めて味わうことのできる感動、子が母を慕い、母が子を想う気持ち。大人の女性の心の様を描いた組曲。2声を基本にした美しいメロディが特徴の作品で、少人数でも歌えるのでおかあさんコーラスのレパートリーに最適。女声コーラスならはらの委嘱初演。「風」「庭木」「夕焼け」「三日月」「くちなし」の全5曲。
難易度:初〜中級

松下耕
50407004 女声合唱とピアノのための 愛の詩集 楽譜 女声合唱とピアノのための 愛の詩集
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,870円

どこかに (ロセッティ 詩/高見 順 訳詩)  (4'20"") P女3
馬来乙女マニヤナの歌える (ゴル 詩/堀口大學 訳詩)  (3'50"") P女3
四月のうた (谷川俊太郎 詩)  (4'50"") P女3
一詩人の最後の歌 (アンデルセン 詩/山室 静 訳詩)  (4'20"") P女3
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谷川俊太郎が編んだ「愛の詩集」(サンリオ刊)の中からテキストが選ばれている。曲は「どこかに」(ロセッティ/高見順)、「馬来乙女マニヤナの歌える」(ゴル/堀口大學)、「四月のうた」(谷川俊太郎)、「一詩人の最後の歌」(アンデルセン/山室静)の4曲。
ピアノが入った松下作品の特徴の一つである「抒情性」がこの作品でも見られ、ピアノと声の競演が詩の世界をさらに広げている。

松下耕
50809013 女声合唱とピアノのための 薔薇・見知らぬ国 楽譜 女声合唱とピアノのための 薔薇・見知らぬ国
[カワイ出版]

(在庫1冊)

2,090円

黒い国 3’40”
童話 4’20”
階段、ふたりの天使ーステファンとダヤナへー 4’00”
コウノトリが絶えて 6’10”
出発 4’15”
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詩人の山崎佳代子はベオグラード在住。空爆下のベオグラードで、戦火に耐えながら、平和をこころから望んでいた市井の人々。「生きる」と言うことの困難さと素晴らしさを音楽を通して訴えかけている作品である。
難易度:中〜上級

松下耕
51502014 女声合唱とピアノのための「あどけない帰郷」 楽譜 女声合唱とピアノのための「あどけない帰郷」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,760円

1 厳冬を軍艦は出てゆき (3'50"")
2 三月の岸に棄てられたものに (4'35"")
3 戒厳令、ちぎれた風景 (4'45"")
4 あどけない帰郷 (7'10"")
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ベオグラード在住の詩人が日本に帰ってきた時の風景や心象、そしてベオグラードでの実景などがテーマとなっている。世の中の動向に対する違和感、それは戦火と隣合わせの街に住んでいる詩人の平和への希求でもあるが、音楽は、その言葉を声高に再現するのではなく、逆に静かに、優しく、問いかけるように歌われる。
グレード:中〜上級
演奏時間=約20分20秒

<まえがき>
 私は、セルビア、ベオグラード在住の詩人、山崎佳代子と、これまでに一体どれだけの作品を作り出して来たのだろう。知らないうちに、数多くの合唱作品を二人で生み出してきたものだ。
 お互いに、連絡を取り合いたくても時差に阻まれるほど遠くに住んでいながら、お互いの想いを理解し合ってきた、と、私は思っている。その、理解の根底に『平和への冀求』がある。逆に言えば、世界に対する『危機感』である。
 彼女は言う。「森の中からは、人間を恐れて動物たちが姿を消した。しかし、人こそ自然を破壊し、意味のなき戦いを続ける恐るべき獣なのだ」と。
 私の音は、彼女の言葉を包み込み、また、言葉の内側から投げ出され、あるときは行き場をなくし、あるときは言葉を森へ返す。
 この作業は、所謂エクリチュールの領域を遙かに超えて、スピリチュアルなインスピレーションを、私に喚起させるのである。
 『厳冬を軍艦は出て行き』と『あどけない帰郷』は、2003年に山崎が帰郷、つまり帰国したときに感じたこと。この曲を書いた2014年、私が危機感を感じたことと同じ想いである。この組曲の作曲は、この、想いのシンクロから始まった。  『三月の岸に棄てられたものに』は、山崎の家に近いドナウ川の支流の実景。人間と自然との関係を描く。山崎は、「人間が謙虚になれば、戦争は起こらない」と断言する。私も、心からそう思う。『戒厳令、ちぎられた風景』は、コソボで実際に行われたエスニッククレンジング(民族浄化)を描いている。
 戦争に対する嫌悪、平和への冀求。この二者一体のテーマは、夥しい数の詩人と作曲家により、合唱曲として世に出されてきたが、この組曲は、声高に凄惨な場面を再現しようとはしていない。むしろ、全く逆の表現で――静かに、優しく、問いかけるように歌われる。――この組曲の中で詩人は、女性を平和の象徴として登場させている。女性の優しい感性で語られる平和への想い、そんな表現の曲があっても良いと私は思ったのだった。
 最終曲に繰り返し現れる象徴的な旋律は、穢れなき乙女が口ずさむ牧歌だ。この組曲の女性性は、こんなところにも表されている。(文中敬称略)(松下 耕)

松下耕
51912010 女声合唱とピアノのための「じぶんのための子守歌」 楽譜 女声合唱とピアノのための「じぶんのための子守歌」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,650円

1. みえない手紙     (4’30”)
2. ひとりぼっち     (3’15”)
3. さがして       (3’35”)
4. じぶんのための子守歌 (3’20”)
5. もしも        (3’30”)
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岩見沢コールアイリスにより2018年9月22日初演。工藤直子の平明で女性らしい詩によくマッチした心和む作品。ピリッとスパイスの効いた感性と、「あなたにあえてよかった」「うまれてきてよかった」というポジティブな締めくくりが感動的である。全5曲。
グレード:初〜中級
演奏時間:約18分10秒

<まえがき>
 北海道、岩見沢には、私が若い時からお世話になっている先生ご夫妻がいらっしゃる。合唱指揮者の横山直樹先生、そして義子先生である。
 義子先生が指導していらっしゃる、《コールアイリス》は、2018年、おめでたいことに創立60周年を迎えられ、記念演奏会が催された。その演奏会のために、光栄にも私に新曲を書かせてくださった。
横山義子先生は、この演奏会で指揮者をご勇退なさる、とのことで、構想を練る私の想い入れも一入となったが、演奏会当日を迎えるまでには、いくつかの大きな出来事が待ち受けていた。
 一つは、義子先生がご病気になられたことである。一時は、義子先生はお振りになれないのでは、と心配されたが、幸いにも、当日は一つのステージの指揮を務められた。また、私の作品はご主人である横山直樹先生のタクトのもと、感動的な演奏をしていただき、聴衆の涙を誘った。さらに、他のステージではご子息の横山琢哉さんが指揮をされ、まさに「横山ファミリー」による温かい、忘れられない演奏会となったのであった。
 もう一つは、演奏会直前に北海道胆振東部地震に見舞われたことだ。その日は、私がコールアイリスの練習に伺うことになっていた日で、前日から岩見沢に宿泊していて、早朝、ホテルで被災したのだった。練習は止むなく中止となってしまったのだった。一時は、本番の開催も危ぶまれたが、幸いなことに、無事演奏会は開催され、会場のまなみーる岩見沢市民会館大ホールには満員のお客様が詰め掛けたのであった。
 私が、コールアイリスの皆さんのために選んだ詩は、工藤直子さんの、この組曲と同名の詩集に所収されているものである。いつも自然体で、飾らず、人生を謳歌している工藤さんの、慈愛に溢れた言葉たちを、コールアイリスの皆さんは、演奏会で実に見事に再現してくださった。そこには、長年歌い続けてこられたメンバーお一人おひとりの豊かな人生が満ち、合唱団と義子先生との強い絆と、直樹先生の深い愛情がひしひしと伝わってきた。
 工藤さんの言葉とともに、ご自分の人生賛歌としてこの曲を歌っていただけたら幸いである。(松下 耕)

松下耕
51602016 女声合唱とピアノのための「すこやかに おだやかに しなやかに」 楽譜 女声合唱とピアノのための「すこやかに おだやかに しなやかに」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,760円

1. こころの色 (4'15"")
2. 愛が消える (4'10"")
3. おだやかに(7'45"")
4. もっと向こうへと(5'35"")

たったいま(2'45"")
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谷川俊太郎の同名の詩集からのテキスト。全曲を通してピアノが合唱と協奏し、時には主役を奏でるなどピアノが音楽を先導する意味合いを持つ。私たちが生きていく上で示唆に富んだ考えさせられるテキストではあるが、曲は様々な表情をみせている。無伴奏の「たったいま」を巻末に収録。アンコールに。
グレード:中級
演奏時間:約20分30秒

<まえがき>
 この組曲は、2009年の年末に、混声版を発表して以来、幸せなことに、多くの方々に演奏していただいてきた。
 混声版の初演から、6年余りの年月が過ぎ、私が指導するインターカレッジ女声合唱団Voces Fidelisの諸君が、この曲を女声で演奏してみたい、と申し出てくれた。
 かねてから、この組曲の女声版を作ることに興味があったので、喜んで女声版を作らせてもらった。
 以下は、混声版のスコアの序文に書かせていただいた文章である。ここにその文章を転載させていただく。

 詩人は、その時そのときの人生すべてを言葉にするのだろうが、作曲という作業も、それと同じであり、その瞬間の自分そのものが音化するのだと感じる。
 この曲は、この曲を書いた2009年という年の、私そのものである。
 私自身を、この曲を通して音楽で表現できたのは、言うまでもなく、谷川さんの言葉に励まされたからに他ならない。これらの詩に宿った言霊は、私にとって、神の啓示のように思えてならない。
『こころの色』
  移ろいゆく人の心を、色彩感に溢れるハーモニーで表現したかった。原罪と、あこがれ。イノセントに生きることへの。
『愛が消える』
  痛みを表出したいがための、cis moll。全曲を貫く、ピアノのリズム・オスティナートは、十字架である。重く、辛い。
『おだやかに』
  組曲中、最初に出来上がったのがこの曲。タイトルの通り、穏やかな曲想だが、センシティブに、美しく演奏してほしい。祈り。永遠の。
『もっと向こうへと』
  単旋律聖歌様の、旋法的な自由なメロディーから発し、ピアノの多声的テーマ(インヴェンション)を経て多声的合唱へと発展し、C durのホモフォニックなクライマックスへと導かれる。過去と、未来。

 この組曲を混声版で初演した時から、この女声版発表の今に至る6年余りで、私という人間の肉体は、6年分の経年変化が随所に見られる。しかし、精神は、日を追うごとに充実し、今では幸せな毎日を送ることが出来ている。この曲(混声版)を書くまでの人生があったからこそ書くことが出来た曲も、この6年で多く存在する。それは、この6年を支えてくれた、家族と真の友人達が、私に贈ってくれた愛と励ましのおかげである。
 人生に疲れた方、厳しい人生を歩まざるを得ない方、進むべき道が見つからず途方に暮れている方などに、是非この組曲によって谷川俊太郎の言葉に触れていただきたい。そして、人間である限り、棄てられた存在などないのだ、と言うことを、お互いに確かめ合いたい。今、私は心からそう思っている。(松下 耕)

松下耕
51905014 女声合唱とピアノのための「わたしの樹」 楽譜 女声合唱とピアノのための「わたしの樹」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,870円

1. たまごの中 (4’13”)
2. 空へ    (4’00”)
3. あらし   (4’54”)
4. ただいま  (6’10”)
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合唱指揮者古橋富士雄氏の古希を記念したN.F.レディースシンガーズの委嘱作品。詩も書き下ろしである。
指揮者と40年来の知人である詩人は、《樹》を指揮者、《わたし》を合唱団のメンバーや《樹》を取り巻く様々のものと捉え、それを普遍的な言葉に変えて表現している。《わたし》である渡り鳥が《樹》の懐で生まれ、《樹》の声に励まされながら試練を乗り越え帰ってくるストーリーを、音楽が共感を持って包み込み、とても暖かいものとなっている。全4曲。
グレード:中級
演奏時間:約20分

<まえがき>
 敬愛する指揮者、古橋富士雄先生と、N.F.レディースシンガーズの皆さんが、私に組曲を書かせてくださいました。
 贅沢なことに、今回は、歌詩もこの組曲のための書き下ろしです。
 詩を書いてくださったのは、平成10年度NHK全国学校音楽コンクール・中学校の部の課題曲の制作でご一緒させていただいた、蓬莱泰三先生です。再び、蓬莱先生とお仕事が出来ることを、大変嬉しく思いつつ、幸せを感じつつ作曲したのでした。
 古橋先生とは、長年の名コンビでいらっしゃる蓬莱先生の詩は、初演指揮者と合唱団の絆を、見事に描いています。愛と信頼で結ばれた、長い年月を経ようとも揺るぎない人間の強固な絆は、当事者でなくとも心を動かされるものです。そして、その姿は、多くの合唱団と指導者の関係と、その姿を重ねられることでしょう。
 つまり、この組曲は、合唱団讃歌なのだと思っています。
 蓬莱先生の、合唱音楽への理解と愛情が、ぎっしり詰まっていると思います。
 さて、その蓬莱先生は、大変残念ながら、この楽譜が出版される前年の2018年11月に、惜しまれつつ天に召されました。出版されたこの楽譜を、先生にもお見せしたかったです。そのことが、とても悔やまれます。しかし、初演から4年半ほどの歳月を経て、こうして出版されたことは、先生もお喜びになっているのではと思います。
 先生が世に出された、合唱曲やテレビドラマは、いつまでも私たちの胸にとどまり、感動を呼び戻してくれる、素晴らしい作品ばかりです。改めて、感謝を申し上げたいと思います。(松下 耕)

松下耕
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