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No. 画像 カテゴリー 名称/ID 数量 価格(税込み)
52407006 女声合唱とピアノのための 「道しるべ」 楽譜 女声合唱とピアノのための 「道しるべ」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,650円

1. 自分の感受性くらい(2’45”)
2. 待つ(1’00”)
3. 木の実 (4’15”)
4. 道しるべ(2’30”)
5. 十二月のうた(2’15”)
6. 生きているもの・死んでいるもの(2’50”)
7. ふたたびは(1’30”)
----------
2022年3月27日、「女声合唱団 彩 第20回演奏会」にて委嘱初演。オリジナルは作曲者のピアノ伴奏により初演された歌曲集。女性ならではの強さ、しなやかさを歌によって表現したい、という作曲者の思いがこもった作品。
「自分の感受性くらい」「待つ」「木の実」「道しるべ」「十二月のうた」「生きているもの・死んでいるもの」「ふたたびは」の全7曲。演奏時間約17分15秒。「道しるべ」ではシューベルトの同名の歌曲が引用されている。
演奏時間:17分
編成:P女3
グレード:中級

寺嶋陸也
50911016 女声合唱とピアノのための3つの流行歌メドレー「君に会ううれしさの」 楽譜 女声合唱とピアノのための3つの流行歌メドレー「君に会ううれしさの」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,760円

1 《ふるさとの岸をはなれて》(6'40"")
   〜船頭小唄〜君恋し〜東京音頭〜国境の町〜忘れちゃいやよ〜椰子の実〜露営の歌
2 《君に会ううれしさの》8'10"")
   〜リンゴの唄〜とんがり帽子〜東京ブギウギ〜異国の丘〜水色のワルツ〜あゝモンテンルパの夜は更けて
3 《しあわせは空の上に》(4'25"")
   〜別れの一本杉〜上を向いて歩こう〜高校三年生
----------
Tokyo Cantat 2009において「競演合唱祭からみんなの合唱へ…」題されたコンサートで初演された。明治に導入された西洋音楽が昭和に入ってどのように大衆化して社会に関わってきたか、というコンサートであり、そのなかで流行歌をつないだメドレー3つを抜き出したものが本書である。時代別に戦前の《ふるさとの岸をはなれて》、敗戦直後からの《君に会ううれしさの》、高度経済成長期の《しあわせは空の上に》(初演時は男声合唱、女声合唱版は本書のための書き下ろし)の3つのメドレーから成る。タイトルはそれぞれのメドレー全体を象徴するフレーズから出版時につけられたものである。
グレード:初〜中級
演奏時間=約20分

寺嶋陸也
51507008 女声合唱とピアノのための4つの歌「きれいな神様」 楽譜 女声合唱とピアノのための4つの歌「きれいな神様」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,540円

1.ひかり(6'00"")
2.野菊(1'15"")
3.希望(2'30"")
4,きれいな神様(2'40"")
----------
 2009年に作曲された「ひかり」、2010年の「きれいな神様」と2015年新たに書かれた「野菊」「希望」の4曲からなる組曲。
 現在よりも女性を取り巻く環境が厳しかった「戦争前夜」に書かれたこれらの詩は、女性ならではの繊細な言葉の中に鋭い社会に対する洞察が散りばめられており、いつもながらのシンプルな構成の音楽は、それらの言葉の本質を聴く者に訴えかけてくるものである。初演時は「ひかりのほうへ」というタイトルで発表されたが出版時にタイトルを変更した。
グレード:中級
演奏時間:約12分25秒

<まえがき>
 紫式部や清少納言から現代にいたるまで、日本文学における女性たちの活躍は世界でも珍しいのではないか、と思っているのですが、明治時代から戦後にかけての女性詩人たちの作品には、ことごとくその生きざまが強く刻印されていることを感じます。
 《放浪記》で名高い林芙美子(1903〜1951)の場合も、現代にくらべて女性を取巻くとりわけ社会的な環境が今よりもはるかに厳しいものであった時代、疎外感や孤独とたたかいながらはたらく女性の強さと、女性にしか表現し得ないような繊細さとが、これらの輝かしい短い詩においても印象的です。

 《野菊》は1919年10月、芙美子が尾道の高等女学校2年のときに「少女」という雑誌に投稿した詩で、《希望》は、1935年8月に「婦人運動」という雑誌に掲載されたものです。《ひかり》と《きれいな神様》は、1933年以降、おそらく戦争中に書かれた詩ではないかと思います。芙美子は報道派遣員として陥落後の南京やジャワ、ボルネオなどにも行く一方、文壇統制のなかでいくつかの作品が発売禁止になったりもしましたが、「戦争前夜」を敏感に捉えながらもそれを直接に表現することができないという屈折、あるいは、戦争の最中にあって、それに反対の声を上げることのできないもどかしさも、これらの詩には表現されています。
 2009年、栗友会の女声合唱団ばかりが集まってひらいた「ろくもんめ」の演奏会で、全員が一緒に歌うための曲として《ひかり》を作曲したあと、何曲かからなる組曲ないし曲集に、という栗山文昭さんのご提案に乗り、あとの3曲を、うつのみやレディシンガーズ晶〈AKIRA〉の演奏の機会に書き足しました。4つの曲は、続けて演奏されるべき組曲として並んでいるのではなく、各々が独立した曲ですが、並べてみることでさらに詩人の生きていた時代や意識はより強く感じられるようになったように思います。
 なお、全曲初演のときの曲集の題名は《ひかりのほうへ》でしたが、今回の出版にあたって《きれいな神様》としました。(寺嶋陸也)

寺嶋陸也
51410006 女声合唱とピアノのための組曲「言葉の保管所」 楽譜 女声合唱とピアノのための組曲「言葉の保管所」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,650円

1 子供時代(1'55"")
2 聴く力(3'20"")
3 花ゲリラ(2'40"")
4 母の家(3'55"")
5 鍵(5'30"")
----------
決して派手な演奏効果はないが、言葉の本質を捉え、真摯に音楽に向き合う作曲者の姿勢が、この組曲にも現れている。比較的若い人々の結びつきの希薄さに対する警鐘の意味も含め、若い人たちに歌って欲しい組曲である。
グレード:中級
奏時間=約17分20秒

<まえがき>
  《言葉の保管所》は、茨木のり子さんが1971年から1982年にかけて発表した5つの詩を選び組曲としてまとめたものです。いずれも人と人との結びつきに関わる詩です。  言葉や声を通して人と結びつくことは、一緒に生きている人同志はもちろん、過去や未来といった時間の流れを超えた広がりをもっています。携帯電話やインターネットが普及していなかった時代には、声や言葉は今よりももっと信頼をおかれていた存在だったと思いますが、声や言葉による結びつきが希薄になってしまった現代に、彼女の詩は警鐘のように響きます。  山形県立山形北高等学校音楽科の創立50周年の記念委嘱作品として2013年の秋に作曲、翌年の夏に初演されました。 (寺嶋陸也)

寺嶋陸也
51302015 女声合唱のための「エチュードとインヴェンション」〜さまざまな旋法による〜 [受注生産] 楽譜 女声合唱のための「エチュードとインヴェンション」〜さまざまな旋法による〜 [受注生産]
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,430円

1 ファの旋法による(2'30"")
2 ラの旋法による(3'20"")
3 (雨乞い)ミの旋法による(2'50"")
4 ソの旋法による(1'35"")
5 レの旋法による(4'30"")
----------
16世紀頃に音楽が長調と短調の2つに整理できる体系を取るようになるまで、西洋音楽はさまざまな旋法(モード)が存在した。この曲集は5つの旋法(たとえば、「ファの旋法」というのは、ファから始まって、ピアノの白鍵でファソラシドレミと弾いた音階でできている旋法のこと)を取り上げ、それそれの旋法によるポリフォニックな2〜3声の曲に仕立てられた。単純なポリフォニーであること、リズム面での練習曲として役立つように「エチュードとインヴェンション」と名付けられた。テキストの「おもろさうし」は琉球に伝わる神歌である。
グレード:中級
演奏時間:約15分

※こちらの商品は受注生産品ですが、在庫分は通常発送可能です。

寺嶋陸也
50908008 女声合唱のための宮崎駿アニメ名曲集 「さくらんぼの実る頃」 楽譜 女声合唱のための宮崎駿アニメ名曲集 「さくらんぼの実る頃」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

2,090円

1 となりのトトロ(3’55”)
2 さんぽ(2’35”)
3 さくらんぼの実る頃〔ルビ付きフランス語詞+日本語詞〕(4’10”)
4 もののけ姫(4’05”)
5 風の丘〔無伴奏・ヴォカリーズ〕(2’05”)
6 君をのせて(2’50”)
7 世界の約束(3’35”)
----------
作曲家兼ピアニストの寺嶋陸也氏による宮崎アニメ合唱編曲集。機会があるたびに女声合唱団や児童合唱団に歌い継がれてきたもの。従来のアニメ曲という感覚よりも、宮崎アニメの荘厳さが感じ取れる芸術的な作品。〔となりのトトロ〕より「となりのトトロ」「さんぽ」、〔紅の豚〕より「さくらんぼの実る頃」、〔もののけ姫〕より「もののけ姫」、〔魔女の宅急便〕より「風の丘」、〔天空の城ラピュタ〕より「君をのせて」、〔ハウルの動く城〕より「世界の約束」の全7曲。女声三部合唱。グレード:中級

寺嶋陸也
52002014 女声合唱曲「未来へ」 楽譜 女声合唱曲「未来へ」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

660円

未来へ     (3’00”)
----------
2010年6月、女声合唱団すみれ会の創立40周年記念演奏会にて初演。「混声合唱とピアノのための 春に・未来へ」の収録曲「未来へ」を、女声版に編曲。未来に向かって今を生きる者へ、命の大切さを歌った作品。ピアノ伴奏付き、女声三部合唱。
グレード:初〜中級
演奏時間:約3分00秒

<まえがき>
 2009年に創立50周年を迎えた相模原市合唱連盟からの委嘱を受けて混声合唱曲として作曲、翌年に女声合唱版も作ったのですが、混声版は《春に》との組み合わせで出版されたものの女声版は《春に》が《花三題》と一緒にすでに出版されていたため、長らく出版の機会がないままになっていました。このたび、相模原市合唱連盟の60周年にあわせてこのようにピースとして出版されることになりました。混声合唱版ともども、広く歌っていただければ幸いです。(寺嶋陸也)

寺嶋陸也
51910014 女声二部合唱とピアノのための「いのちの海」 楽譜 女声二部合唱とピアノのための「いのちの海」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,540円

1. つたえたいことがあります (2’20”)
2. 自由 (1’50”)
3. 脱皮 (2’00”)
4. 勇気の理由 (1’25”)
5. まなざし (1’00”)
6. ひとりで立つ (0’30”)
7. 見えてくる (0’50”)
8. 与えることと受けとること (1’10”)
9. 私という存在 (2’10”)
----------
2019年2月、「うたびと“風”のつどい(寺嶋陸也作品コンサート)」により委嘱初演。「いのち」をテーマに、自分や他者の「いのち」の重さを感じ、それを見つめて生きようとするものたちを応援する芯の強い作品。ユニゾンと二部合唱から成る。全9曲。
グレード:初〜中級
演奏時間:約14分

<まえがき>
 合唱指揮者の片山みゆきさんから、「いのち」をテーマとしたソング風の曲を、という依頼を受け、堤 江実さんのやさしく力強い言葉と出会ってできた曲集です。
 虐待、自然破壊、そして戦争など、いのちが軽んじられるニュースを毎日のように聞かされるいま、2声部の簡素な音づかいで、現代の荒んだ世の中に対してのプロテストを内に秘め、あるいは声に出して訴える、そんな曲集であることを目指しました。(寺嶋陸也)

寺嶋陸也
51709012 長澤延子の詩による五つの歌「折鶴に」 楽譜 長澤延子の詩による五つの歌「折鶴に」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,540円

1. いたみ(3’10”)
2. おどろき (4’30”)
3. 離愁 (2’15”)
4. 折鶴(4’10”)
5. 果実 (4’25”)
----------
2015年に「長澤延子の詩による3つの歌」として発表。翌年2曲を加え全5曲の組曲となった。
17歳で自ら命を絶った詩人の、自分の内面を見つめる厳しい眼差し、成熟はしてはいるが瑞々しさを失っていない言葉を、素直に音にした、そんな作品である。二部合唱という編成は、より詩人の言葉を深く表現できることを意図された。少人数でも歌うことの出来る作品である。
グレード:初〜中級
演奏時間:約20分

<まえがき>
 長澤延子(1932〜49)は、桐生高等女学校(現在の群馬県立桐生女子高校)2年のときに敗戦を迎え、女学校を卒業した年に17歳で自ら命を断った詩人です。短歌、詩などの残された作品が、手記や手紙とともに友人たちの手によって遺稿集として編纂され、1965年から数回にわたって形をかえながら刊行されています。母の郷里である桐生にこのような詩人がいた、ということを新聞で知って興味を持ち遺稿集をもとめて読んでいたところ、桐生で長く活動を続けている「あんさんぶるめい」の皆さんから「桐生にゆかりのある曲を」との依頼をうけ、詩を選び、二声部の女声合唱曲としました。
 延子は幼い時から「死」を見つめながら生きていた、といわれ、作品の多くにその影がみとめられます。自己の内面を見つめる眼差しの厳しさと、それを表現する技量はとても10代の手になるものとは思えないほどの成熟をみせていますが、同時に、10代でなければ書けないみずみずしさに溢れてもいます。女声合唱に標準的な三声部ではなく二声部としたのは、少人数でも歌えるように、という意図もありますが、声部を増やさずはっきりとした輪郭をもたせることによって、延子の言葉をより深く表現したいと思ったからです。
 なお、これらの詩には出版の時期によって異同があるようですが、作曲は、1970年に都市出版から出た「長沢延子遺稿集《海―友よ私が死んだからとて》」によりました。(寺嶋陸也)

寺嶋陸也
51012009 日本民謡によるタブロー第1集「五つの宮崎民謡」〜女声合唱とピアノのための〜 楽譜 日本民謡によるタブロー第1集「五つの宮崎民謡」〜女声合唱とピアノのための〜
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,760円

1 春節(2'40"")
2 駄賃付節(3'20"")
3 神楽せり唄(3'15"")
4 刈干切唄(5'00"")
5 稗搗節(5'30"")
----------
樹の会委嘱作品。
宮崎県の比較的よく知られた民謡5曲を基にしたコンポジション。唄の内容をなるべく絵画的に表現しようと試みたことから「タブロー」と名づけた。男声合唱の「オホーツク・スケッチ」と混声合唱の「四つの福島民謡」(近刊)とともに初演された。初演のライブ録音がCD化されて発売されている。(NARC2053-4)

寺嶋陸也
51805007 「風と光の歌」 女声合唱とピアノのために 楽譜 「風と光の歌」 女声合唱とピアノのために
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,870円

1. 貝殻    (1’45”)
2. 小鳥に   (2’30”)
3. 枇杷の花の祭(2’10”)
4. 窓     (1’50”)
5. 葬式    (3’10”)
6. 天国    (3’00”)
7. 墓碑銘   (8’00”)
8. 雲     (3’00”)
----------
2017年のグラントワカンタートの「美しき日本語のための日本語歌唱コンクール」の課題曲として作曲された「貝殻」を第1曲として新たに7曲を書き足した曲集。 新美南吉の質実な世界を、一つの言葉足りともおろそかにせず、言葉やイントネーションに忠実に付曲していった。全8曲。
グレード:中級
演奏時間:約25分25秒

<まえがき>
 第1曲の《貝殻》は、2017年の1月、栗山文昭先生の発案によって企画され島根県益田市で開かれた「グラントワ・カンタート」第1回における、「美しき日本語のための 日本語歌唱による 合唱コンクール」の課題曲として作曲しました。作曲にあたっては詩の選択も任され、合唱による日本語の表現の標準としてふさわしい詩は何か、ということを私なりに深く考えた結果、あまり古いものでもなく、かといって完全に現代のものでもないものがいいだろう、と思い、昭和初期に活躍した新美南吉の詩に行き当たりました。
 このコンクールに参加した「松本女声アンサンブルAZ」と「女声合唱団彩」のみなさんが、このときの《貝殻》を気に入ってくださって、もっとほかの新美南吉の詩も歌いたい、いうことになり、8曲からなる《風と光の歌》ができあがりました。
 新美南吉の作品は、《ごんぎつね》や《手袋を買いに》などの童話が広く知られていますが、詩や童謡も270篇あまりが残されています。物語ふうの長いものから童謡調の短いもの、文語で書かれたものから口語によるもの、またはカタカナだけで綴られたものなど、そのスタイルの幅は広く、身の内にあるものをいかに詩の言葉として定着させようか、と詩人が試行錯誤を繰り返しながら作品を生み出していったさまがよく伝わってきます。
 新美南吉の最初の詩集(没後、巽聖歌によって編集され1962年に発行された)のタイトルとなった《墓碑銘》を最後から2番目に置いて全曲の重心とし、その前に短い6曲、無伴奏の《雲》は終曲とし、第1曲の《貝殻》で鳴らされた音が、第2曲で歌われる小鳥とともに旅をしながらさまざまな情景を見つめ、あるいは通過しながら、詩人の心へと帰っていくような道筋を思い描いて曲を並べましたが、全体を組曲とするような強い結びつきは意図していないので、抜粋や並べ替えての演奏も全く差し支えありません。(寺嶋陸也)

寺嶋陸也
51006005 鈴木敏史の詩による6つの合唱曲「朝顔の苗」 楽譜 鈴木敏史の詩による6つの合唱曲「朝顔の苗」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,650円

1 星の美しい村(3'40"")
2 朝顔の苗(2'10"")
3 虫の声(2'50"")
4 カワセミ(2'15"")
5 これから100年(なわとびうた)(1'45"")
6 ふろしき(2'25"")
----------
2009年秋に出版された「朝顔の苗」の女声合唱版。長年、病と闘いながらも創作活動に身を投じ、それを自分の生きる力としてこの世を去った鈴木氏の優しさ・謙虚さに溢れた詩を、静かにあたたかく包み込むように寺嶋氏の音楽がついている。
グレード:初〜中級
演奏時間=約15分10秒

寺嶋陸也
52305011 女声合唱とピアノのための 「にほんのうた 4」 楽譜 女声合唱とピアノのための 「にほんのうた 4」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,650円

1. 蘇州夜曲  (4’30”)
2. 鈴懸の径  (3’10”)
3. リンゴの唄 (3’20”)
4. 長崎の鐘  (3’00”)
5. 青い山脈  (5’45”)
----------
2023年5月19日、「女声合唱団 九月の風」の演奏会にて初演。
昭和の戦前から戦後に流行った日本の懐かしい歌を女声合唱にしたもの。当時の日本人の心に響いた名曲を収録。
グレード:初?中級
演奏時間:約19分45秒

<まえがき>
 戦中から戦後にかけて発表され、いまもさまざまな形で歌い継がれている流行歌5曲を収めたこの曲集は、「東京・春・音楽祭」の「にほんのうた」のシリーズのために編曲し出版された「にほんのうた4」の女声合唱版です。
「蘇州夜曲」と「長崎の鐘」では、合唱曲としての味わいを強く出した編曲にしてありますが、「鈴懸の径」「リンゴの唄」「青い山脈」では発表された当時の録音で聴くことのできるような、レトロな雰囲気を狙った編曲にしました。この3曲と「長崎の鐘」は、このピアノパートを伴奏にして独唱あるいはユニゾンで歌うことも可能です。  
 強弱記号はあまりつけてありませんので、自由に工夫したり、あるいはその時の気分で歌って楽しんでいただければと思います。(寺嶋陸也)

寺嶋陸也:編曲
51007008 女声合唱とピアノのための「ふるさと」ー明治・大正・昭和の唱歌編曲集ー 楽譜 女声合唱とピアノのための「ふるさと」ー明治・大正・昭和の唱歌編曲集ー
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,650円

1 海  (2'15"") 
2 夕焼小焼  (2'15"")
3 冬の夜  (3'40"")
4 荒城の月  (3'15"") 
5 野菊  (2'10"") 
6 故郷  (2'30"") 
7 村の鍛冶屋  (2'10"")
----------
既刊の「見渡せば」は明治期の外国作品が元になった小学唱歌の編曲を集めたものであるが、この曲集は日本人が作詞・作曲した明治から昭和までの唱歌を集めてシンプルかつお洒落な女声合唱の作品として甦った曲集。後世に歌詞が修正されたり、曲そのものが改変されたりと時代の移り変わりの影響を受けてきた作品も、できるだけ最初に発表された形で編曲されている。混声版では無伴奏だった「野菊」「故郷」にも伴奏が付いた。
「見渡せば」に比べるとコーラス、ピアノ共に若干複雑な手法がとられてはいるが、極力音を少なくし、原曲の良さをそのまま使った編曲は同じコンセプトで貫かれている。
グレード:初〜中級
演奏時間:約18分15秒

寺嶋陸也:編曲
50804021 女声合唱とピアノのための「見渡せば」ー明治の唱歌編曲集ー 楽譜 女声合唱とピアノのための「見渡せば」ー明治の唱歌編曲集ー
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,430円

「見渡せば」(むすんでひらいて)(1'50"")
「才女」(アニーローリー)(2'20"")
「庭の千草」(最後の薔薇)(3'15"")
「故郷の空」(1'35"")
「哀れの少女」(故郷の人々)(3'45"")
----------
1882年から84年にかけて発行された、日本で最初の小学校音楽教科書である「小学唱歌集」全三巻や「明治唱歌」の中には欧米の曲に雅味のある日本語歌詞をあてはめたものがある。それらの曲のうち、比較的初期に作られた5曲を旋律、歌詞、リズムは唱歌になったときのままに保ちながら2部または3部の簡単な合唱曲に編曲した。シンプルな構成だけに日本語の歌い方、フレーズの作り方などの歌い込みが必須となるだろう。
グレード:初〜中級

寺嶋陸也:編曲
51508004 女声合唱とピアノのための「赤い靴」〜大正の童謡編曲集2〜 楽譜 女声合唱とピアノのための「赤い靴」〜大正の童謡編曲集2〜
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,650円

1 赤い鳥小鳥(1'15"")
2 背くらべ(2'15"")
3 金魚の昼寝(2'30"")
4 てるてる坊主(3'00"")
5 どんぐりころころ(1'15"")
6 花嫁人形(3'10"")
7 靴が鳴る(2'10"")
8 赤い靴(3'40"")
----------
好評の混声版に続いて女声版の登場。コンセプトは既刊の唱歌の編曲集と同じく、シンプルななかにも味のある編曲になっている。「どこかで春が」と合わせて選曲してステージングをすることも可能。
グレード:初〜中級
演奏時間=約19分15秒

<まえがき>
 1872(明治5)年の学制公布で「唱歌」という教科が置かれ、日本で初めて洋楽が教育に取り入れられることになりました。はじめは「蛍の光」のように、欧米の曲に日本語の歌詞をあてはめ、日本の伝統文化と外国の歌とをなんとか結び付けようとしたものが多くみられますが、その後わずかのあいだに、欧米の曲ではなく日本人自身の手によって「唱歌」が作曲されるようになりました。それらは、こどものうたとして江戸時代の歌にくらべてまったく新しい内容をもったものでしたが、明治末期になると唱歌教育は富国強兵政策のなかで次第に硬直化し非芸術的になりました。それに反発するものとして、国際的な民主主義の高まりを背景としながら、1918(大正7)年創刊の雑誌『赤い鳥』をはじめとする児童雑誌を中心に童謡運動が展開され、その後10年ほどのあいだに数々のすばらしい歌を生み出すこととなります。しかし、昭和にはいってからは軍国主義による自由な創造活動への締め付けによって、この運動は次第に衰退してしまいます。
 この曲集の歌は、いずれも大正時代のごく短い間に生まれた童謡です。当時学校の中で歌われることはほとんどなかったものですが、学校の外では、こどもたちに歌われただけでなく、おとなの心も揺さぶって、現在に至るまで歌い継がれてきました。第一線の詩人と作曲家が、芸術性を重視した歌曲を本気でこどものために創作しつづけたことは世界でも類の無いことで、その雰囲気と気品をこわさぬよう、先人たちのその姿勢に敬意を払った編曲を心がけました。なお、これらの曲の混声合唱版がすでに出版されています。(寺嶋陸也)

寺嶋陸也:編曲
52204005 女声合唱とピアノのためのにほんのうた 「かなりや」 楽譜 女声合唱とピアノのためのにほんのうた 「かなりや」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,540円

1. かなりや     (2’05”)
2. 揺籃のうた    (3’00”)
3. あの町この町   (2’30”)
4. シャボン玉    (1’15”)
5. 夕日       (1’30”)
6. 雨降りお月さん  (2’45”)
7. みかんの花咲く丘 (2’50”)
----------
2022年1月「しまねカンタート2022」、同年3月「あんさんぶる めい コンサート」にて初演。昔懐かしい大正から昭和にかけての童謡・唱歌を女声三部合唱にしたもの。「夕日」「みかんの花咲く丘」以外の5曲は既刊の「にほんのうた 1」(混声)にも収録されており、ピアノ伴奏が同じなので混声合唱団との合同演奏が可能である。全7曲。
グレード:中級
演奏時間:約16分

<まえがき>
 これまでにさまざまな日本の歌…唱歌、童謡、民謡やわらべうた、歌謡曲、または日本で愛唱されてきた外国の歌…を編曲する機会があり、その一部は「見渡せば」「ふるさと」「赤い靴」「どこかで春が」「ふじの山」「にほんのうた1〜4」などにまとめられています。それらのうち、女声合唱版のなかった大正時代の童謡6曲(うち5曲の混声版は「にほんのうた1」所収)と、戦後の童謡《みかんの花咲く丘》を、桐生で活動する合唱団「あんさんぶる めい」の皆さんの依頼で女声合唱用に編曲しました。《夕日》と《みかんの花咲く丘》の2曲にも先行する混声合唱版がありますが、女声合唱版が初めての出版となります。
 童謡第1号といわれる《かなりや》が生まれてから100年を過ぎた今、これらの童謡を歌う子どもはほとんどいなくなり、往時を懐かしむおとなのための歌となってしまった感がありますが、懐かしさのためというよりは芸術歌曲として、そして時代を記憶する歌としてこれらの童謡を味わいたい、というのが編曲のスタンスで、原曲の気品を保つよう、複雑なハーモニーや合唱の技巧を凝らすことは極力避けるよう心がけました。(寺嶋陸也)

寺嶋陸也:編曲
52509006 女声合唱とピアノのための「君はロックを聴かない」 楽譜 女声合唱とピアノのための「君はロックを聴かない」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

1,980円

きらり(藤井 風)
君はロック聴かない(あいみょん)
群青(YOASOBI)
僕のこと(Mrs.GREEN APPLE)
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藤井風、あいみょん、YOASOBI、Mrs.GREEN APPLEという「令和に活躍している歌手」の大ヒット曲を、映える女声合唱のアレンジで! 編曲は若手の作曲者による。文化祭や演奏会のワンステージで歌いたい曲集! 全4曲。
演奏時間:約17分30秒
グレード:初-中級
編成:P女3

鹿田愛・藤嶋美穂:編曲
52211007 女声合唱曲 「ありがとう(女声三部版)」 楽譜 女声合唱曲 「ありがとう(女声三部版)」
[カワイ出版]

(在庫1冊)

770円

ありがとう    (3’40"")
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作曲者が属しているアンサンブル団体のアンコールとして歌曲として作曲され、その後、多くの合唱団にも歌って欲しいという作曲者の希望があり色々なバージョンの合唱曲として生まれ変わった。本書は女声三部の編成。 多くの人に対しての感謝の気持ちを込めて「ありがとう」を伝えたい、そんな詩人と作曲者の想いが詰まった小品である。アンコールにふさわしい1曲。
グレード:初〜中級
演奏時間:約3分40秒

<まえがき>
 2018年1月、鹿目真紀さん(俳優)と林眞美さん(ソプラノ歌手)とのユニット「麓(ふもと)」での公演に際し、アンコールピースとしてオリジナル歌曲「ありがとう」を作曲させていただき、この公演の中で私のピアノと共に初演させていただきました。
 私は、大学在学時より声楽作品を創作することが多く、大学同期の林さんとは在学時より共に演奏などの活動をしてきた仲です。  
 私は近年、合唱の作・編曲のご依頼をいただくことが多くなり、合唱関係の方々にお世話になることが増えてきました。何か作品という形でお返しができないものかと思っていた時、半田暁先生(バリトン歌手・指揮者)のお声かけで「女声4部合唱とピアノ版」を、早川由章氏(合唱指揮者)のお声かけで「女声2部合唱とピアノ版(カワイ出版)」岩本達明先生(指揮者)からのお声かけで「混声合唱とピアノ版(カワイ出版)」を作ることになりました。続いて、「ア・カペラ混声合唱版(カワイ出版)」も作成し、今回アンサンブル・クノスペンさんの委嘱で「女声3部合唱とピアノ版」を書かせていただきました。  
 出版にあたり、作詞の鹿目さんからメッセージをいただきました。

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この『ありがとう』の歌詞はいつも応援してくださる方々の顔を思い浮かべながら作りました。  
私達「麓」は何度か麓コンサートを行っておりますが、誰かに支えていただき、応援していただかなければ、コンサート自体行うことができません。  
皆さまの顔を見て、ひとりひとり感謝の気持ちを伝えたいという思いの元にこの歌詞を書きました。
私の詞と林さんの歌で、首藤さんのお力添えの元、私達の気持ちを皆さまにお届けできる作品を作れたことに感謝致します。  
沢山の方に歌っていただき、皆さまにとって大切な1曲になれば嬉しいです。
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 人は一人で生きてゆくことはできません。人々が関わり互いに補い合う「社会」という構造において、「感謝すること」は言うまでもなく普遍的なものではないでしょうか。また、今まで当たり前のように演奏や創作など様々な表現活動ができたこと、そしてそれらは疎か、今生きていることがどれだけ「有り難い」ことでしょうか!昨今、改めて実感しています。
 「ありがとう」という想いが、本作品を通じて「あなた」に届くことを願います。(首藤健太郎)

首藤健太郎
52101009 女声合唱曲「ありがとう」(女声二部版) 楽譜 女声合唱曲「ありがとう」(女声二部版)
[カワイ出版]

(在庫1冊)

550円

ありがとう(3’40” )
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作曲者が属しているアンサンブル団体のアンコールとして歌曲として作曲された。その後、多くの合唱団にも歌って欲しいという作曲者の希望があり色々なバージョンの合唱曲として生まれ変わった。今回は女声二部のバージョンを出版する。 多くの人に対しての感謝の気持ちを込めて「ありがとう」を伝えたい、そんな詩人と作曲者の想いが詰まった小品である。
グレード:初?中級
演奏時間:約3分40秒

<まえがき>
 2018年1月、鹿目真紀さん(俳優)と林眞美さん(ソプラノ歌手)とのユニット「麓(ふもと)」での公演に際し、アンコールピースとしてオリジナル歌曲「ありがとう」を作曲させていただき、この公演の中で私のピアノと共に初演させていただきました。私は、大学在学時より声楽作品を創作することが多く、大学同期の林さんとは在学時より共に演奏などの活動をしてきた仲です。
 私は近年、合唱の作・編曲のご依頼をいただくことが多くなり、合唱関係の方々にお世話になることが増えてきました。何か作品という形でお返しができないものかと思っていた時、半田暁先生(バリトン歌手・指揮者)のお声かけで「女声4部合唱とピアノ版」を、岩本達明先生(指揮者)からのお声かけで「混声合唱とピアノ版」を、早川由章氏(合唱指揮者)のお声かけで本編曲作品の「女声2部合唱とピアノ版」を作ることになりました。なお、「混声合唱とピアノ版」は2020年6月に同じくカワイ出版から出版されています。
 出版にあたり、作詞の鹿目さんからメッセージをいただきました。
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 この『ありがとう』の歌詞はいつも応援してくださる方々の顔を思い浮かべながら作りました。 私達「麓」は何度か麓コンサートを行っておりますが、誰かに支えていただき、応援していただかなければ、コンサート自体行うことができません。
 皆さまの顔を見て、ひとりひとり感謝の気持ちを伝えたいという思いの元にこの歌詞を書きました。 私の詞と林さんの歌で、首藤さんのお力添えの元、私達の気持ちを皆さまにお届けできる作品を作れたことに感謝致します。
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  人は一人で生きてゆくことはできません。人々が関わり互いに補い合う「社会」という構造において、「感謝すること」は言うまでもなく普遍的なものではないでしょうか。また、今まで当たり前のように演奏や創作など様々な表現活動ができたこと、そしてそれらは疎か、今生きていることがどれだけ「有り難い」ことでしょうか!昨今、改めて実感しています。
 「ありがとう」という想いが、本作品を通じて「あなた」に届くことを願います。(首藤健太郎)

首藤健太郎
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