No. |
画像 |
カテゴリー |
名称/ID |
数量 |
価格(税込み) |
51807010
|
|
楽譜
|
女声合唱組曲「人間ごっこ」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. 梅雨入り (4’40”) 2. しおり (5’30”) 3. いろんなこと (4’30”) 4. 人間 (5’10”) ---------- 第2回熊遊舎的(ゆうゆうしゃてき)合唱祭にて、「女声アンサンブル桜組」によって初演された。 テキストはヒット曲の作詞家として知られている詩人の2006年の詩集から採られている。 曲は、明確な拍節感を持たず、不安定な音楽の「梅雨入り」。言葉によって展開が急転する「しおり」。まるで言葉遊びのような「いろんなこと」。無伴奏で始まり、上記の3曲とは異なる和声感を持つ「人間」の全4曲。演奏時間約20分。 グレード:中級 演奏時間:約20分
<まえがき> 数多くの名詩が眼前にありながら、どんなに読んでも「今はこれではない」といった思考に遮られてしまい、気付けば季節が変わるほどの月日が経っていました。そんななか、2017年の夏に森山直太朗さんの楽曲の作詞を数多く手がけている御徒町 凧さんの詩集「人間ごっこ」との出逢いがありました。それは、普段から美しいハーモニーやメロディがあることを望む自分ならつい避けてしまいがちな、棘のある表現や若さゆえのある種の危うさを抱えた現代詩でした。しかし、読み進めていくうちにこの世界観が、どうも自分とそう遠いものでもないという感覚を抱くようになり、気付けばすっかり魅了されていたのです。 第1曲「梅雨入り」は、言葉の流れにあわせて音楽を推進させたため拍子も響きも終始不安定です。第2曲「しおり」では風景や心情描写としてハーモニーをつけることを意識しましたが、「洗濯物」という現実的な言葉が突如現れるくだりでは音楽も急転します。第3曲「いろんなこと」は、まるで言葉遊びのような軽快なリズムのなかでときどき予想不可能なワードが挟み込まれており、音楽においてもできるだけ振り切って遊んでいます。終曲「人間」では、それまでの3曲とはまた少し違った性格を持たせつつ、この組曲に登場する「人間」の核心部分をえぐるかのように作曲していきました。(アベタカヒロ)
アベタカヒロ
|
52001011
|
|
楽譜
|
定番!! 昭和あたりのヒットソング 女声合唱ピース「17才」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
17才 (3’00"") ---------- 当時沖縄から17才で出て来た南沙織のデビュー曲。1971年6月発売。ここから「アイドル」という新しいタイプの路線が出始めた。歌詞の冒頭に出てくる「誰もいない海」の舞台は沖縄県ではなく瀬戸内海の海水浴場で、作詞家の出身地である山口県のようである。原曲の軽快なリズム感を活かし、誰でもすぐに楽しめるよう、やさしい編曲となっている。女声三部合唱。 グレード:初級 演奏時間:約3分
<まえがき> 元祖アイドル歌手として小柳ルミ子、天地真理とともに “新三人娘” と呼ばれた南沙織さんが1971年にリリースしたデビュー曲で、レコード大賞の新人賞や紅白出場までも勝ち取る大ヒット曲となりました。アレンジでは原曲の軽快なリズム感をなるべく崩さないうえで、合唱として楽しめるものになるよう心がけました。アイドル第1号となった気分で明るく軽快に歌ってみてください。ピアノにおいては前奏で弾き始めたテンポはしっかりとキープし、最後までよどみなく演奏されることが望ましいでしょう。同音連打はスタッカート気味に弾いて構いません。(アベタカヒロ)
アベタカヒロ:編曲/筒美京平:作曲
|
50901015
|
|
楽譜
|
女声合唱ピース 「サクラ色」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
サクラ色 ---------- 平成20年度NHK学校音楽コンクール全国大会・中学校の部スペシャルステージで演奏された「サクラ色」。 好評の混声版に続き、女声3部版が書き下ろされた(ピアノは混声版と同様)。原曲の力強いメッセージを残しつつ、混声版とはまた違った美しいハーモニーが楽しめる。コピーガード紙使用。 グレード:中級 演奏時間:約4分40秒。
アンジェラ・アキ
|
51802026
|
|
楽譜
|
女声3部「見上げてごらん夜の星を」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
見上げてごらん夜の星を ---------- 歌おうNIPPONプロジェクトのために編曲されたもの。
このアレンジは女声合唱団「湘南はまゆう」(指揮=松村努、ピアノ=織田祥代)の第10 回コンサート(2007 年6 月2 日)のために女声合唱用に書いたものがもとになっています。今回「歌おうNIPPON」プロジェクトのために混声版を書き下ろし、女声版にも大きく手を入れました。 ア・カペラのシンプルな響きと、ピアノ付き合唱曲の華やかさが両方味わえる構成になっています。(信長貴富)
いずみたく:作曲/信長貴富:編曲
|
51803021
|
|
楽譜
|
女声2部・3部 はじめてでも歌える 「優しいコーラス 花の歌篇〔改訂版〕」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
朧月夜(二部合唱) 春の小川(二部合唱) 野薔薇(二部合唱) 恋はやさし野辺の花よ(二部合唱) 花(二部合唱) 忘れな草をあなたに(二部合唱) この広い野原いっぱい(二部合唱) 花のまわりで(三部合唱) ---------- “花”をテーマにまとまられた曲集。「朧月夜」「野薔薇」「花のまわりで」他全8曲。
カワイ音楽教育研究所:編
|
51304007
|
|
楽譜
|
女声合唱のためのアンコール名曲集「新編 大地讃頌」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1 鴎(三好達治/木下牧子) (2'15"") 2 おわりのない海(工藤直子/松下 耕)(3'00"") 3 逢いたい(星野富弘/なかにしあかね)(3'45"") 4 歌われて(谷川俊太郎/相澤直人)(4'00"") 5 こんな夜には(土田 藍/大中 恩)(2'00"") 6 別れの歌(サトウハチロー/中田喜直)(2'50"") 7 大地讃頌(大木惇夫/佐藤 眞)(2'50"") ---------- 既刊の「大地讃頌」をリニューアル。今回の曲集の目玉は、待望の「鴎」(木下牧子)の女声合唱版の初出版。女声合唱団の皆さんにも歌っていただけるようになった。また、JCDAの委嘱で故辻正行氏に捧げられた「おわりのない海」(松下耕)、「歌おうNIPPON」プロジェクトのために書き下ろされた「逢いたい」(なかにしあかね)、「歌われて」(相澤直人)の各女声合唱版を追加、名曲「大地讃頌」(佐藤眞)、可愛らしい「こんな夜には」(大中恩)、定番の「別れの歌」(中田喜直)の全7曲を収録した。 グレード:中級
カワイ出版:編纂
|
51904012
|
|
楽譜
|
女声合唱曲集「ハナミズキ」 平成から令和へ歌い継ぐJ-POPヒットソング
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. 未来へ(玉城千春 作詞・作曲/信長貴富 編曲) 2. Automatic(宇多田ヒカル 作詞・作曲/信長貴富 編曲) 3. 恋するフォーチュンクッキー(秋元康 作詞/伊藤心太郎 作曲/三沢治美 編曲) 4. ハナミズキ(一青窈 作詞/マシコタツロウ 作曲/相澤直人 編曲) 5. 世界に一つだけの花(槇原敬之 作詞・作曲/鈴木輝昭 編曲) ---------- 平成から令和へと時代が変わっても歌い継いでいきたい!平成の大ヒットソングを厳選して収録した女声合唱アレンジ曲集の第一弾。 相澤直人による本書のための書き下ろし新アレンジの一青窈の「ハナミズキ」を始め、不動の定番人気曲を厳選して収録。 「世界に一つだけの花」のみ無伴奏。 グレード:初〜中級
カワイ出版:編纂
|
51905009
|
|
楽譜
|
女声合唱曲集「未来予想図II」 平成から令和へ歌い継ぐJ-POPヒットソング
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. 桜坂(福山雅治 作詞・作曲/古寺七重 編曲) 2. 夜空ノムコウ(スガシカオ 作詞/川村結花 作曲/信長貴富 編曲) 3. 思いがかさなるその前に・・・(平井 堅 作詞・作曲/松本 望 編曲) 4. CAN YOU CELEBRATE?(小室哲哉 作詞・作曲/古寺七重 編曲) 5. 未来予想図II(吉田美和 作詞・作曲/アベタカヒロ 編曲) ---------- 平成から令和へと時代が変わっても歌い継いでいきたい! 平成の大ヒットソングを厳選して収録した女声合唱アレンジ曲集の第二弾。 アベタカヒロによる本書のための書き下ろし新アレンジのDREAMS COME TRUEの「未来予想図II」を始め、不動の定番人気曲を厳選して収録。全曲ピアノ伴奏付き。 グレード:初〜中級
カワイ出版:編纂
|
50001555
|
|
楽譜
|
同声合唱のための コチャール宗教合唱曲集
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
O vos Omres Salve Regina Ave Maria Assumpta est Maria Jubilate Deo ---------- コチャールの作品の中で最も歌われている宗教作品を1冊にまとめた曲集。「O vos Omres」「Salve Regina」「Ave Maria」「Assumpta est Maria」「Jubilate Deo」の5曲を収録。もちろん日本語対訳とコチャール自身の解説も収録したお得な一冊。女声だけでなく男声合唱でも歌うことのできる曲集である。 難易度:中級
コチャール・ミクローシュ
|
52308009
|
|
楽譜
|
女声合唱とピアノのための 「四季の翼」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. 五月に (J.トムソン) (3’20”) 2. 砕け! 波よ!(A.テニソン) (3’30”) 3. 秋に (J.キーツ) (3’30”) 4. 十二月の夜(J.キーツ) (4’30”) 5. 四季の翼(J.キーツ) (4’20”) ---------- 2023年3月に「コール・オアーゼ」により初演。18世紀から19世紀にかけてのイギリスの3人の詩人の詩を作曲者自ら訳したテキストを使用している。 自然への畏敬の念とともに女声ならではの愛情と強さを感じる作品。全5曲。 グレード:中級 演奏時間:約20分 <まえがき> ジョン・キーツの言う「ネガティヴ・ケイパビリティーNegative Capability=無作為の力」とは、その字面から受ける印象とはうらはらに、非常に高い能力をともなった人間性の豊かさを指しています。短絡的にレッテルを貼ったり、短気に理由を求めるのではなく、不確かさの中にとどまれること。世の中のすべての物事が解決可能ではないという状態を受容出来ること。確かさと不確かさの狭間に、多くの部屋=受容する空間を持ちうること。 キーツはこの言葉で、シェイクスピアをはじめとする過去の偉大なる詩人達の突出した能力を表そうとしました。 『四季の翼』混声合唱版は、2017年に札幌放送合唱団の75周年記念委嘱作品として作曲しました。北の大地で歌を育て、歌い継いで来られた人々への敬意をこめて、キーツを含むイギリス詩で自然と共に1年を巡るテキストを組みました。 コール・オアーゼ創立40周年記念の委嘱作品をご依頼いただき、女声ならではの優雅さしなやかさと共に、生命の芯の強さを感じるような『四季の翼』女声版を作りたい! と考えました。 大切な記念作品を託して下さったコール・オアーゼの皆様と辻秀幸先生、素晴らしいピアノを弾いて下さった村田智佳子さんに心より感謝申し上げます。(なかにしあかね)
なかにしあかね
|
52312015
|
|
楽譜
|
女声合唱とピアノのための クリスティーナ・ロセッティの詩による 「月と太陽」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1.月 (2’50”) 2.海 (3’40”) 3.ララバイ (2’40”) 4.虹 (2’10”) 5.太陽の好きなつばめ (3’40”) ---------- 2023年9月16日、女声合唱団ラ・カンパネラ(辻 秀幸 指揮)30周年記念コンサート委嘱作品。 自然現象の美しさを盛り込んだロセッティの言葉が優雅に歌われる。 おかあさんコーラス向きの女声三部合唱作品。全5曲。 グレード:中級 演奏時間:約15分 <まえがき> この作品は女声合唱団ラ・カンパネラ30周年の記念委嘱作品として作曲させて頂きました。 初演となる30周年記念コンサートは、父・中西 覚作曲の『虫の詩』と、なかにしの『心の扉』『大地の詩』そしてこの『月と太陽』というオール中西/なかにしプログラムで、思わぬ形で父娘共演を果たさせて頂きました。 『心の扉』(エミリー・ディキンソン原詩・なかにし日本語詞/作曲)、『大地の詩』(キーツ他原詩・なかにし日本語詞/作曲)という他のプログラムからもわかるように、この合唱団(と指揮者)は、英語詩から日本語を起こした“なかにし作品”を好んで下さっていました。 『月と太陽』は、クリスティーナ・ロセッティの詩から日本語詞を紡いで構成した、5曲から成る組曲です。ご依頼を頂いた当初、コンサートの他の上演曲目を知る前から、音のキャラクターとして軽やかで優雅な、ちょっと乙女だけど芯はしっかりしているイメージで、クリスティーナ・ロセッティの詩が良いと考えておりました。シングソング童謡集はいろんな方の訳で出ておりますが、女声合唱ならではの音のキャラクターを生かす表現を考えながら、音と言葉を選びました。 私は長年大学教員を致しておりますが、かつて毎年のように卒業する学生達に餞に送っていた言葉がございます。 「太陽のように自ら照らし、月のように他者に照らされて、輝いて下さい」 この歌を演奏して下さる皆様の時間が、自らが発する光と、お聞きくださる方、周囲の方々によって与えられる光とによって、輝きに満ちていますように。 大切な記念委嘱作品を託して下さいましたラ・カンパネラの皆様と辻 秀幸先生に心より御礼申し上げます。(なかにしあかね)
なかにしあかね
|
51404011
|
|
楽譜
|
女声合唱とピアノのための「歌をさがして」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1 歌をさがして(4'10"") 2 機械仕掛けの小鳥(2'20"") 3 歌は いらない(3'30"") 4 くまさんのうた(3'30"") 5 歌に何ができるだろう(3'20"") ---------- 作曲者自身による書き下ろしテキスト。辛いときや苦しいとき、歌は大きな力を持つこともあれば、同時にあまりに無力なこともある。歌に何ができるだろう? きっと多くの歌い手が抱くであろうこの思いを、決して深刻ぶることなく、むしろ軽やかに、しなやかに、伸びやかに、音と言葉に昇華させた作品。女声3部合唱。ピアノ伴奏付。 グレード:中級 演奏時間=約17分
なかにしあかね
|
51907011
|
|
楽譜
|
女声合唱とピアノのための「花のように 雲のように」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1 花のように 雲のように (3’00"") 2 歌いながら行こう (3’10"") 3 夜が静かに 満ちてゆく (4’30”) ---------- 石川県婦人コーラス連盟設立40周年記念「第40回女声コーラスのつどい」委嘱作品。少ない人数でも歌いやすく、女性らしく、ご当地ソングではなく自然や雲の色を歌いたい・・・など合唱団からの要望をたくさん盛り込んだ作品。全3曲。 グレード:初〜中級 演奏時間:約10分40秒
<まえがき> この作品は、石川県婦人コーラス連盟設立40周年記念としてご依頼頂いたものです。石川県は私の義父の故郷でもあり、約30年前に初々しい花嫁としてご挨拶回りに旅した思い出の地でもあります。ああ! あの頃は、お肌が水をはじくかどうかなんて考えたこともなく・・・なんと毎日が新鮮だったことでしょう! 40年という年月の間には、きっと、大空に向かって歌い上げたい日もあれば、ぬかるみに足を取られるような日もあったことでしょう。石川県婦人コーラス連盟の皆様のご努力は、そのまま日本各地の合唱団のご努力とも重なるのではないでしょうか。40年間歌い継いで来られた合唱人おひとりおひとりの想いを、受け止められるような作品をお作りしたいと、心の底から思いました。 新作へのご要望は百花繚乱でした・・・「詩もなかにし作で(?)」「人数の少ない団でも歌えて」「少し頑張れば歌えて」「へこたれない程度の難易度で」「高音域が続きすぎず」「女性目線で」「でも、おかあさん、おかあさんし過ぎず」「いつまでも輝いていたい?」「1 曲くらいリズムやテンポが速めのものもあっても良い」「ご当地ソングではない、自然や雲の色を歌いたい」・・・承りました? というわけで、歌い継いできた年月を慈しみ、明日からもまた日々新鮮に、歌いながら行こう? と思って頂けるような作品をめざしてテキストを組み、音を紡ぎました。 石川県の皆様に頂いたこのコンセプトが、同じように歩みを重ねて来られた全国の女声合唱団の皆様ともわかちあえることを、心から願っております。 歌う日々に幸多きことを祈りながら。(なかにしあかね)
なかにしあかね
|
51305014
|
|
楽譜
|
女声合唱とピアノのための「月下美人」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1 月下美人(3'10"") 2 こぶし(4'10"") 3 よろこび(2'40"") ---------- Luna Voce委嘱作品。2012年11月初演。 清く正しく美しく、のみならず、歌い手に潜む大人の女性のしなやかな軽やかさ、したたかな優雅さ、豊かな懐の深さや豊かさも引き出していく構成。せつなさと深遠さを持つ「月下美人」、澄んだすがすがしさを歌う「こぶし」、ユーモアとリラックス感に満ちた「よろこび」の全3曲。「こぶし」のみ無伴奏。 グレード:中級 演奏時間=約10分
なかにしあかね
|
51604011
|
|
楽譜
|
女声合唱とピアノのための「七色の虹」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. 空に歌えば (1'40"") 2. 道 (2'20"") 3. 元気になっちゃう(1'30"") 4. 雨(2'30"") 5. お母さん(3'00"") 6. 七色の音(2'50"") 7. 虹の向こうへ(4'00"") ---------- 委嘱団体のメンバーが、それぞれの合唱に対する思いを書いた詩や文章を、作曲者がまとめたものをテキストとして使用。団体名「虹」からタイトルを取った。 どの世代にも歌いやすく、かつ少人数の団体でも歌いこなせるように作曲されている。 グレード:初〜中級 演奏時間:約17分50秒
<まえがき> 虹の色の変化はグラデーションで、色数は無限にあります。 アンサンブル虹のために新作を委嘱したい、というお話を星野敦子先生から頂いて、早速練習にお邪魔すると、少人数ながら本当に色とりどりの個性がのびやかに発揮され合わさった、実に気持ちの良いアンサンブルでした。テキストのご提案も腹案としては持って行ったのですが、練習風景を見学しているうちに思いついたのが、団員おひとりおひとりから出てきたことばを頂いてテキストを組みたい、というアイデアでした(実は、八ヶ岳高原合唱フォーラムで同じように皆さんの想いを書いて頂いたものから私がテキストを組んだ『森のお客さま』など、先行実績(?)があったのでした)。 おもしろそう!! やってみたい!! と乗って下さった皆さんから後に送られてきた、詩ありエッセイあり私宛てのお手紙ありの、それはもう色とりどりな言葉たちを、7つの色にイメージを重ね合わせて構成しました。1曲目の《赤》は情熱や活力、行動の色、2曲目の《橙》は創造と人生を楽しむ色、3曲目の《黄》は太陽、楽天とユーモアの色、4曲目の《緑》は成長と調和、平和の色、5曲目の《青》は希望、素直、守り育て、尽くす色、6曲目の《藍》は自尊心や深い精神性を表す色、そして7曲目の《紫》は未来への高い理想と希望を大胆に表現する色です。 虹は刻々と変化します。 歌って下さるすべての方が、それぞれの七色を、自由自在に大空に架けて下さることを願っております。(なかにしあかね)
なかにしあかね
|
51911007
|
|
楽譜
|
女声合唱とピアノのための「大地の詩(うた)」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. かっこう (4’00”) 2. 麦を刈る乙女 (4’10”) 3. こまどりとねこ (1’20”) 4. 秋へのオード (3’20”) 5. 大地の詩 (3’30”) ---------- 2019年4月、女声合唱団「調(しらべ)」により委嘱初演。イギリスの古い詩から5つ選び、全編をを通して小鳥や虫、生き物たちの様子が人や季節の移ろいとともに軽やかに描かれている。全5曲。 グレード:中級 演奏時間:約17分 <まえがき> この作品は、女声合唱団「調(しらべ)」のために書かせて頂いたものです。「音域はG からG まで」というご要望に添いつつ、豊かな表現力を存分に発揮して頂けるようにと願い、ここ数年集中的に取り組んでいるイギリスロマン派詩から日本語詞を起こす研究をさらに深めて、オリジナルのテキスト作らせて頂きました。 【かっこう】 ウィリアム・ワーズワース(William Wordsworth:1770〜1850)の暮らした湖水地方で、かっこうは春に先駆けて鳴きます。春の喜びと過去への懐古の間を行き来するかっこうの声は、「春」「追憶」「恩寵」の象徴なのです。 【麦を刈る乙女】 ワーズワース自身がスコットランド高地を旅行した後、友人トマス・ウィルキンソンの「英国山国紀行」に登場する乙女の姿から着想を得て書いた詩だと言われています。民族や時代を越えて、人々が連綿と、素朴に歌い続けてきたことの力強さを想います。 【こまどりとねこ】 マザー・グースのこの詩を、無邪気な「幕間劇」のような扱いで挿入しました。こまどりが逃げて幕間劇は終り、組曲としては次に現実の秋がやってきますが、逃げていったこまどりは、4曲目「秋のオード」の中で「彼らは彼らの歌」を歌っているのです。 【秋へのオード】 ジョン・キーツ(John Keats:1795〜1821)の「Ode to Autumn」は3 連の詩から成っており、この詩は第三連(第一連は、混声合唱組曲『四季の翼』に使用)、秋の夕暮れと音の世界が表象されます。冬の「死」が間近に迫る「秋」をあるがままに受け入れ、今を精一杯充実して生きることが尊いのだと歌います。 【大地の詩】 キーツが1817年12月に、友人である詩人のリー・ハントと共に、炉辺のこおろぎの鳴き声を聴きながら詩の競作を行った時に作ったとされる詩です。キーツはこの詩を書く直前に、人の肉体を治癒する医師よりも、魂を癒す詩人になる覚悟を固めたと言われています。キーツにとって詩の使命は、空想の美の世界に遊ぶことではなく、大地の詩を歌うこと。小さな命への愛情に満ちた、大地の詩です。 この作品では特に、テキストの構成が、音楽の構成と密接に関わっています。全編を通して、小鳥や虫、生き物たちが「大地の詩」を歌う、それぞれの命の季節を表現して頂けましたら幸いです。(なかにしあかね)
なかにしあかね
|
51502015
|
|
楽譜
|
女声合唱とピアノのための2つの歌「森のお客さま」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1 森のお客さま (2'50"") 2 満天の星のもとで (4'20"") ---------- 八ヶ岳高原合唱フォーラムの20周年を記念して作曲された小品集。テキストはフォーラムの参加者から集った詩や言葉を基に作曲者が構成しテキストにしたもの。高原の四季とそこに集う動物たちを歌った「森のお客さま」、毎年、高原に集い、歌う仲間との出会いの素晴らしさを歌った「満天の星のもとで」の2曲からなる。 グレード:初〜中級 演奏時間=約7分10秒
<まえがき> 本州のほぼ中央に位置する八ヶ岳の山々が、ダケカンバ、ドウダン、ヤマモミジの紅葉からカラマツの「八ヶ岳イエロー」へと色彩を変える季節、八ヶ岳高原音楽堂を舞台に毎年行われてきた合唱講習会がある。音楽堂から合唱の輪を、と広がったこの「八ヶ岳高原合唱フォーラム」が20周年を迎えるにあたり、記念となる作品を2曲作ってほしい、と、20年間音楽監督を務めて来られた岸信介先生よりご依頼頂いた。 考えた末に、このフォーラムを立ち上げられた八ヶ岳高原ロッジの油井博人さんと、長く参加されている方々に、フォーラムへの思いを書いて頂くことにした。八ヶ岳の資料に何度も目を通し、頂いた言葉を読み込んで、「紅葉や山々の自然」「満天の星空」「人とのつながり」の3つが、大きなテーマであろうと思った。特に、フォーラムで出会った人達のつながり、大切な時間と空間と歴史の共有の感覚は、とても強く皆さんの印象に残っていることがうかがわれた。20年間フォーラムを育てて来られた岸先生や油井さん、参加し歌い続けて来られた皆様への心からの敬意と共に、歌を歌うということが日々の暮らしの中でとても大切なものとして、これからも人生に寄り添っていく願いをこめて、「森のお客さま」「満天の星のもとで」の2曲の詩を構成した。 「森のお客さま」は、シンプルに、かわいらしく、四季を歌う。フォーラムの皆さんのコメントは当然ながら秋のキーワードばかりだったが、季節の連綿とした繰り返しの中に秋も育まれているということを表したいと思った。 「満天の星のもとで」は、満天の星空に、人とのつながりを重ねている。こちらは少し構成が大きく、立体的な大きな空間を感じさせるようにと思って作った。 八ヶ岳の自然と、満天の星空と、凛とした空気が、歌を歌うことを特別なものにする。講師として前に立つ作曲家が誰であろうと、講習曲が何であろうと、山の天気が荒れようと晴れようと、ゆるぎない「歌という賜物」が、そこにある。フォーラムに参加される皆さんだけでなく、広く、歌う方々に、私達に与えられたこの歌という賜物を、慈しみ、感謝するきっかけとなるような作品に育ってくれたら嬉しい。(なかにしあかね)
なかにしあかね
|
51401006
|
|
楽譜
|
女声合唱とピアノのための組曲「花の風」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1 プロローグ〜ばら(1'10"") 2 コスモス(2'30"") 3 支えられて(3'40"") 4 美しい今(3'30"") 5 木を一本(2'10"") 6 ねこじゃらし(3'20"") 7 エピローグ〜ばら(2'00"") ---------- 2013年8月初演。“いつか書きたいと思って大切に反芻してきた”という6篇の詩に付曲。詩人の優しく暖かく力強い言葉は、作曲者ならではの美しいメロディーによってさらに説得力を得て聴く人の心に届く。女声3部合唱。ピアノ伴奏付(1曲目「プロローグ」はピアノソロ)。 グレード:中級 演奏時間=約18分30秒
なかにしあかね
|
52405008
|
|
楽譜
|
女声合唱曲 「Benedicta es tu, Virgo Maria」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
1. Benedicta es tu, Virgo Maria (4’00”) ---------- 2022年11月28日、日本合唱指揮者協会(JCDA)による教会コンサート委嘱作品。「Benedicta es tu, Virgo Maria(祝福された 処女マリアよ)」は、ミサで歌われる昇階唱(奉読台に昇る階段の上で歌われることからこの名が生じた)。ソプラノ・アルトともに2声ずつからなる荘厳な女声4部合唱。 グレード:中級 演奏時間:4分 編成:女4
なかにしあかね
|
51206006
|
|
楽譜
|
女声合唱曲 「歌が生まれる」
[カワイ出版]
|
(在庫1冊)
|
|
女声合唱曲 「歌が生まれる」 ---------- 多摩リヴィエール20周年記念演奏会アンコール曲として作曲。 親しみやすく、歌い手も聴き手もほっとできるメロディーは作曲者ならでは。思わず口ずさみたくなるこの歌は、アンコールや愛唱歌にぴったりです。女声2部合唱、ピアノ伴奏付。コピーガード用紙を使用しています。 グレード:初〜中級 演奏時間=約3分20秒
なかにしあかね
|