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10707054
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輸入盤
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ハウエルズ(1892-1983):サー・パトリック・スペンス(世界初録音)/楽園への讃歌 - HOWELLS: Hymnus paradisi / Sir Patrick Spens -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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ハウエルズ(1892-1983): サー・パトリック・スペンス(世界初録音) 楽園への讃歌 ---------- ヴォーン・ウィリアムズやフィンジらと同じ作風を持つハウエルズは、CD時代になって特にクローズアップされた存在。「楽園への讃歌」は大規模な声楽曲の代表作であり、初録音となる「サー・パトリック・スペンス」は、ヴォーン・ウィリアムズの作風に似ている作品です。
デーヴィッド・ヒル(指揮)/ボーンマス交響楽団、バッハ合唱団、クレア・ラター(ソプラノ)、ジェームズ・ギルクリスト(テノール)、ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
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10802058
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輸入盤
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パーソンズ:第一の大礼拝・死者への応答 - PARSONS, R.: First Great Service / Responds for the Dead -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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マニフィカト 第一の大礼拝より「ヴェニテ」 第一の大礼拝より「テ・デウム」 死者への応答より「日々罪を犯す私を」 第一の大礼拝より「ベネディクトゥス」 死者への応答より「リベラ・メ・ドミノ」 第一の大礼拝より「クレド」 死者への応答より「わが贖い主は生きたもう」 第一の大礼拝より「マニフィカト」 第一の大礼拝より「ヌンク・ディミティス」/アヴェ・マリア] ---------- 16世紀のイギリスの音楽家、R・パーソンズの生涯はほとんど知られることがありません。わずかな手掛かりはバードの前任者としてリンカーン主教座聖堂オルガニストの地位にあったこと、40半ばでこの世を去ったこと、そしてこのような美しい合唱作品を残したことでしょうか。彼の作品で唯一知られるのは、このアルバムの最後に収録された「アヴェ・マリア」ですが、このCDのリリースによりパーソンズの評価は見直され、ルネサンスの偉大なる作曲家へと列記されるでしょう。
バーナビー・スミス(指揮)/ヴォーチェス・カンタービレス
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11011043
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輸入盤
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ペンデレツキ:クレド/母校ヤゲロニカ大学をたたえるカンタータ - PENDERECKI, K.: Credo / Cantata in honorem Almae Matris Universitatis Iagellonicae sescentos abhinc annos fundatae -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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クレド 1. Credo in unum Deum 2. Qui propter nos homines 3. Et incarnatus est 4. Crucifixus 5. Crucem tuam adoramus Domine 6. Et resurrexit tertia die 7. Et in Spiritum Sanctum 8. Confiteor unum baptisma 9. Et vitam venturi saeculi
※録音: 29 September - 1 October 2008, Warsaw Philharmonic Hall, Warsaw, Poland
母校ヤゲロニカ大学をたたえるカンタータ 10. Cantata in honorem Almae Matris Universitatis Iagellonicae sescentos abhinc annos fundatae
※録音: 9 September 2008, Warsaw Philharmonic Hall, Warsaw, Poland ---------- 1960年代のペンデレツキを知る人が、この「クレド」を聴いたら、あまりのロマンティックさに目を丸くするかもしれません。何しろ、冒頭から切なく激しくとも美しい響きに満ち、調性から逸脱することもないのですから。この音楽性の変容を拒否する人もいるかもしれませんが、祈りの心を伝えるには、このような調和に満ちた音楽も必要なのでしょう。「ペンデレツキらしさ」を求める人は、その30年ほど前に書かれたカンタータをどうぞ。こちらにはおなじみの破壊的な音が横溢しています。
アントニ・ヴィト , エヴァ・ヴォラク, ラファウ・バルトミンスキー , イヴォナ・ホッサ , アガ・ミコライ, レミギウシュ・ルコムスキ , ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団 , ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団 , ワルシャワ少年合唱団
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11102009
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輸入盤
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ハイドン:ミサ曲集 6 - ミサ曲第2番「ミサ・ブレヴィス」, 第14番「ハルモニー・ミサ」 - HAYDN, J.: Masses, Vol. 6 - Masses Nos. 2, ""Missa brevis"" and 14, ""Harmoniemesse"" -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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ミサ曲第2番 ヘ長調 「ミサ・ブレヴィス」 Hob.XXII:1 11:41 1. Kyrie 2. Gloria 3. Credo 4. Sanctus 5. Benedictus 6. Agnus Dei: Agnus Dei 7. Agnus Dei: Dona nobis pacem
ミサ曲第14番 変ロ長調 「ハルモニー・ミサ」 Hob.XXII:14 40:30 8. Kyrie 9. Gloria: Gloria in excelsis Deo 10. Gloria: Gratias agimus tibi 11. Gloria: Quoniam tu solus sanctus 12. Credo: Credo in unum Deum 13. Credo: Et incarnatus est 14. Credo: Et resurrexit 15. Credo: Et vitam venturi 16. Sanctus 17. Benedictus 18. Agnus Dei: Agnus Dei 19. Agnus Dei: Dona nobis pacem ---------- 「ミサ・ブレヴィス」とは「小さなミサ」という意味。1749年、変声期を迎えた17歳のハイドンはそれまで活躍していた聖歌隊を去らなくてはいけませんでした。この時、彼が今までの音楽的成果を表すために作曲したのがこの曲だと言われています。知識不足を補うため、彼は当時有名な作曲家であったポルポラに会い、イタリアの音楽様式について学んだのもこの時期です。小さいながらも充実した書式で書かれた溌剌とした音楽です。一方、第12番「ハルモニー・ミサ」は1802年、70歳の時の作品。ハイドン最後のミサ曲で、すでに「天地創造」や「四季」などの傑作をものにしていた彼ならではの堂々とした作品です。1802年9月8日。エステルハージ公爵夫人の命名日を祝う日のための演奏会で初演されました。ここでいう「ハルモニー」とは木管合奏の意味。充実した管楽器の響きが随所に現れる感動的な大作です。ニューヨーク・トリニティ教会合唱団の艶やかな歌声が胸に迫ります。ミサ曲の番号表記は、ブライトコプフ社の旧全集での通し番号に拠ります。
トリニティ合唱団/レーベル・バロック管/バーディック
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11104005
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輸入盤
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ハード:ポップ・カンタータ集 - HURD, M.: Pop Cantatas - Jonah-Man Jazz / Prodigal / Rooster Rag / Swingin' Samson / Captain Coram's Kids -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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ジョナ・マン・ジャズ 10:12 1. Nineveh city was a city of sin 2. Jonah, Jonah, listen to me Jonah 3. I need a boat, man 4. The waves grew high 5. When Jonah sank into the sea 6. We had a wonderful party
プロディガル 13:08 7. Many years ago 8. I want to go to the big bad city 9. In the city, free and easy 10. Down and out in the city 11. Why did I leave the house of my Father? 12. No use denying 13. Kill the fatted calf 14. It was long ago
ルースター・ラグ 13:33 15. Once upon a time 16. Every time I lay an egg 17. I had a terrible dream! 18. Oh what a beautiful dream! 19. Do me a favour 20. There's a thief in the night 21. If I were you 22. Beware! Take care!
スインギン・サムソン 11:27 23. Samson was a hero 24. When Miss Delilah goes a-walkin' 25. Samson, cut your hair 26. Clip and clip 27. Weak as a kitten 28. Ev'rybody came to the Philistines party
キャプテン・コランズ・キッズ 18:42 29. Who are these abandoned children? 30. Eight were Duchesses 31. What is the humming? 32. Take my child 33. See the Foundlings at work! 34. I am a little Foundling 35. Here in the pleasant Court Room 36. Captain Coram! --------- 1928年グロスター生まれのマイケル・ハード(1928-2006)はオックスフォードで音楽を学び、1953年から1956年まで英国海兵隊の音楽学校で作曲を教えました。その後は、2006年に亡くなるまで、ハンプシャーで音楽教育と作曲に力を注いだ人です。この「子どものための合唱曲集」は彼が最も得意とした分野で、詩や言葉への鋭い感覚と、歌いやすいメロディが顕著です。何と言っても、演奏する子どもたちの溌剌とした表情がたまりません。聖書の物語がジャズに生まれ変わった「ヨナ・マン・ジャズ」、全編スウィングで歌われる「プロディガル」「スウィング・サムソン」など、さまざまなお話が楽しい音として表現されています。
新ロンドン児童合唱団/コープ
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11306017
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輸入盤
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ウィテカー/ポールズ/チャイルズ/ペルト/タヴナー/ベティニス/ローリゼン:合唱作品集 - Into the Night -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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エリック・ウィテカー : 3つの花の歌 - 第2番 あなたの手のユリとともに スティーヴン・ポールズ : 日の終わり デイヴィッド・N・チャイルズ : 新月 アルヴォ・ペルト : もう少し長い路 エリック・ウィテカー : 金の夜 デイヴィッド・N・チャイルズ : 優しい夜のなかには ジョン・タヴナー : 神殿のヴェール - あなたは光で自身を覆う アビー・ベティニス : 宵の明星に モーテン・ローリゼン : 夜想曲 - 第3番 この輝ける夜に フランク・ティケリ : ここに輝く星がある
※録音: 3-5 October 2011, Highland Park United Methodist Church, Dallas, Texas, USA ---------- このアルバムには、美しくも、どこか仄暗さを秘めた現代合唱作品が収録されています。ガルシア・ロルカの詩を用いたウィテカーの作品はゆっくりとしたテンポに乗って、複雑な調性による抒情的なメロディが歌われます。「ニ長調」で書かれたシンプルなポールズの作品、痛みすら伴うチャイルズの「新月」、慈悲深いペルトの作品(オルガン・パートも含む)などなど、合唱好きにはたまらない曲で満たされています。心が痛い時、この響きに耳を澄ましてみてください。ダラスに拠点を置く「ヴォックス・ヒューマナ」の暖かい歌声があなたをそっと包んでくれるはず。
ヴォックス・ヒューマナ/デイヴィッド・N・チャイルズ(指揮者)/ほか
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11007032
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輸入盤
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J.S.バッハBACH J.S.(1685-1750):名アリアと合唱曲集 - Bach : Favourite Arias and Choruses -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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1. もろびとよ歓呼して神を迎えよ BWV51 2. ロ短調ミサ曲 BWV232より「いと高き処に神に栄光あれ」 3. ロ短調ミサ曲 BWV232より「地に平和を」 4. ロ短調ミサ曲 BWV232より「高き 天なる神に」 5. ロ短調ミサ曲 BWV232より「主の御名において」 6. ロ短調ミサ曲 BWV232より「いと高きところにホザンナ」 7. われ喜びて十字架を担う BWV56 8. 喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜 BWV170 9. マタイ受難曲 BWV244より「来たれ、娘たちよ、われとともに嘆け」 10. マタイ受難曲 BWV244より「われは汝にわが心を捧げん」 11. マタイ受難曲 BWV244より「おお、人よ、汝の大いなる罪を嘆け」 12. マタイ受難曲 BWV244より「憐れみたまえ,わが神よ」 13. マタイ受難曲 BWV244より「ああ,血と傷にまみれし御頭」 14. マタイ受難曲 BWV244より「われに返せ,わがイエスをば!」 15. マタイ受難曲 BWV244より「われらは涙ながらここにひざまずき」 16. われ満ちたれり BWV82 17. ロ短調ミサ曲 BWV232より「平和をわれに」
※録音 2003年-2007年 ---------- ドイツの重鎮指揮者、ヘルムート・ミュラー=ブリュールが丹精込めて演奏してきたバッハの声楽作品の中から、良いところをセレクトして1枚のアルバムにまとめました。誰もが知っている曲よりは、少し地味だけど、絶対聴いておきたいカンタータからの名アリアと、大作「マタイ」と「ロ短調ミサ」からの聴きどころを収録。バッハの宗教音楽を聴く喜びを存分に味わうことができるようになっています。
ドレスデン室内合唱団/ケルン室内管弦楽団/ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)
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11506044
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輸入盤
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ペンデレツキ:マニフィカト/カディッシュ
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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1-6. マニフィカト(1973-1974)《わが心、主をあがめ わが霊は、わが救い主なる神を喜びまつる/フーガ:そのはしための卑しきをも 顧みたまえばなり/その憐れみは代々に限りなく/主はその腕で力を振るい/5.パッサカリア:権力者を引き下ろし/祖先に言われたように》 7-10. カディッシュ(2009)《死は墓石から墓石へ移動する/路上の若者も老人も地面に嘘を書く/永遠にわれわれを引き渡さないでください。あなたに懇願します/偉大な名前が高貴で聖なるものとなりますように。アーメン》
※録音 2010年10月7-11日 ワルシャワ ポーランド放送 ヴィトルト・ルトスフワフスキ・コンサート・スタジオ…1-6, 2010年10月22-23日 ワルシャワ・フィルハーモニック・ホール ---------- これまでのNAXOSにおけるペンデレツキ(1933-)作品集のように、このアルバムも収録された2作品の作曲年代が35年を隔てた「スタイルの違い」を際立たせるものとなっています。1960年代におけるヨーロッパの前衛音楽を代表するトーン・クラスター(全ての音を同時に発する混沌とした響き)がふんだんに用いられた「マニフィカト」は、代表作である「ルカ受難曲」の流れを汲むものですが、この曲が書かれた70年代にはすでにトーン・クラスター自体が若干時代遅れになっていて、ペンデレツキも自身の作風を見直す傾向にあったようです。そして少しずつ「ロマン派」に戻っていったペンデレツキは以降驚くほどに聴きやすい音楽を書くようになって行くのです。2009年に書かれた「カディッシュ」はタイトルが示す通りユダヤの祈りの歌であり、ユダヤ人ゲットー(第2次世界大戦時にユダヤ人が強制的に住まわされた居住区)の解放65周年を記念して書かれた作品で、ここではクラスターなどの刺激的な響きがすっかり影をひそめた緩やかで美しい音楽ばかりが存在しています。
ワルシャワ少年合唱団/ワルシャワ・フィル/ヴィト
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11206001
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輸入盤
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パヌフニク/ヴォーン・ウィリアムズ/タヴナー/グレツキ/マンテュヤルヴィ/ニューステッド:合唱作品集
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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1. オール・シャル・ビー・ウェル / ロクサンナ・パヌフニク - Roxanna Panufnik (1968-) 2. 「今こそ主よ、僕を去らせたまわん」(ヌンク・ディミッティス) / グスタフ・ホルスト - Gustav Holst (1874-1934) 3. 真理のために勇敢に / レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ - Ralph Vaughan Williams (1872-1958) 4. 晩祷 Op. 37 - アヴェ・マリア / セルゲイ・ラフマニノフ - Sergei Rachmaninov (1873-1943) 5. 「聖なるもの」 / ジョン・タヴナー - John Tavener (1944-) 6. 「すべてあなたのもの」 Op. 60 / ヘンリク・グレツキ - Henryk Gorecki (1933-2010) 7. 「おお、大いなる神秘」 / ヤーコ・マンテュヤルヴィ - Jaakko Mantyjarvi (1963-) 8. 聖母への賛歌 Op. 24 / ピエール・ヴィレット - Pierre Villette (1926-1998) 9. スターバト・マーテル Op. 111 / クヌート・ニューステット - Knut Nystedt (1915-)
※録音: 11, 12 June 2011, St George's, Bristol, UK ---------- 様々な国や時代に息衝く献身と慰めの音楽。これらを幅広く集めた心安らぐ1枚です。ロシア正教の流れを組むラフマニノフ、タヴナーの神秘的な音楽や、賛美歌が盛んな国であるイギリスからはホルストとヴォーン・ウィリアムズの壮麗な神への祈り。そしてヴィレットとニューステットの2曲はマリアへの祈りです。「悲歌のシンフォニー」で知られるグレツキの作品は驚くほど力強いパワーを秘めたもので、これは彼の祖国ポーランドに教皇ヨハネ・パウロ二世が訪れた際の記念式典で歌われたもので、ラテン語の「Totus Tuus(全てはあなたのもの)」は教皇がモットーとしていた言葉です。クリスマスの神秘を歌ったマンティヤルヴィ、そしてタイトルにもなった作品は、ロクサナ・パヌフニクのもの。彼は名作曲家&指揮者アンジェイの息子であり、現代イギリスを代表する作曲家の一人でもあります。
エクスルターテ・シンガーズ/David Ogden (指揮者)
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11201014
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輸入盤
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ランチーノ:レクイエム - LANCINO, T.: Requiem -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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レクイエム 72:12 1. Introitus: Prologue 2. Introitus: Kyrie 3. Sequentia: Psalm 18 4. Sequentia: Dies irae 5. Sequentia: Mors stupebit 6. Sequentia: Rex tremendae 7. Sequentia: Ingemisco 8. Sequentia: Confutatis 9. Sequentia: Lacrimosa 10. Offertorium: Offertorium 11. Offertorium: Song of the Sibyl 12. Sanctus: Sanctus 13. Sanctus: Song of David 14. Sanctus: Benedictus 15. Agnus Dei: Agnus Dei 16. Agnus Dei: Dona eis requiem
※録音: 7-8 January 2010, Salle Pleyel, Paris, France ---------- まるで巨大な鉄槌を振り下ろすかのように、重々しい打撃音が延々と続くこのフランスの作曲家ランチーノによる「レクイエム」の冒頭。ここを聴いただけで思わず頭を垂れてしまいたくなるような、衝撃的な作品です。20世紀になって書かれたレクイエムは、宗教的な観点よりも、より人間の存在について掘り下げるものが多いのですが、この曲もその一つの形と言えるでしょう。テキストは「めぐりあう朝」の原作者として知られるパスカル・キニャール。彼との3年間に及ぶ共同作業からこの作品が生まれたと言います。彼らは死と永遠の時間について、答えの出ることのない質問を、レクイエムという形式で聴き手に突き付けます。人生というものは「壮大なフレスコ画と神聖な式典」なのでしょうか?それとも・・・。マーラー、ブルックナーで音楽というものを高みに引き上げた名指揮者インバルによる、人間の暗部に光を当てるかのような明晰な演奏です。
フランス放送合唱団/フランス放送フィル/インバル
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11201015
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輸入盤
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クリスマスの子守歌 - キャンプキン/フィンジ/マンシクール/マッジ/リング - Christmas Lullabies - CAMPKIN, A. / FINZI, G. / MANCHICOURT, P. de / MUDGE, A. / LING, T. -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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1. Sleep, Holy Babe 04:10 2. A Lullaby 03:06 3. O Emanuel 03:49 4. O magnum mysterium 03:30 5. Magnificat 03:38 6. Sleep, my dreaming one 05:01 7. Sing Lullaby 04:51 8. Quid petis, O Fili? 09:39 9. Magnificat 04:58 10. O Babe, born bare 02:54 11. Coventry Carol 04:02 12. Lullay, my Liking 07:29
※録音: 25-27 March 2011, St Sepulchre-Without-Newgate, Holborn, London, UK ---------- すでに地上にはこんなにも子守歌が溢れているというのに、まだまだ知られていない歌があるのです。このアルバムは、その中でもキリストの生誕を描いた作品を集めたものです。いわばクリスマスの音楽であり、どれも静けさと喜びに満ちています。ここに収録された作品のほとんどは、現代のものですが、16世紀に書かれたものも交じっていて、その響きの違いがまた美しい彩りを添えています。心の底まで洗い清められるような慈愛に満ちた演奏も素晴らしいの一言です。
ブロッサム・ストリート/キャンプベル
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11212044
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輸入盤
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シベリウス/ドビュッシー/R. シュトラウス/ブルックナー/シューベルト:男声合唱と管弦楽のための合唱曲集 - Choruses for Male Voices and Orchestra - SIBELIUS, J. / DEBUSSY, D. / STRAUSS, R. / BRUCKNER, A. / SCHUBERT, F. -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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1. 解放された女王 Op. 48 (男声合唱と管弦楽編) 2. 祈り 3. 一日の時 Op. 76 - 第2番 静かな正午のひととき 4. ヘルゴラント ト短調 WAB 71 5. 水上の精霊の歌 Op. 167, D. 714 6. 故郷への帰還 Op. 31 7. 使徒の愛餐(抜粋)
[61:54]
※録音: 7-10 June 2011, Luftkastellet, Malmo, Sweden ---------- 「男声合唱」には独特の魅力を感じる人も多いことでしょう。それは目に見えぬ団結力であったり、声域の心地良さであったり、多彩な表現力であったり、と理由は様々ですが、やはり混声や女声合唱とは違った「何か」があることは間違いありません。このアルバムはそんな世界にどっぷりはまれる1枚です。シベリウスの「解放された女王」は最初に混声合唱のための版が書かれましたが、次にこちらの男声合唱版が書かれています。平野を見下ろす険しい丘の上に建つ城に幽閉された女王が最終的に解放されるというこの物語は、政治的メッセージも込められており、男声のみで歌われる方が曲の意を伝えるのかも知れません。他にもブルックナーの「ヘルゴランド」での英雄譚や、グリーグの王の物語、官能的なワーグナーの作品など、素晴しいハーモニーが目白おしです。
ルンド大学男声合唱団/アルベルト・ホルド=ガッリード(指揮)
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11303009
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輸入盤
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ボッテジーニ:レクイエム - BOTTESINI, G.: Messa da Requiem -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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1. Introit: Requiem aeternam - Kyrie (Solo Quartet, Chorus) 2. Sequence: Dies irae (Chorus) 3. Sequence: Quid sum miser (Tenor) 4. Sequence: Quaerens me (Chorus) 5. Sequence: Ingemisco (Bass) 6. Sequence: Confutatis (Solo Quartet, Chorus) 7. equence: Lacrymosa (Solo Quartet, Chorus) 8. Offertory: Domine Jesu (Soprano) 9. Sanctus (Chorus) 10. Benedictus (Solo Quartet) 11. Agnus Dei: Agnus Dei (Soprano, Alto) 12. Agnus Dei: Requiem aeternam (Chorus) 13. Agnus Dei: Libera me (Alto, Chorus) 14. Agnus Dei: Dies illa (Solo Quartet, Chorus)
※録音: 15, 16 February 2012, Henry Wood Hall, London, UK ---------- 家が貧しかったため、音楽を学ぶために、音楽院の奨学金枠に空きのあった「コントラバス」を選択したというイタリアの作曲家ボッテジーニ(1821-1889)。結局彼がこの選択をしたおかげで、現代におけるコントラバスのレパートリーがどれほど豊かになったかはご存じの通りです。そんな彼は指揮者としても才能を発揮し、一番有名な仕事としては、ヴェルディのアイーダの世界初演を果たしたことで知られています。そんな才能溢れる彼のレクイエムは、1877年に彼の弟ルイージの死を悼んで作曲されたもので、(当時女性が教会で歌うことを許されていなかったため最初は女声なしで書かれています)、初演の一年後にはミラノの国立音楽博覧会で銀メダルを受賞するほど評判となりました。しかし、どうしてもその3年前に書かれたヴェルディの「レクイエム」と比較されてしまい、演奏機会もなくなり、1979年に蘇演されるまではすっかり忘れられてしまったのです。改めて聞いてみると、ヴェルディの作品にはないバランスの良さや繊細さなどが際立つ「隠れた名曲」であることが理解できるのではないでしょうか。
マテウ/コマ=アラベール/プルネル=フレンド/ジョイフル・カンパニー・オブ・シンガーズ/ロンドン・フィル/トーマス・マーティン(指揮者)
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11310036
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輸入盤
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ブラームス:ドイツ・レクイエム - BRAHMS, J.: Ein Deutsches Requiem -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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ドイツ・レクイエム Op. 45 1. I. Selig sind, die da Leid tragen (Blessed are they that mourn) 2. II. Denn alles Fleisch es ist wie Gras (For all flesh is as grass) 3. III. Herr, lehre doch mich (Lord, make me to know mine end) 4. IV. Wie lieblich sind deine Wohnungen (How amiable are thy tabernacles) 5. V. Ihr habt nun Traurigkeit (And ye now therefore have sorrow) 6. VI. Denn wir haben hie keine bleibende Statt (For here have we no continuing city) 7. VII. Selig sind die Toten (Blessed are the dead)
※録音: 11-14 April 2013, Grosser Saal, Gewandhaus, Leipzig, Germany
---------- ブラームス(1833-1897)の「ドイツ・レクイエム」は1869年に作曲された宗教曲です。曲自体は1857年にシューマンが死去した時に構想されたと言われていますが、実際には1865年に彼の母が死去したことで完成に至りました。通常、カトリック教会のレクイエムはラテン語で歌われますが、この曲はブラームス自身が選んだテキスト(ルターが訳したドイツ語版聖書など)を用いて、全てドイツ語のテキストで書かれています。ブラームス自身は、この作品を教会で歌うのではなく、演奏会用として考えていて、テキストからは「キリストの復活に関わる部分」が外されているところも興味深いものです。穏やかな第1曲のメロディが全般に使われながらも、全体にポリフォニックで極めて構造的に書かれた中身の濃い音楽です。演奏しているのは、既にブラームスの交響曲全曲をリリースしているオールソップ。美声で知られるステファン・ゲンツと1990年生まれの新鋭ソプラノA.L.リヒターのソロが、ライプツィヒMDR放送交響楽団と合唱団の渋い音色に花を添えています。
リヒター/ゲンツ/ライプツィヒMDR放送合唱団&交響楽団/オールソップ
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11212046
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輸入盤
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クリスマス・コラール・ミュージック - 冬の光 - CHRISTMAS CHORAL MUSIC - A Winter's Light -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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1. ボブ・チルコット:「クリスマスの夜に」 - ディス・イズ・ザ・トゥルース(I) 2. 伝承曲:ガブリエルのお告げ(編曲:J. ラスボーン) 3. ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:「今日キリストが生まれた」 4. ミヒャエル・プレトリウス:「一輪のばらが咲いて」 5. ハーバート・ハウエルズ:シング・ララバイ 6. ピエール・ヴィレット:聖母への賛歌 Op. 24 7. ボブ・チルコット:「クリスマスの夜に」 - スウィート・ワズ・ザ・ソング 8. Theodoricus Petri Nylandensis:「父のみこころから生まれたものよ」(編曲:D. ウィルコックス) 9. ジョヴァンニ・ガブリエリ:「今日キリストが生まれた」 10. ボブ・チルコット:「クリスマスの夜に」 - リジョイス・アンド・ビー・メリー 11. ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス:「ああベツレヘムよ」 12. セシル・アームストロング・ギブズ:ステイブル・ドアー 13. アドルフ・アダン:オー・ホーリ・ナイト(編曲:J.E. ウェスト) 14. ハロルド・ダーク:「わびしき真冬に」 15. ガブリエル・ジャクソン:「幼児キリスト」 16. ジョン・ラター:ネイティヴィティ・キャロル 17. ジェイムス・ピアポント:ジングルベル(編曲:B. パリー) 18. ボブ・チルコット:クリスマス-tide 19. Greg Lake:「夢見るクリスマス」(編曲:J. ラスボーン) 20. ジョナサン・ラスボーン:キャロル・メドレー
[73:48]
※録音: 10-12 February 2012, Tonbridge School Chapel, Tonbridge, Kent, UK ---------- ジャクソンのレクイエム(8.573049)で、複雑なハーモニーを見事に表現していたヴァザーリ・シンガーズ。1980年に結成されたこの団体は、ルネサンスから現代までの幅広いレパートリーを有する英国でも有数の室内合唱団の一つです。このステキなアルバムは、現代英国のを代表する合唱作曲家ボブ・チルコットが2010年に作曲したキャロル組曲「クリスマスの夜」を中心に、ルネサンスの名曲やへ現代曲をバランス良く散りばめると言う、とても凝ったコンセプトとなっています。この1枚を聴きとおすことで生まれ出るストーリー。これも一緒に味わえるクリスマスの贈り物です。
ヴァザーリ・シンガーズ/フォード/バックハウス(指揮)
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11511027
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輸入盤
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ペンデレツキ:夢の海は私に息吹を送った…
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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《第1部:魔法の庭》 1. ケシ畑のこどもたち 2. 神秘の木の下で 3. 幸せの島のための要求 4. 秋の森は赤く色づく 5. 孤独な木 6. お告げの祈り 《第2部:夜に語るものは何?》 7. 夜の空 8. 沈黙 9. 夜に語るものは何? 10. 夢の海は私に息吹を送った 11. 静かな夜、青く色づく夜 《第3部:最期から2番目の日、最期の日、私はあなたと一緒にいました…》 12. レクイエム:ショパンのピアノ 1 13. 私はいくつかの遠き国を見る事ができる 14. ショパンのピアノ 2 15. 風が、秋の風が 16. もし私がワルシャワの戦いを忘れたら 17. コジト氏は彼の故郷に帰ることを考える 18. ショパンのピアノ 3 19. ポトッカ伯爵夫人の墓 20. ポーランドの松の木-ショパンのピアノ 4 21. お告げの祈り
※録音 2012年10月2.3.4.9日 ポーランド ワルシャワ・フィルハーモニック・コンサートホール ---------- 「すっかりロマン派の作風に回帰した」と言われるポーランドを代表する作曲家、ペンデレツキ(1933-)。多くの人はあの「ヒロシマ」の頃の鮮烈な音楽を知っているだけに、今の作風には違和感を覚えるのでしょう。しかし、今の彼の音楽がつまらないかと言われると、そんなことは全くありません。どの作品にも普遍の美しさが宿っているのです。この歌曲集は2010年のショパン生誕200周年の記念行事のために書かれたもので(初演の指揮はゲルギエフが担った)、作品としては「交響曲第8番」(8.570450)と同じ世界に属する夢幻的な響きを有しています。全体は大きく3部に分かれ、各々の曲にはロマン派と現代のポーランドの詩人の詩が用いられ、曲によって最もふさわしい声域で歌われるように工夫されています。切れ切れのショパンの音楽の残滓から、ほろ苦い郷愁を感じ取ることができるでしょうか。
オルガ・パシェチニク(ソプラノ)、エヴァ・マルシニク(メゾ・ソプラノ)、ヤロスワフ・ブレク(バリトン)、ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団(合唱指揮/ヘンリク・ボニャロフスキ)、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団、アントニ・ヴィト(指揮)
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11308022
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輸入盤
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マクミラン/ダッガン/グレインジャー/キャンペル/ターンブル/バーク/アンドリュー:合唱作品集 - Choral Concert: Blossom Street - MACMILLAN, J. / DUGGAN, J. / GRAINGER, P. / CAMPBELL, H. / TURNBULL, S.M. / BURKE, P. / ANDREW, K. -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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1. 娘さん、私を愛してくれますか? /ジェイムズ・マクミラン - James MacMillan (1959-) 2. 恋する男と彼の彼女 /アレクサンダー・キャンプキン - Alexander Campkin (1984-) 3. 5つのイギリス民謡 - 第1番 黒い目の船乗り /レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ - Ralph Vaughan Williams (1872-1958) 4. 孤児院の少女 /ジュディス・ビンガム - Judith Bingham (1952-) 5. ヤーマス・フェアー /ピーター・ウォーロック - Peter Warlock (1894-1930) 6. オーヴァー・ザ・ムーン /ジョン・ダッガン - John Duggan (1963-) 7. 北方の歌 - 第14番 わが黒髪の乙女 /パーシー・グレインジャー - Percy Grainger (1882-1961) 8. 吹け、南風よ /ヒラリー・キャンベル - Hilary Campbell (1983-) 9. 12のウェールズ民謡 - 第4番 目覚めよ、目覚めよ /グスタフ・ホルスト - Gustav Holst (1874-1934) 10. アマング・ザ・リーヴズ・ソー・グリーン、オ /ジョン・バート - John Byrt 11. スカイ島 /スチュアート・マレイ・ターンブル - Stuart Murray Turnbull (1975-) 12. ごきげんよう /ポール・バーク - Paul Burke 13. オール・シングズ・アー・クワイト・サイレント /ケリー・アンドリュー - Kerry Andrew (1978-) 14. かしわととねりこの木 /エドワード・C・ベアストー - Edward C. Bairstow (1874-1946) 15. 水夫と若いナンシー /アーネスト・ジョン・モーラン - Ernest John Moeran (1894-1950)
※録音: 1-3 November 2012, St Philip's Church, Norbury, London, UK ---------- 普段は超絶難解な響きを愛するマクミランでさえ、ここではひたすら静謐なハーモニーを追求しているのには驚くばかり。それほどまでに「英国民謡」は人々の心を捉えているのでしょうか。15人の近現代作曲家たちによる各々の曲は、どれもが個性的でふくよかな表情を見せています。ヴォーン=ウィリアムズ、グレインジャー、ホルスト、ウォーロックと言った前世紀の作曲家たちの端正なハーモニーに比べ、現代に生きる作曲家たちの作品はモダンな音に彩られていますが、やはり根底に流れるのは民俗意識であり、脈々と受け継がれたイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの伝統でしょう。ここで豊かな合唱を披露している「プロッサム・ストリート」はヨーク大学の学生メンバーを主とする聖歌隊です。2003年に結成され、テレビやラジオなどで幅広く活躍、クリスマスや国の行事にはひっぱりだこになるほどの人気を誇っています。そんな彼らのクリスマス・ソング集(8.572868)もオススメします。
ブロッサム・ストリート
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11311028
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輸入盤
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フィルセル/ブリッグス:合唱作品集 - FILSELL, J. / BRIGGS, D.: Choral Music -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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ジェレミー・フィルセル - Jeremy Filsell (1964-) 1. 明日、私は踊ろう 2. エピタフ 「ヒア・シャドウ・ライ」 3. イフ・ゴッド・ビルド・ノット・ザ・ハウス 4. マニフィカト 「ウィンザー・サーヴィス」 5. ヌンク・ディミッティス 「ウィンザー・サーヴィス 6. 変容 7. テ・デウム 「ウィンザー・サーヴィス」 8. ジュビラーテ 「ウィンザー・サーヴィス」
デイヴィッド・ブリッグス - David Briggs (1962-) 9. 「舌もて語らしめよ」(パンジェ・リングァ) 10. 「大いなる秘跡」(タントゥム・エルゴ)によるオルガン即興 サン=シュルピスのためのミサ曲 11. Kyrie 12. Gloria 13. Sanctus 14. Benedictus 15. Agnus Dei
※録音: 15-17 February 2013, Tonbridge School Chapel, Tonbridge, Kent, UK ---------- 現代最高のイギリスの2人のオルガニスト&作曲家、フィルセルとブリッグス。ヴァザーリ・シンガーズの指揮者であるバックハウスは彼らに「新しい作品」を書いてもらうように依頼し、出来上がったのが、ここで聴ける素晴らしい合唱曲の中に含まれています。ヴァザーリとフィルセルとの共同制作は過去にもあったのですが、ブリッグスとは初めて。バックハウスは「これが初めての共同作業であり、これが最後にならないように祈ってます」と語るほどに感動的な作品ができあがりました。程よく現代的な味付けが施されたフィルセルの作品のほとんどは、ロンドンのいくつかの教会のために書かれたものでありこれらの「祈りの音楽」は敬虔な面持ちですが、「エピタフ」などは自由で才気煥発な曲となっています。ブリッグスの作品のうち、2011年に書かれた「サン・シュルピスのミサ曲」は壮麗なオルガンの音色が印象的な25分ほどの曲。親しみやすい敬虔さを持った作品です。
ヴァザーリ・シンガーズ/バックハウス
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11412047
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輸入盤
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ピツェッティ/マリピエロ/アレグリ/マクミラン/プッチーニ:合唱作品集 - Choral Concert: Vasari Singers - PIZZETTI, I. / MALIPIERO, G.F. / ALLEGRI, G. / MACMILLAN, J. / PUCCINI, G. -
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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イルデブランド・ピツェッティ - Ildebrando Pizzetti (1880-1968) 1. 深き淵より ジャン・フランチェスコ・マリピエロ - Gian Francesco Malipiero (1882-1973) 2. 深き淵より グレゴリオ・アレグリ - Gregorio Allegri (1582-1652) 3. 神よ、われを憐れみたまえ(ミゼレーレ) ジェイムズ・マクミラン - James MacMillan (1959-) 4. ミゼレーレ ジャコモ・プッチーニ - Giacomo Puccini (1858-1924) 5. レクイエム イルデブランド・ピツェッティ - Ildebrando Pizzetti (1880-1968) : レクイエム 6. Requiem 7. Dies Irae 8. Sanctus 9. Agnus Dei 10. Libera Me ---------- DE PROFUNDISとは聖書の詩篇第130番(129番)の言葉で、日本語では「深き淵より」と訳されています。絶望の底に沈んだ人々が神に向かって、自らの願いを聞き入れてもらおうと願う祈りの言葉は、多くの作曲家にインスピレーションを与え、様々な曲が付けられることになったのです。このアルバムでは2人のイタリアの近代作曲家ピツェッツィとマリピエロの「深き淵より」を収録。無伴奏合唱で清楚に歌われるピツェッツィの作品と、対照的にヴィオラ、オルガン、バス・ドラムとバリトンという編成で歌われるマリピエロの作品の聴き比べは何とも興味深いものです。そして有名なアレグリの「ミゼレーレ」。詩篇第51番の言葉を元に書かれたこの究極のハーモニーは、あのモーツァルトが一度聞いただけで採譜してしまったという門外不出の名作です。そしておよそ350年の時を経て書かれた次の「ミゼレーレ」はイギリスの作曲家、ジェームズ・マクミランの作品で、こちらは神秘的な響きに包まれた現代の「憐れみたまえ」です。続く2つの「レクイエム」はプッチーニとピツェッツィの作品。珍しいプッチーニの「レクイエム」はヴェルディの没後4周年である1905年の記念式典のために書かれたもので、短いながらも成熟した作風を持つ、プッチーニの心からの追悼の音楽です。ピツェッツイのレクイエムは、彼の妻マリアの追悼のために作曲されたもの。グレゴリオ聖歌のメロディをはじめとした様々な旋律を用いた無伴奏合唱で歌われる作品です。サンクトゥスで少しだけ明るさを見せますが、その他は終始静かな悲しみを湛えています。
ヴァサーリ・シンガーズ
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11512037
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輸入盤
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ヴィヴァルディ:宗教音楽全集 4
[NAXOS ]
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(在庫1SET)
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1-4. 怒り狂う海の中で RV 627 5. イスラエルの民エジプトをいで RV 604 6-10. あなた方の聖なる君主のために RV 633 11. 主をほめ讃えよ RV 606 12-15. 不屈の者たちよ、戦え RV 628 16. われ喜びに満てり RV 607 17-20. おお、天にても地にても清きもの RV 631
※録音 2014年4月28-30日 カナダ トロント,聖アン・アングリカン教会 ---------- ヴェネツィアで生まれ、ウィーンで没したバロック時代の大作曲家ヴィヴァルディ(1678-1741)。多くの人はヴァイオリン協奏曲「四季」を書いた人として認識しているでしょうが、実は膨大な数の作品を残しているのです。それは500を越える協奏曲、歌劇は52作を以上、他にもたくさんの室内楽曲やソナタがあり、そしてとりわけ重要なのがオラトリオや40曲ほどのカンタータなどの宗教作品です。これらの宗教曲のほとんどは、彼が司祭を務めていたヴェネツィアのピエタ慈善院付属音楽院のために書かれたものとされていますが、高いテクニックを必要とする声楽パートは、当時の女性歌手がすばらしい技術を持っていたことの証明でもあります。宗教曲の体裁をとりながらも、実際はまるでオペラのアリアのように表現力を駆使した華麗な作品は、現在でも歌いこなすには大変なことであり、広い声域とメリスマ(歌詞の母音に多くの装飾的な音符を当てはめて歌わせる作曲技法。オペラでは「コロラトゥーラ」とも呼ばれる)を歌いこなす技術を持った歌手でないと完璧な演奏にはなりません。この鮮やかで劇的な音楽は、教会の中だけでなく広く聴かれるべきものでしょう。
セヴィーニェ/アラディア・アンサンブル/マロン
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