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価格(税込み) |
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52101004
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楽譜
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混声合唱曲「君の川柳」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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君の川柳 (6’10”) ---------- 2021年1月10日開催の《グラントワ・カンタート2021 フレンドシップ コーラスコンサート》にて、栗友会合唱団(ピアノ:須永真美)により初演[WEB配信]。 テキストは、栗友会合唱団の団員による川柳作品を集め、作曲者により意味のつながりを大事に構成されている。川柳は2020年のコロナ禍の日常や日頃の心情、社会風刺など、詠み人さまざまに綴られたもの。ポップなメロディーが軽快に、そして時には抒情的に流れ、誰もが心から歌いたくなる作品である。部分的に演奏者オリジナルの川柳に置き換えることも可能である。 グレード:中級 演奏時間:約6分10秒
信長貴富
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52103005
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楽譜
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混声合唱曲「肩」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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肩 (3’10”) ---------- 第20回東日本合唱祭(2009年10月)にて初演された混声合唱ピース。 オリジナルの「肩」のみの演奏も可能だが、オプションとして、モーツァルトの「Ave Verum Corpus」と同時に歌うことも可能である(1回目は《肩》のみを演奏し、2回目は《肩》+《Ave Verum Corpus》のダブルコーラスなど、演奏方法は自由)。温かみのあるテキストと、淡い光に包まれるようなハーモニーが穏やかな時間を与えてくれる。さまざまな場面で愛唱したい作品。ピアノ伴奏付き。 グレード:中級 演奏時間:約3分10秒 <まえがき> この曲は、岩手県一関市で毎年秋に催されている東日本合唱祭の第20 回を記念して委嘱されたものです。谷川俊太郎の詩「肩」によるオリジナル合唱曲(Chorus I)と、モーツァルトの「Ave Verum Corpus」(Chorus II)が同時に演奏されるダブルコーラスの譜面となっています。詩の第二連にある「かくも美しく歌い出されるモーツアルト」に因んだ仕掛けです。 Chorus II は省略可となっており、Chorus I のみでも充分に成立するよう書かれています。ダブルコーラスで歌う際には次のような可能性も考えられるでしょう。 ・まずChorus I のみで1回目を演奏し、2回目をChorus II とのダブルコーラスで演奏する。 ・まずオリジナルの「Ave Verum Corpus」(その際、伴奏部分はモーツァルト作曲の譜面を使ってください)を演奏したあと、Chorus I + Chorus II のダブルコーラスで演奏する。 このようにいろいろ試みていただけたらと思っています。もし空間的に許容されるなら、Chorus I とChorus II は離れた位置で、例えばChorus II を客席で歌うなど工夫してみるのも面白いかも知れません。 Chorus II の強弱は敢えて記譜していません。Chorus I に呼応して、あるいは対照的に主張するように……等々、自由に表現してみてください。 東日本合唱祭顧問の岸信介先生はじめ実行委員会の皆さま、これまで合同演奏にご参加くださった皆さま、各位に感謝申し上げます。(信長貴富)
信長貴富
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51704021
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楽譜
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混声合唱曲「言葉は」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 言葉は(4’20”) ---------- 混声版は長野県合唱連盟の第50回を記念した合唱祭のために2012年に作曲された。今回同時発売の男声版は2014年の第51回長野県合唱祭でゲスト参加のお江戸コラリアーずと地元の男声合唱団の合同演奏で初演。2017年の4月に長野と東京の合唱団の合同演奏会のために女声版が新たに作られて初演された。 言葉によって人は様々な感情を表す。歌=言葉であるなら、歌は人間には不可欠な物である。人間への讃歌として愛唱曲として広く歌われる作品である。ピアノ伴奏でも無伴奏でも歌うことができる。 グレード:中級 演奏時間:約4分20秒
<まえがき> この曲は長野県合唱連盟の委嘱により混声合唱曲として作曲、2012年第50回記念長野県合唱祭にて初演されたのが最初です。男声版は合唱団お江戸コラリアーずの委嘱により2014年に長野県合唱祭のゲスト演奏という形で初演、さらに女声版が女声コーラスしなの(長野県)の委嘱により2017年に完成、混・男・女の3編成が出揃うことになりました。振り返ればすべて長野県からの発信となり、長野県合唱連盟の皆さまはじめ、それぞれの初演でお世話になった皆さまに心から感謝申し上げます。このたび3編成同時にピース出版の日を迎えることができ、全国に広がって行くきっかけを得られて嬉しく思っています。 言葉によって考え、行動し、言葉によって絶望したり励まされたり・・・人間という存在は言葉によって作られている、もしくは言葉は人間そのものであると言えるでしょう。歌は言葉である、と私は思っていますので、歌も人間の存在の象徴であり、なくてはならないものだと思います。言葉への、人間への讃歌であり、歌をうたい続けることへの決意をも込めて作曲したのが、この曲です。 なお、混声版と男声版はピアノのない場所でも演奏できるように作曲されています。(ただしピアノ付きの方が演奏効果は高いでしょう。)打ち上げ会場など様々な場面で愛唱される曲になればと願っています。(信長貴富)
信長貴富
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51902009
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楽譜
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混声合唱曲「春に」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 春に (4’30"") ---------- 日本大学合唱団の第70回記念演奏会のアンコール向けに書かれた混声合唱曲。和合亮一詩集「詩の礫 起承転転」(徳間書店刊)の中から「春に」に付曲された。震災を経た後の「春」に、それ以前の「春」とは異なる特別な思いを抱きつつ、普遍的な祈りとノスタルジー、そして希望を込めて作曲された一曲。 グレード:中級 演奏時間:約4分30秒 <まえがき> この曲は日本大学合唱団の第70 回記念演奏会のアンコールピースとして作曲されたものです。詩は和合亮一さんの詩集『詩の礫 起承転転』(徳間書店)から選びました。この詩集は東日本大震災から2 年後の2013年に出版されたもので、巻末に「春に」と題された詩が6つ載っており、本作はそのうちの一つ目に置かれているものです。 震災を経た後の世界を生きる私たちにとっての「春」は、それ以前の「春」とは異なる意味を持つと、私は感じています。被害の少なかった東京に居てすら、あの年の春は特別であり、その後の季節の巡りの中で、新しい春はあの年の春からの倍数としての春なのだと思うのです。作曲に用いた詩「春に」にも、特別な春への思いが読み取れます。それと同時に普遍的な祈りがあります。ノスタルジーと、その先に見える希望があります。様々な人が、様々な思いを重ねられる詩であると思います。旅立ちの場面に贈るに相応しい言葉であると思い、演奏会の最後を締めくくる曲としてこの詩に作曲したいと考えました。 初演にあたっては指揮の鈴木成夫先生、ピアノの山内知子先生、日本大学合唱団の皆さんに大変お世話になりました。感動的な初演をありがとうございました。(信長貴富)
信長貴富
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52008006
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楽譜
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混声合唱曲「進め、進め」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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進め、進め (3’40”) ---------- 2019年5月、アンサンブル エヴォリュエ(大阪府)による委嘱初演。 文豪・武者小路実篤の痛快で溌剌とした言葉が非常に印象的。活気に満ち溢れた言葉に呼応するように、推進力のある音楽が演奏家・聴き手に希望を与える。シンプルで、一度聴いたら口ずさみたくなる旋律であるため、多くの人に愛唱されたい作品。演奏会のアンコールだけでなく、オープニングとしても最適である。ピアノ伴奏付き。 グレード:初〜中級 演奏時間:約3分40秒
信長貴富
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51802011
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楽譜
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混声合唱曲「生きる理由」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 生きる理由(4’10”) ---------- 磯辺女声コーラス30周年記念のコンサートのために2010年に女声版が作曲され、2014年に北海道のCh?ur Jeunesseの委嘱で混声合唱版も生まれた。 女性ならではの視点から、自らの存在の証としての「理由」を追い求めているテキスト。曲はユニゾンから始まり徐々に声部を増やしながら、転調を繰り返し進んでいく。 グレード:中級 演奏時間:約4分10秒 <まえがき> この曲は2010年に千葉県の磯辺女声コーラス(指揮=清水雅彦、ピアノ=鈴木真理子)のために女声合唱曲として作曲し、その翌年に独唱版(テノール=清水雅彦、ピアノ=鈴木真理子)、さらに2014年に北海道旭川市のCh?ur Jeunesse[クール・ジュネス](指揮=児玉かおり、ピアノ=千葉皓司)のために混声版に編曲しました。独唱版は『信長貴富歌曲集』(2012年、カワイ出版刊)に収録されており、このたび女声・混声合唱版がそれぞれピース出版され、全ヴァージョンの譜面が出揃う運びになりました。初演でお世話になった皆さまに心から感謝申し上げます。 生きることに理由があるのかと問われれば、言葉に詰まります。しかしながら、“歌うこと”を手に入れた私たちは、その行為によって、いま生きていること、生きている喜び、生き続けていく決意を表現し、共有することができます。歌う人聴く人と一緒に新川和江さんの詩句を分かち合い、「いま」を共にできる喜びを感じられたらと願っています。(信長貴富)
信長貴富
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51709016
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楽譜
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混声合唱曲「先駆者の詩(うた)」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 先駆者の詩(3’20”) ---------- 2015年静岡大学混声合唱団の50回目の演奏会を記念して委嘱初演された作品。 合唱団のメンバーが集めた詩の中から、時代を切り拓く大学生のイメージと、混迷の時代の今だから「嵐の道をゆけ」という言葉が大切であるとこの詩が選ばれた。 ピアノ伴奏があるが、様々な場所で歌えるようにピアノのないところでも演奏できるように配慮されている。 グレード:中級 演奏時間:約3分20秒
<まえがき> この曲は静岡大学混声合唱団第50回記念定期演奏会のために作曲、2015年に初演されたものです。私が合唱曲を作る場合、ほとんどは詩を自分で選ぶところから始めるのですが、今回は静岡大学混声合唱団にとっての“記念の1曲”という意味合いが強いので、まず学生の皆さんにふさわしい詩を探していただくという試みを実行しました。沢山集めていただいた詩の中にいくつか惹かれるものがありましたが、特に印象的だったのが山村暮鳥の「先駆者の詩」でした。「先駆者」というタイトルは、時代を切り拓く存在である大学生のイメージと重なりますし、混迷の世紀といわれる今日にあって“嵐の道をゆけ”と歌うこの詩に作曲の必然性を感じました。山村暮鳥の詩集は私の本棚に古くからありましたが、この「先駆者の詩」は今回学生から渡されて初めて知った詩でした。良い詩を見つけていただき感謝しています。 愛唱歌として歌うにはかなり体力のいる曲になってしまいましたが、一応、ピアノのない場所でも歌えるように作曲してあります。さまざまな機会に取り上げていただければ幸いです。 初演はOB・OGを含んだ大合唱団により行われ、情熱的で感動のある演奏になりました。(信長貴富)
信長貴富
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52306017
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楽譜
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混声合唱曲「風のうた」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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風のうた (4分20秒) ---------- 2005年、NHK札幌が企画した「Nコン同窓会」の全体合唱のために作曲された作品。 テキストは神戸の詩人安水稔和。一種のレクイエムのような内容となっている。初演後、中学生のコンクール自由曲として何度か演奏されていたが、この度ピース楽譜として出版。これを機に、コンクール自由曲のみならず、演奏会のアンコールなどでぜひ歌っていただきたい作品である。 グレード:初〜中級 演奏時間:約4分20秒
信長貴富
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51802010
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楽譜
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混声合唱曲「歩こう」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 歩こう(3’40”) ---------- 懇意にしていた合唱団の団長が急逝した際に、合唱団から、団長のメモリアルのための愛唱曲を依頼されて作曲された作品。2014年に作曲。 団員が集めた詩の中から、合唱団のあゆみを思い、そして「なぜ歌うのか」という問いに対する一つの答えとしてテキストが選ばれた。 グレード:中級 演奏時間:約3分40秒 <まえがき> 「この曲は東京都の町田市民合唱団による2014年の委嘱作品です。急逝された団長・原正和さんのメモリアルとしての愛唱曲を作りたいというご意向を伺い、私にとってとても重みのある仕事だと感じましたが、合唱団の皆さんに歌詞選びをご協力いただけることになり、そのことに勇気を得てお引き受けすることにしました。ほどなくして60篇あまりの詩が集められ、どの詩も、団員のみなさんが原さんの顔を思い浮かべながら選んでくださったのだということが、それぞれの詩から偲ばれました。だからこそ、私は普段どおり、言葉から音楽が聞こえてくるかどうかという視点に専念して詩を選ぶことができたように思います。 選んだテキスト「歩こう」は町田市民合唱団のこれまでの歩みを思わせる内容であるとともに、なぜ歌うのかという問いに対する一つの形であるようにも思える詩でした。ずっしりとした重みを持ちつつも、歩みを前に進めていく力強さが感じられる曲になりました。 なお、ピアノを省いて演奏できるように作曲されていますので、様々な場でご活用いただければと思っています。(信長貴富)
信長貴富
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50903010
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楽譜
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混声合唱曲「夕焼け」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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夕焼け ---------- 女声合唱の「空の名前」に収録されている「夕焼け」の混声合唱版。2007年3月、京都エコーによって初演された。 夕焼け空のようにゆったりと拡がる歌声に、ピアノから聞こえてくる懐かしい旋律が郷愁を生み、私たちに暖かい風景を与えてくれると共に、戦火を経験した詩人の平和への祈りをも心に刻みつける。 演奏時間:約4分20秒 グレード:中級
信長貴富
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50812007
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楽譜
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混声合唱曲集 「いろとりどりのうた」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 開けぇゴマ(2’15”) 2 じゃんけんじゃがいもさつまいも(2’30”) 3 地下水(3’30”) 4 鳥(3’00”) 5 しずく(2’40”) 6 愛の遊び歌(1’50”) 7 愛の定義(3’20”) 8 初夏の歌(4’50”) ---------- 名古屋大学コール・グランツェの委嘱により2008年1月に初演。伊東恵司氏の指揮によって初演された。通常の合唱曲とシアターピースの中間とも言える作品で、エンタテーメンと的な要素に重きをおいた作品。シアターピースの様に動きを強制するものでもなく、歌い手(演じ手)の創造により多彩なステージを展開できるような作品となっている。全8曲。中級。演奏時間=約25分。
信長貴富
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51901016
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楽譜
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混声合唱曲集「あれは風だったのですか」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. あれは風だったのですか (3’30"") 2. ゲーム (2’50"") 3. あと三分(4'00”) 4. Children on the Road (5’00"") 5. 免罪符の唄(3’40"") 6. 鳩とかもめ(4'00”) ---------- 2018年、「神戸市役所センター合唱団」委嘱作品。 全体を通して現代社会を浮かび上がらせ、平和への願いを込めた作品。 平和へのメッセージをさり気なく示すこと、つまり歌として普遍性を持たせること、芸術に昇華させることを主眼として作られた。 グレード:中級 演奏時間:約23分
信長貴富
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50908011
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楽譜
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混声合唱曲集「トンボとそら」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 てんぷらぴりぴり(1’40”) 2 にじ(2’20”) 3 ゆび(3’20”) 4 なにもかにもが(4’50”) 5 トンボとそら(3’40”) ---------- 練馬混声合唱団の創立40周年を記念して委嘱初演された作品。2008年5月に初演された。 常に人に対して謙虚さを感じさせる詩人の詩は、やさしい言葉の中に「優しさ」と「痛み」があり、その「痛み」に呼応することがこの曲の根底に流れている。特に難しい音楽技法を用いることなく、言葉と音が相関し作り上げる音楽は、聞くものに「人間の優しさ」を感じさせてくれる、そんな曲集である。 グレード:初〜中級 演奏時間:約16分
信長貴富
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51712009
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楽譜
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混声合唱曲集「思い出リミックス」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 昔はどこへ(4'35"") 2. ふるさとの町(3'30"") 3. 日本よ(3'30"") 4. 煉瓦頌(4'10"") 5. 過ぎゆくもの─SL挽歌(4'00"") ---------- 「過去を振り返り、そして未来を見据える」というコンセプトで雰囲気の異なる5つの詩を合唱曲の曲間に「思い出リミックス」と題された連作詩の抜粋が朗読として挿入されている。楽曲には多様性を持たせ、内容に一本の軸を持たせている。朗読には音楽は伴わないので、朗読をカットしても演奏が可能である。 グレード:中級 演奏時間:約19分45秒 <まえがき> この曲集は、鳳混声合唱団の創立40周年を記念する演奏会のために2012年に作曲したものです。合唱団の創立年と私の誕生年が同じということでご縁をいただき、過去を振り返り未来を見据えることをテーマにして新作を書くことになりました。指揮の志澤彰先生から、ちょうど私の40歳年上である谷川俊太郎さん(1931年生まれ)の詩で作曲してみてはどうかというご示唆を頂戴し、谷川さんのいくつかの詩集の中からテーマに添う詩を選ぶことにしました。 楽曲に多様性を持たせつつ、意味内容に一本の軸を通すために、曲間に「思い出リミックス」と題された連作詩の抜粋を朗読として挿入することを構想しました。今回の作品では朗読の方が音楽よりも抽象的に響き、具体的なメッセージは音楽の中から聞こえてくるのではないかと思います。各楽曲が描く具象を、朗読が緩やかにつないでいくイメージで捉えていただければと思っています。なお、朗読には音楽は伴わず、各曲は独立しているので、朗読を省いて上演したり、各曲を抜粋することも可能であると考えています。 新しいものがもてはやされ、しかしそれらもすぐに古くなり捨てられていくのが近年の日本の有り様だと思います。作曲前年の東日本大震災がきっかけで、日本がこれまで歩んできた道が浮かび上がりましたが、その道のりを問い直すことなくして新たな道を作り出すことはできないでしょう。作曲という作業も、歌うという行為も、常に問いの中にあると私は思っています。 ちなみに「煉瓦頌」は東京駅開業90周年に当たる年に『東京人』(2004年7月号)に発表された詩で、丸ノ内の赤レンガ駅舎のことをうたっているそうです。曲集が初演された2012年10月に駅舎復元が竣工したのは、偶然ではありますが印象深い出来事でした。(信長貴富)
信長貴富
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51810011
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楽譜
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混声合唱曲集「出来そこないの天使たち」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 取扱説明書 (3’25”) 2. 夢の一行目 (3’50”) 3. 人はみんな (7’00”) 4. 路上ライブ (4’20”) ---------- まくべつ混声合唱団の創立30周年を記念して委嘱された作品。 日常の中にある喜びや悲しみを新鮮な言葉で表現している詩人のテキストを、響きが明るく活き活きとした音楽で表現した。 グレード:中級 演奏時間:約18分35秒 <まえがき> 本作は、まくべつ混声合唱団(北海道幕別町)の創立30周年を記念する演奏会のために作曲したものです。光栄にも拙作だけでプログラムを組んで下さり、まず初期の代表的な曲集である《思い出すために》、次に編曲作品《近代日本名歌抄》、そして最終ステージとして新作が初演されるという演目が作曲以前に決定していました。演奏会全体のバラエティとしても、また拙作を俯瞰するという意味でも、新作は響きが明るく活き活きとしたノリを示せるものが良いように思え、構想を練りました。 そうして行き着いたのが谷郁雄さんの詩です。日常のなかにある喜び悲しみが平明かつ新鮮な言葉で表されている谷さんの詩集『定員オーバー』(理論社)、『自分にふさわしい場所』(理論社)、『実況中継』(実業之日本社)から四つの詩を選びました。曲集のタイトル《出来そこないの天使たち》は第3曲「人はみんな」の終結部から採ったものです。(信長貴富)
信長貴富
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51904013
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楽譜
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混声合唱曲集「女性詩人による三つの譚歌(バラード)」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1. 花こそは心のいこい(福田須磨子)(5’30”) 2. 天空歌 (永瀬清子) (3’45”) 3. 春 (新川和江) (4’30”) ---------- どの曲もオリジナルは別々の機会に作曲された女声合唱作品であるが、今回混声合唱として生まれ変わる際にそれぞれの繋がりを意識して編まれた。 3人の女性詩人が記したテキストは女性ならではの細やかな視点で描かれており、今回、男声の音色が加わったことで、新しい響が生み出されている。 グレード:中級 演奏時間:約14分
<まえがき> これら3つの作品は、もともと女声合唱曲として作曲したもので、私の作曲歴の初期に当たる作品も含まれています。新たに混声版の譜面を作るにあたっては、若い時期の私の未熟さを点検する作業を伴う必要がありましたが、そうしてより良いものを練り上げていく作業は総じて楽しいものでした。 「花こそは心のいこい」は3曲の中では最も新しく、2013年に作曲した女声合唱曲集『世界中の女たちよ』に収録されているものがオリジナルです。詩人の福田須磨子(1922?1974)は長崎の被爆者で、原爆の体験や原水爆を告発する作品を世に送り出しました。「花こそは心のいこい」には詩人の祈りが静かに刻まれています。 「天空歌」(詩=永瀬清子[1906?1995])のオリジナルは2002年作曲の女声合唱曲集『空の名前』に収録されているものです。この詩は1940?1947年の創作による詩集『大いなる樹木』に収められたもので、戦中戦後の混乱の中で書かれたことが想像されます。鬱屈した日々の中にあっても、詩人の心の中には芸術の炎が燃えていたのでしょう。詩の中でのみ自身の精神を解放することができた時代であったのかも知れません。 「春」は2006年に作曲した女声合唱曲がオリジナルです。新川和江(1929?)の処女詩集『睡り椅子』(1953年刊行)に収められている最初期の詩です。詩の冒頭で「わたしはもう悲しむまい」と歌われます。作詩当時の若き詩人にどのような深い悲しみがあったのかは分かりませんが、その悲しみを乗り越えて生きようとする青々とした力強さを感じさせる詩です。 このようにオリジナルは別々の機会に作曲されたものですが、ひとつのステージを成立させるために、詩の内容のゆるやかなつながりを意識して3曲の構成を考えました。3つとも女性詩人であるというのは大きな共通点ですが、女性も男性も心の根本はさして変わりがないというのが私の考え方であり、「女性詩人」という事実を大きく掲げることには憚りがあります。 一方で、女性が生きづらい時代(それは現在も続いていると思いますが)の中で詩作を続けた3人の詩人には、共通する力強さが読み取れるのではないかという思いもあります。3曲続けて演奏される中で、明日への活力のようなものを感じていただけることがあれば、最高の喜びです。 なお、出版にあたって『女性詩人による三つの譚歌』という曲集名を付けました。本書には副題として3つの曲名が併記されていますが、例えば演奏会の広告やプログラムなどに記載する場合は冗長かと思いますので副題を省いても差し支えありません。(信長貴富)
信長貴富
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51105006
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楽譜
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混声合唱曲集「風と笛と太陽」 [受注生産]
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 竹のように(2'15"") 2 ゆびのさき(4'20"") 3 風(2'40"") 4 あの笛(5'00"") ---------- 4年間にわたって別の機会に作曲された曲集。いのちの輝きを力強く表現した「竹のように」、子どもたちへの語りかけの柔らかい語感を念頭に置いた音づかいの「ゆびのさき」、やや足取りの重い「あの笛」、3曲を結びつける「風」の全4曲。 「風」は無伴奏。「竹のように」は無伴奏でもピアノ付でも演奏可能。 グレード:中級 演奏時間:約15分
※こちらの商品は受注生産品ですが、在庫分は通常発送可能です。
信長貴富
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51306006
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楽譜
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混声合唱曲集「捧げる言葉」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 序 詩(2'30"") 2 いまここにいないあなたへ(4'00"") 3 ただ生きる(3'30"") 4 捧げもの(4'20"") ---------- 奈良県合唱連盟創設50周年記念演奏会のために書かれた作品。音楽とテキストがやさしく調和し、聴いている人をあたたかい気持ちにしてくれる。詩人の細やかな言葉は、作曲家によってさらに愛情深い色味を帯びて語りだし、より深い心に響き合う。混声4部。ピアノ伴奏付。(「序詩」はピアノ省略可) グレード:中級 演奏時間=約15分
信長貴富
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50501014
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楽譜
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混声合唱曲集「旅のかなたに」
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 しあわせよカタツムリにのって(やなせたかし 詩) (2'40"") 混4 2 歌(谷川俊太郎 詩) (3'15"") P混4 3 それは(長田 弘 詩) (3'50"") P混4 4 足(寺山修司 詩) (3'00"") P混4 5 旅のかなたに(室生犀星 詩) (3'40"") P混4 ---------- 2回に分けて作曲された曲集ではあるが、通してワンステージとしても使えるように、内容に一貫性を持たせ、調性等にも配慮して構成されている。どの曲も歌いやすく、はっきりとしたメロディを持っており、それぞれが類似することのないバランスの取れた曲集である。全5曲。 難易度:中級
信長貴富
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50412004
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楽譜
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混声合唱組曲 いまぼくに/作詩:谷川俊太郎
[カワイ出版]
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(在庫1冊)
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1 よげん(4'40"") P混4 2 道(3'50"") P混4 3 ゆき(4'45"") P混4 4 いまぼくに(3'30"") P混4 5 木(5'15"") 混4 ---------- 1曲目の冒頭、無声音の絶望的な響きから曲が始まり、その先にある祈りや希望が曲を追うごとに現れてくる。そして終曲のア・カペラで作曲者のひとつの答えが与えられる。 サブタイトルが混声合唱組曲とあるように、個々の曲だけでなく組曲としての構成もしっかりとしたすばらしい作品。全5曲。
信長貴富
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