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12309011 シュッツ:イタリア語によるマドリガーレ集 - Schutz: Italian Madrigals - 輸入盤 シュッツ:イタリア語によるマドリガーレ集 - Schutz: Italian Madrigals -
[harmonia mundi]

(在庫1SET)

3,400円

 シュッツ(1585-1672):イタリア語のマドリガーレ集第1巻

※録音:2022年5月、フィルハーモニー・ド・パリ [60:56]
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シュッツのイタリア語のテキストによるマドリガーレ集第1巻(第2集以降は存在しない)。出版は1611年。イタリアで、ガブリエリのもとで2年間修業を積んだのちの、いわば「卒業制作」的なものでした。ふたつの合唱隊のために書かれており、モンテヴェルディのマドリガーレ集第5巻から6年後のもので、16世紀から続くポリフォニックなマドリガーレの伝統の最高到達点とも言われています。テキストと音楽が実に見事に融合した、素晴らしい傑作として世に残されています。イタリア語の言葉のニュアンスや、言葉の感情を、音楽で見事に表現しています。ポール・アグニューの的確な指揮が、若き日のシュッツが作品に込めた思いを美しく響かせています。

ポール・アグニュー(指揮)、レザール・フロリサン/Paul Agnew, Les Arts Florissants
10711064 音楽芸術の第5元素 - The quintessence of a musical art - 輸入盤 音楽芸術の第5元素 - The quintessence of a musical art -
[harmonia mundi]

(在庫1SET)

3,412円

 ラッスス(1532-1594):ミサ曲「すべての悲しみよ」
 トマス・アシュウェル(1478 頃-1513 以降):ミサ「アヴェ・マリア」
 パレストリーナ(1525 頃-1594):ミサ「ウト・レ・ミ・ファ・ソ・ラ」


1. Kyrie
2. Gloria
3. Credo
4. Sanctus
5. Agnus Dei
6. Gloria
7. Credo
8. Sanctus
9. Agnus Dei
10. Kyrie
11. Gloria
12. Sanctus
13. Agnus Dei

パウル・ファン・ネーヴェル(指)ウエルガス・アンサンブル
11004013 クシェネク(1900-1991):作品集 輸入盤 クシェネク(1900-1991):作品集
[harmonia mundi]

(在庫1SET)

3,412円

 1. フランツ・カフカの言葉に基づく6つのモテット (1959) 
 2. 5つの祈り(1944)
 3. カンタータ「この世のはかなさ」(ソプラノ、合唱とピアノのための) (1932)
 4. モンテヴェルディ/クシェネク編:ニンファの嘆き (1932)
 5. 3つの無伴奏混声合唱曲 op.22 (1923)
 6. ジェムズ1世時代の2つの合唱曲 op.87 (1939)

※録音:2009年5月
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フランツ・カフカの言葉に基づく6つのモテットは、RIAS 室内合唱団の委嘱を受けて作曲されました(1959年)。声部の旋律が鏡のように対称に動く部分が印象的。聴くだけで演奏するのが大変な難曲であることがわかりますが、RIAS のメンバーは見事に精確に演奏しています。「怠惰は諸悪の根源であると同時に、あらゆる徳の中で最も尊いものである」と、人間が生きる意味についての意味を聴く者に考えさせつつも、真実の答は見つからないことも示している、皮肉な作品です。

カロリーヌ・シュタイン(S)、フィリップ・マイヤース(Pf) / RIAS 室内合唱団 / ハンス=クリストフ・ラーデマン(指) / キャロライン・シュタイン、フィリップ・マイヤース(Pf)
11004017 フランク・マルタン(1890-1974):ゴルゴタ (2CD) 輸入盤 フランク・マルタン(1890-1974):ゴルゴタ (2CD)
[harmonia mundi]

(在庫1SET)

5,194円

[CD1] 第1部
 1. 合唱「父よ!父よ!」 
 2. 枝(エルサレム入城) 
 3. 寺院でのイエス 
 4. 最後の晩餐 
 5. ゲッセマネの丘

[CD2] 第2部
 6. 瞑想 
 7. 大祭司の前のイエス 
 8. ピラトとイエス 
 9. ゴルゴタの丘(カルヴァリの丘) 
 10. 復活(「おお、死よ」)

※録音:2009年4月
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フランク・マルタンの大作「ゴルゴタ」の登場。ゴルゴタは、イエスが十字架にかけられた丘の名前。マルタンは、宗教作品を書くことを避けていましたが、レンブラントの「3つの十字架(1653年)」のエッチングを見て、この作品を書くに至りました。マルタン自身敬愛していたバッハの影を常に感じながら、1945年から58年、10年以上の歳月をかけて、このイエスの受難の物語の音楽を生み出しました。バッハの受難曲で福音史家にあたる語り部は、基本的にバスのソリストが担当。イエスはバスが担当します。新約聖書のみでなく、旧約聖書などからの引用も多くみられるのが特徴です。冒頭の「Pere!(父よ!)」の不協和音は、実に鮮烈。第2部の、8分以上続くピラトの尋問の場面は圧巻で、ピラトの心の揺れ、「イエスに死を」と叫ぶ民衆の叫びなどが、大規模なオーケストラとともに聴く者に突き刺さります。終曲の神への賛美の合唱も、時にメシアンを思わせるような極彩色の世界。全体的に幻想的かつ大規模に描かれており、バッハの受難曲を聴きなれた耳に大変鮮烈に響くこのフランスの巨匠による受難曲、是非ご体験いただきたい世界です。

ユディト・ゴーティエ(S)、マリアンヌ・ベアーテ・キーランド(A)、アドリアン・トンプソン(T)、マッティス・ファン・デ・ヴェール(Br)、コンスタンティン・ヴォルフ(Bs)、カペラ・アムステルダム、エストニア・フィルハーモニー室内合唱団、エストニア国立交響楽団、ダニエル・ロイス(指) [クロネコDM便不可]
11109029 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):レクイエム.入祭唱&キリエ ヘ長調(T208/5)、怒りの日 ハ短調/ほか - Johann Christian Bach : Missa Da Requiem - 輸入盤 ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):レクイエム.入祭唱&キリエ ヘ長調(T208/5)、怒りの日 ハ短調/ほか - Johann Christian Bach : Missa Da Requiem -
[harmonia mundi]

(在庫1SET)

3,412円

 (1) レクイエム.入祭唱&キリエ ヘ長調(T208/5)、怒りの日 ハ短調(T202/4)
 (2) ミゼレーレ 変ロ長調(T 207/5)

※録音:2010年11月

レネケ・ルイテン(S)、ルース・サンドホフ(A)、コリン・バルツァー(T)、トーマス・バウアー(Bs)、ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)、ベルリン古楽アカデミー、RIAS 室内合唱団
11301002 カルロ・ジェズアルド(1560?-1613):聖歌集第2巻(1603) - Carlo Gesualdo : Sacrac Cantiones Liber secundus / Vocalconsort Berlin , James Wood - 輸入盤 カルロ・ジェズアルド(1560?-1613):聖歌集第2巻(1603) - Carlo Gesualdo : Sacrac Cantiones Liber secundus / Vocalconsort Berlin , James Wood -
[harmonia mundi]

(在庫2SET)

3,412円

 1. [カンティクル(冒頭)]ミゼレーレ(レスポンソリア1611)
 2. [救済の祈り]ヴィルゴ・ ベネディクタ/オー・オリエンス/オー・ベアタ・マーテル/ヴェルバ・メア/ヴェニ・ クレアトール・スピリトゥス/アヴェ・サンクティッシマ/ サナ・メ・ドミネ
 3. [絶望と嘆き]ディシェディテ・ア・メ・オムネス/オー・アニマ・サンクティッシマ/アルデンス・エスト・コル・メウム
 4. [平和と希望]ダ・パーチェム・ドミネ/ネ・デレリンクアス・メ/フランシスカス・ヒュミリス・エト・パウパー/ガウデアムス・オムネス
 5. [賛美と感謝]アドラムス・テ・クリステ/オー・サクルム・コンヴィヴィウム/アド・テ・レヴァヴィ/アスンプタ・エスト・ マリア/ヴェニ・スポンサ・クリスティ/イルミナ・ノス
 6. [カンティクル(終結)]ベネディクトゥス(レスポンソリア1611)
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2013年に没後400年を迎えるルネサンスの作曲家カルロ・ジェズアルド。ジェズアルドの生涯は1度目の結婚のスキャンダラスな事件の印象が強いですが、フェッラーラのエステ家のレオノーラと再婚した2度目の結婚は彼の音楽性に大きな影響を与えています。エステ家には様々な芸術家が出入りし、華やかな宮廷文化に触れることとなります。ジェズアルドは亡くなる前の10年間に3つのモテット集を出版しています。1603年に出版された第1 巻は5 声のためのモテット集、同じく1603年に出版された第2巻は6、7声のモテット集、そしてジェズアルドの代表作「聖週間のレスポンソリウム」は1611年に発表されています。ここに収録されている第2巻の一部分は不幸にも失われてしまっており、これまで演奏されることはありませんでした。ジェームズ・ウッド氏は3年間にわたり熱心に研究を続け、ヴォーカルコンソート・ベルリンによって今回世界初録音することができました。ジェズアルドの作曲技法は大胆な対位法や半音階を駆使し、かなり高度なものでした。第2巻もジェズアルド独自の音楽手法がふんだんに盛り込まれ、繊細さと熱情が入り混じった魅力的な作品です。


 1. Miserere (Responsoria 1611)
 2. Virgo Benedicta
 3. O Oriens
 4. O Beata Mater
 5. Verba Mea
 6. Veni Creator Spiritus
 7. Ave Sanctissima Maria
 8. Sana Me Domine
 9. Discedite a Me Omnes
 10. O Anima Sanctissima
 11. Ardens Est Cor Meum
 12. Da Pacem Domine
 13. Ne Derelinquas Me
 14. Franciscus Humilis Et Pauper
 15. Gaudeamus Omnes
 16. Adoramus Te Christe
 17. O Sacrum Convivium
 18. Ad Te Levavi
 19. Assumpta Est Maria
 20. Veni Sponsa Christi
 21. Illumina Nos
 22. Benedictus (Responsoria 1611)

ヴォーカルコンソート・ベルリン / ジェームズ・ウッド(指)
11202004 ヴォルフガング・リーム(1952-):7つの情熱(2001-2006)/ほか<br />- Astralis & Other Choral Works - 輸入盤 ヴォルフガング・リーム(1952-):7つの情熱(2001-2006)/ほか<br />- Astralis & Other Choral Works -
[harmonia mundi]

(在庫1SET)

3,412円

 (1) 7つの情熱(2001-2006) 
 (2) 「ラインの上で」より「アストラリス」(2001) 
 (3) 情熱の断片(1968)

※録音:2011年9-11月、イエス・キリスト教会(ベルリン)
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今年で生誕60周年を迎える現代作曲家、ヴォルフガング・リーム。非常に多作な作曲家としても有名で、これまでに作曲した数は500を優に超えています。近年は体調不良で活動が危ぶまれた時期もありましたが、2010年には新作オペラを発表するなど、その創作意欲はまだまだ衰えを見せない様子。今後ますますの活躍が期待される現代作曲家の一人です。アニバーサリーを記念した本CD に収録されているのは、受難曲2作と小品「アストラリス」。「アストラリス」は「ラインの上で」という作品から抜粋した小品。音量を最大にしても聞こえないほどの小さな音量から静かに始まり、夜明けの空に光が満ちていくように、壮大な音の世界がゆっくりと広がっていきます。「出来うる限り長く、そして柔らかく」というリームの指示通り、切れ目なく展開されていく様々な音のハーモニーは、我々を瞑想の世界へと誘ってくれます。「7つの受難」は近年の作品で、中世の瞑想の祈りの音楽も思わせる柔らかくも神秘的なハーモニーに満ちた作品。一方の「受難の断片」では、息の長いハーモニーの合間に囁き合うような話し声や叫ぶ声が用いられており、「7つの受難」とはまた違った雰囲気に浸ることができます。それぞれ異なる時期に作曲された2 曲の受難曲から、リームの作曲様式の変化も垣間見ることが出来るプログラムといえましょう。ベルリン・フィルの録音会場としても馴染み深いイエス・キリスト教会に、リームの独創的な音響世界が広がります!


 Sieben Passions-Texte:
1. 1. Tristis est anima mea
2. 2. Ecce vidimus eum
3. 3. Velum templi scissum est
4. 4. Tenebrae factae sunt
5. 5. Caligaverunt oculi mei
6. 6. Recessit pastor noster
7. 7. Aestimatus sum

8.Astralis (Uber die Linie III)

 Fragmenta passionis:
9. 1. Da verliessen ihn
10. 2. Da schrien alle
11. 3. Vater, vergib ihnen
12. 4. Jesus schrie nochmals
13. 5. Wahrhaftig dieser war Gottes Sohn

ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)、RIAS 室内合唱団
11411018 ブラームス:合唱作品集 - Brahms: Choral Works - 輸入盤 ブラームス:合唱作品集 - Brahms: Choral Works -
[harmonia mundi]

(在庫1SET)

3,412円

 何ゆえ悩む者に光があたえられたのかop.74-1(2つのモテットop.74より)
 間奏曲op.119-1(ピアノ独奏)
 5つの歌 op.104
 運命の歌 op.54(4手ピアノ伴奏を伴う)
 3つのモテット op.110
 3つの四重唱曲 op.31
 祝辞と格言 op.109

※録音:2012年10月
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1970年に設立された名門合唱グループ、カペッラ・アムステルダムによるブラームスの合唱作品集。非常にやわらかな空気感で、ひとつひとつのフレーズのすみずみまで行き届いています。

ダニエル・ロイス(指揮)、カペッラ・アムステルダム、フィリップ・メイヤーズ、アンゲラ・ガッセンフーバー(ピアノ)/Cappella Amsterdam, Daniel Reuss
11603037 シュニトケ: 12の回心のための詩篇 (1988)/ 3つの聖歌 (1984) - Schnittke : Penitential Psalms/RIAS Kammerchor, Hans-Christoph Rademann - 輸入盤 シュニトケ: 12の回心のための詩篇 (1988)/ 3つの聖歌 (1984) - Schnittke : Penitential Psalms/RIAS Kammerchor, Hans-Christoph Rademann -
[harmonia mundi]

(在庫1SET)

3,412円

 (1) 12の回心のための詩篇 (1988)
 (2) 3つの聖歌 (1984)

※録音:2015年2月/イエス・キリスト教会(ベルリン)/54’ 49”
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「12の回心のための詩篇」は1988年、ロシアのキリスト教受洗千年祭を記念して書かれました。旧約聖書のアダムが楽園を追われてから回心するまでのいきさつを描いています。古いロシア聖歌を基本にしながらも、シュニトケならではの不協和音や対位法を駆使して斬新。人声の表現力の豊かさに驚かされます。興味深いのは、この作品に取り組んでいる際にいくつか疑問が生じ、作曲家デニーソフの先妻が所有していた自筆譜を見ることができ、出版の際にヴィクトル・ススリンが行った変更を元に戻しての原典版初録音となりました。「3つの聖歌」は1984年に、当時国立シンフォニー・カペレ合唱団の指揮者だったヴァレリー・ポリャンスキーの依頼で作曲したもので、ソ連時代ながらロシア聖歌の様式にのっとっているのが斬新。
どちらも教会スラヴ語による歌唱。現在ドイツ合唱界を牽引するハンス=クリストフ・ラーデマンの見事なバランス感覚が光ります。

ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮) RIAS室内合唱団
11901014 In a strange land(異国にて)〜亡命したエリザベス朝の作曲家たち - Elizabethan Composers in Exile - “In a Strange Land” - 輸入盤 In a strange land(異国にて)〜亡命したエリザベス朝の作曲家たち - Elizabethan Composers in Exile - “In a Strange Land” -
[harmonia mundi]

(在庫1SET)

3,412円

 ジョン・ダウランド(1563-1626):Flow, my tears(流れよ、わが涙)/ In this trembling shadow(この恐れ慄く影に)
 ウィリアム・バード(1540頃-1623):Tristitia et anxietas(悲しみと不安)/Quomodo cantabimus(異国の地で主なる歌を歌えようか?)
 リチャード・デリング(1580 頃-1630):Factum est silentium(天上には沈黙があった)
 ピーター・フィリップス(1560/61頃-1628):Gaude Maria virgo(喜べ、処女マリアよ)/Regina cali latare(喜べ、天の女王よ)
 フィリップ・ド・モント(1521-1603):Super flumina Babylonis(バビロンの流れのほとりに)
 ヒュー・ワトキンス(b.1976):The Phoenix and the Turtle(不死鳥と亀)
 ロバート・ホワイト(1538 頃-1574):5声の嘆きの歌

※録音:2018年2月
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「天上のハーモニー」無伴奏声楽アンサンブル、スティレ・アンティコによる最新盤は、エリザベス朝時代に亡命した作曲家たちの作品集。エリザベス1世は、イギリス国教会を確定させ、古いカトリック教の信者たちにひどい扱いをしました。王朝への服従と良心の間に揺れたフィリップス、ダウランドたちは、海外での亡命生活を選びました。また、英国に残り、精神的に孤立しながら過ごした音楽家たちの中には、ロバート・ホワイトやウィリアム・バードのように、みずからをバビロンに移住したイスラエル人にたとえたりもしました。作曲家がテキストや音楽に込めた祖国への気持ちに思いを馳せつつ、スティレ・アンティコの美しいアンサンブルにただただ聴き入る1枚です。

スティレ・アンティコ/Stile Antico
11805010 三位一体の讃歌集 - O Lux Beata Trinitas - 輸入盤 三位一体の讃歌集 - O Lux Beata Trinitas -
[harmonia mundi]

(在庫1SET)

3,412円

 グレチャニノフ (1864-1956):ケルビムの聖歌(Heruvimskaya pesn)op. 29
 ブリテン(1913-1976):祝祭テ デウムop.32
 グラハム ロス (b. 1985):セラフィムの二重唱
 チャールズ ヴィリアース スタンフォード(1852-1924):Laudate Dominum(詩篇150)
 チェスノコフ (1877-1944):ケルビムの聖歌(Heruvimskaya pesn)op. 29 n° 5
 ジョン スティナー(1840-1901):I saw the Lord
 ジェームズ マクミラン(b. 1959):サンクトゥスとベネディクトゥス(ミサ曲より)
 チャイコフスキー (1840-1893):ケルビムの聖歌 ヘ長調(Heruvimskaya pesn)
 ジョン シェパード(c. 1515-1558):Libera nos, salva nos I & II
 ウィリアム バード(c. 1543-1623):O lux beata Trinitas
 ラフマニノフ(1873-1943):ケルビムの聖歌(Heruvimskaya pesn)op. 31-8
 ジョシュア パチェイ(b.1995):Tres sunt
 グリンカ(1804-1857):ケルビムの聖歌(Cherubic Hymn) op. 31-11
 ガブリエル ジャクソン(b.1962):三位一体への讃歌 (Honor, Virtus, et Potestas)
 チャールズ ウッド(1866-1926):Hail, gladdening light

※録音:2017年6月
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毎回素晴らしいハーモニーを聴かせてくれるグラハム・ロス率いるケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団。最新盤は、ロシアおよび英国の、三位一体を讃える作品を集めた1 枚。合唱、祈りの気持ちには、時代や海を超えても共通点があることを知らせてくれる内容です。

ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団、グラハム・ロス(指揮)/Choir of Clare College, Cambridge
11804003 トマス・ルイス・デ・ビクトリア:聖週間のための音楽 - Tomas Luis de Victoria: Tenebrae Responsories - 輸入盤 トマス・ルイス・デ・ビクトリア:聖週間のための音楽 - Tomas Luis de Victoria: Tenebrae Responsories -
[harmonia mundi]

(在庫1SET)

3,412円

トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
 聖木曜日のためのリスポンソリ
 聖金曜日のためのリスポンソリ
 聖土曜日のためのリスポンソリ

※録音:2017年2月
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復活祭前の一週間はキリスト教にとって特別な期間で、古来様々な音楽が書かれてきました。ア・カペラの人気声楽アンサンブルが今回収録したのは、16世紀スペインの巨匠トマス・ルイス・デ・ビクトリアによる聖週間のための音楽。スペインのルネッサンス期の偉大なるポリフォニー作曲家としての真価を問う素晴らしい録音となっております。

スティレ・アンティコ/Stile Antico
11710005 モーツァルト:レクイエム[ジュスマイヤー版にもとづく、ピエール=アンリ・デュトロンによる補完版(2016年)] - Mozart: Requiem - (CD) 輸入盤 モーツァルト:レクイエム[ジュスマイヤー版にもとづく、ピエール=アンリ・デュトロンによる補完版(2016年)] - Mozart: Requiem - (CD)
[harmonia mundi]

(在庫1SET)

3,412円

 モーツァルト:レクイエム
 [ジュスマイヤー版にもとづく、ピエール=アンリ・デュトロンによる補完版(2016年)]

※録音:2017年7月、テルデックス・スタジオ・ベルリン(録音ピッチ:A=430Hz)/レコーディング・エンジニア:ルネ・メーラー/プロデューサー:マルティン・ザウアー
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ヤーコプスがついにモーツァルトのレクイエムを録音。自身カウンターテナー歌手としてキャリアをスタートさせ、歌手として、そして指揮者として経験値と鋭い耳、そして深い知識を持つヤーコプス。70歳を迎え(1946年10月30日生まれ)、満を持しての録音・リリースとなります。冒頭から実にやわらかな音色の管弦楽にまず心奪われます。その後の声楽もそれぞれの声部がくっきりと聴こえ、美しく調和しています。独唱者陣も全体の美しいやわらかな雰囲気をそこならずに、劇的な表情をみせています。ヤーコプスの近年の充実ぶりが結晶化した演奏の登場といえるでしょう。また、注目なのが、ハルモニアムンディから久々にLPもリリースされること。LPの魅力である自然な雰囲気を最上のかたちで得るために、細心の注意をもってレコーディングも行われています。モーツァルトのレクイエムといえば、問題になるのが版。モーツァルトの死後、ジュスマイヤーによって完成された版で演奏されることが一般的ですが、ここでヤーコプスはフランスの若手作曲家ピエール=アンリ・デュトロンの手による、ジュスマイヤー版を尊重しつつ注意深く行われた補完版を採用。この版を用いてヤーコプスは2016年11月にヨーロッパでツアーを行っており、大成功を収めました。この録音はツアーの後の2017年7月に、CDとLPヴァージョン両方のリリースを念頭においた万全のレコーディング態勢のもと、行われました。1791年夏、モーツァルトはレクイエム作曲の匿名の依頼を受けます。実際の依頼はフランツ・フォン・ヴァルセッグ伯爵からのもので、彼の若き妻が1791年2月に亡くなったことを受けての依頼でした。匿名であったのは、伯爵はお金を払って他の人に書かせた作品を自作として発表することが多かったから。伯爵の公証人により、依頼が伝えられました。その謝礼は50ドゥカート、フィガロの結婚で受け取った額の半分で、その一部は前払いでした。モーツァルトの家計は厳しい状況が続いており、この依頼は「棚ぼた」であったともいえます。モーツァルトは、10月初旬頃からレクイエムの作曲を始めたと考えられます。しかし10月30日に控えた『魔笛』初演のためにまだ6曲ほど書かねばならず、さらにクラリネット協奏曲(K622)を作曲するなど、モーツァルトは多忙を極めていましたが、それでも依頼を完成させようとしました。ちなみにモーツァルトは宗教音楽の作曲にあまり積極的ではなかったとする考えがあります。しかし、1788年頃からモーツァルトは例えばロイターの宗教曲「デ・プロフンディス」を演奏するわけでもなく筆写しており、当時のウィーンの宗教音楽のスタイルを学ぼうとしていました。また、1787から1790年の間にかけて、モーツァルトはミサ曲の作曲も試みており、その断片からは様式の新しい試みも見られます。またモーツァルトはヘンデルのメサイアの編曲も手掛けています。1791年にはアヴェ・ヴェルム・コルプスも作曲しており、宗教音楽への興味が低かったとは考えられません。1791年に、ウィーンのシュテファン教会の副楽長に任命され、これはいずれ楽長に就任することが約束されたということで、むしろレクイエムの依頼は経済的にも音楽的にも良いタイミングのものだったといえるでしょう。レクイエムで、モーツァルトにしては珍しくスケッチも残しており、主題の扱いや、対位法へのさらなる傾倒など、自身の新しいアイディアを試みていたということでしょう。レクイエムを構成する典礼文のうち、モーツァルトが完成させたのは冒頭の「Introit」のみ。他の部分は声楽ラインと、通奏低音を含むオーケストラの一部のみ、あるいは音楽は書いたものの、オーケストレーションはしていない部分が残されており、ラクリモサは8小節しか書いていません。サンクトゥス以降は何も書いていません。モーツァルトが実際にどのように仕上げようとしていたかを知ることはできません。モーツァルトが亡くなってしまったものの、借金まみれで妊娠もし困窮していた妻コンスタンツェは、とにかくレクイエムの依頼を完遂、お金を得なければなりませんでした。そこで、モーツァルトの筆跡に似せて書くことのできる人物、ということを基準に、レオポルト・アイブラー、続いてマキシミリアン・シュタートラーを選んで補完作業をさせますが、どちらも完成させることができず、最終的に当時25歳のフランツ=クサヴァー・ジュスマイヤーに白羽の矢が立ったのです。ジュスマイヤーはサリエリの弟子であり、モーツァルトの下では学んでいませんでした。『皇帝ティートの慈悲』のレチタティーヴォを書くのを手伝い、また、『魔笛』のオーケストラ・パートを筆写していたので、晩年モーツァルトの周囲で仕事をしていた人物ではありました。ジュスマイヤーはモーツァルトが書いた音楽を先の2人が補完しようとしたものに基づいてオーケストレーションをし、さらにサンクトゥス、ベネディクトゥスとアニュス・デイを新たに作曲。このスコアが、依頼人のもとに届けられ、また、我々も最もよく耳にする版となっています。ここでのデュトロンによる補完は、モーツァルトに来た依頼を完遂した人物、ジュスマイヤーが残した版に敬意を払って行われたもので、モーツァルトが最後までレクイエムを作曲したらどのようになっていたか、を探るためのプロジェクトではありません。あくまでもジュスマイヤーの版を尊重しながら、彼が犯したオーケストレーション上の作法の間違いなどを修正し改善する、というところにあります。「未完」であり、それがジュスマイヤーというまだ当時若かった作曲家により補完されている、ということがいまなお私たちの中の不満要因として燻っている現状を、現代の若き作曲家デュトロンが解消すべく挑んだ補完となっています。残された「歴史的」版に最大の敬意を払って補完された本版の結果の判断は聴き手一人ひとりにゆだねられていますが、ヤーコプスの演奏が素晴らしいということだけは、間違いない事実だといえるでしょう。

=録音について=
録音技師、ルネ・メーラーが担当したこの録音では、CDとLPで異なるソースを採用しています。CDでは30のマイクを使用、テルデックス・スタジオ内で鳴り響いている美しい音楽の、演奏者のわずかな表情の違いに至るまで再現されています。そしてLPヴァージョンでは演奏家たちの中央に設置された2つの八の字型マイクからの信号のみを採用、いわば録音の現場で鳴り響いている音がそのまま刻まれており、きわめて自然な姿を感じられるもの。演奏会とは異なり、オーケストラと声楽(合唱・ソリスト)は向かい合うかたちで録音に臨んでおり、適切なポジションにマイクを設置することにより、CD、LPのどちらも最良の自然なバランスが得られています。と同時に、CDとLPではまた異なる音を体感することができます。両ヴァージョンでぜひともお楽しみ頂きたい演奏です。
=ピエール=アンリ・デュトロン〜BIOGRAPHY=
ピエール=アンリ・デュトロンはバーゼル音楽院、パリ国立高等音楽院に学んだ作曲家、オーケストレーター、そしてパフォーマー。西洋音楽の伝統に根ざしている。これまでに10ほどの舞台作品を手掛けている。電子音楽と伝統的な素材を合わせた作品や、映画でもいわゆるドンパチ映画からミニ・シアター系映画のオーケストレーションも行う。

ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)、マリー=クロード・シャピュイ(アルト)、マキシミリアン・シュミット(テノール)、ヨハネス・ヴァイサー(バリトン)、フラブルク・バロック・オーケストラ、RIAS室内合唱団、ルネ・ヤーコプス(指揮)
11711003 モンテヴェルディ(1567-1643):倫理的・宗教的な森 - Monteverudi: Selva morare e spiritual - 輸入盤 モンテヴェルディ(1567-1643):倫理的・宗教的な森 - Monteverudi: Selva morare e spiritual -
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3,412円

 主は言われたII(Dixit Dominus II)
 わたしは神を賛美するII(Confitebor II)
 この神の聖なる信者よ(Iste confessor I)
 おお汝目の見えぬものよ(O ciechi, ciechi)
 すべての町よ喜び騒げ(Jubilet tota civitas)
 サルヴェレジーナ(Salve Regina)
 主よ賛美せよI(Laudate pueri Dominum I)
 主を賛美せよIII(Laudate Dominum terzo)
 彼らが大きな声で叫ぶ前に(Ut queant laxis)
 十字架にかけられ(Crucifixus)
 そして復活し(Et resurrexit)
 彼は再び来るだろう(Et iterum)
 おお汝聞く者よ(Voi ch’ascoltate)
 サルヴェレジーナ(Salve Regina)
 マニフィカトI

※録音:2017年5月9,11,13日、ムルシア(スペイン)
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指揮者パブロ・エラス=カサドによるモンテヴェルディの登場。アンサンブルは、トーマス・ヘンゲルブロックが創立した、バロック期の建築家バルタザール・ノイマン(1687-1753)の名を冠したバルタザール=ノイマン合唱団&アンサンブル。モンテヴェルディの「倫理的、宗教的な森」から、選りすぐりの楽曲を収録していくプロジェクトの第1弾です!モンテヴェルディは、1582年から1619年にかけて、10を下回らない数の楽譜(マドリガーレ、カンツォネッタ、『音楽の諧謔』、さらに「聖母マリアの夕べの祈り」など)を出版しました。しかし、1619年以降は、聖マルコ大聖堂やイタリアの宮廷のために膨大な数の作品を作曲していましたが、マドリガーレ集第8巻が出版される1638年まで、出版された楽譜はありません(膨大な数の作品が失われたと考えられています)。そして『倫理的、宗教的な森』が出版されたのは1640年のことでした。モンテヴェルディのパトロンであったヴィンチェンツォ1世・ゴンザーガ(1562-1612)の娘、エレオノーラ・ゴンザーガにささげられています。当時、作曲家が楽譜を出版するためには、10ほどのパート譜(9部は声楽と器楽奏者のため、1部は通奏低音のため)、さらに多様なスタイルの作品(40ほど)が収録されており、さらにその作品のいくつかはかなり大規模なものであることが要求されました。モンテヴェルディは、この『倫理的、宗教的な森』に、彼の芸術の様々な側面を盛り込みました。古いスタイルのもの、新しいスタイルのもの、声楽から器楽曲、さらに複合唱のための作品までをも盛り込みました。独唱または重唱+通奏低音のモテットも多く含まれ、これらは後のオペラの素地となっています。また、一年を通しての礼拝の行事をまかなえるだけの宗教音楽も含まれています。第1部は5つのマドリガーレ、第2部はミサ、第3部は晩祷のための音楽、そして第4部には「アリアンナの嘆き」を宗教曲にパロディした「マドンナの嘆き」をはじめとする4つのソロのモテット、という大きな4つの部分で構成される曲集から、エラス=カサドがとびきりの楽曲を選り抜いて構成したプログラム、注目です。

パブロ・エラス=カサド(指揮)、バルタザール=ノイマン合唱団&アンサンブル/Pablo Heras-Casado, Balthasad Neumann Choir & Ensemble
11811010 ジョスカン・デ・プレ:ミゼレーレ・メイ・デウス - Josquin des Prez: Miserere mei Deus - 輸入盤 ジョスカン・デ・プレ:ミゼレーレ・メイ・デウス - Josquin des Prez: Miserere mei Deus -
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3,050円

ジョスカン・デ・プレ(c.1450/55-1521):葬送モテット&挽歌集
 オケゲムの死を悼む挽歌
 Nimphes, nappes
 はじめに言葉があった(In principio erat Verbum)
 主よ、解放したまえ(Absolve quaesumus, Domine)
 おおアブサロン、わが息子よ(Absalon filli mi)
 そしてダヴィデがこのような(Planxit autem David)
 デ・プロフンディス(深き淵より)/レクイエム
 ミゼレーレ・メイ・デウス(神よ、我をあわれみたまえ)
 我らが父よ/アヴェ・マリア
ニコラ・ゴンベール(c.1495-1560):おおミューズ、和をなす娘たちよ

※録音:2018年7月、アムステルダム
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「死者をいたみ、死を苦しみ、死を記憶する」というのは15世紀末に起こった新しいファッションだったと言われています。ジョスカン・デ・プレはヨハネス・オケゲム(c.1410-1497)の死を悼み、オケゲムの死を悼む歌を作曲しました。オランダの声楽アンサンブル、カペラ・アムステルダムは、ダニエル・ロイスの指揮のもと、死者へのオマージュ(世俗作品)と宗教的なポリフォニー作品とを巧みに組み合わせたプログラムで、ルネッサンスの巨匠たちによる作品を驚異的な美しさで蘇らせています。

カペラ・アムステルダム、ダニエル・ロイス(指揮)/Cappella Amsterdam, Daniel Reuss
12304012 ヘンデル:戴冠式用アンセム集 - Handel: Coronation Anthems - 輸入盤 ヘンデル:戴冠式用アンセム集 - Handel: Coronation Anthems -
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3,200円

 ヘンデル:オケイジョナル・オラトリオ(機会オラトリオ)HWV 62
 ウィリアム・クロフト(1678-1727):主は太陽であり盾である(The Lord is a sun and a shield)
 ジョン・ブロウ(1649-1708):シャコンヌ ト長調
 ヘンデル:戴冠式用アンセム集
  司祭ザドク HWV 258
  汝の手を強めよ Let thy hand be strengthened HWV 259
  王は歓喜する The King shal rejoice HWV 260
  私の心のよりどころとなるもの My heart is inditing HWV 261

※録音:2022年10月 [60:09]
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ヘンデルは、1727年、イギリスに帰化します。同じ年、ジョージ1世が亡くなり、ジョージ2世が即位することとなり、ヘンデルはその戴冠式のための音楽を書くよう依頼されます。ジョージ1世のもとでヘンデルは水上の音楽やジュリアス・シーザーなどを発表しておりましたが、ジョージ1世を継ぐ新国王の戴冠式というイベントを花火のように彩るような音楽を書きました。RIAS 室内合唱団とベルリン古楽アカデミーが、この壮大にして壮麗な作品を、これ以上なくゴージャスに響かせています。現在でも、この作品の一部は実際に戴冠式などの典礼で演奏されています。ウィリアム・クロフトの作品は、1714に行われたジョージ1世の戴冠礼拝で演奏されたもの。実に壮麗な音楽を聴きながら英国の歴史までも体感できるような1枚です。

ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団、ジャスティン・ドイル(指揮)/Akademie fur Alte Musik Berlin, RIAS-Kammerchor Berlin, Justin Doyle
12403006 ヘンデル:主は言われた、主が家を建てられるのであれば、主を讃美せよ - Handel: Dixit Dominus, Nisi Dominus, Laudate pueri - 輸入盤 ヘンデル:主は言われた、主が家を建てられるのであれば、主を讃美せよ - Handel: Dixit Dominus, Nisi Dominus, Laudate pueri -
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3,400円

ヘンデル(1685-1759):
 主は言われた(Dixit Dominus) HWV 232
 主が家を建てられるのであれば(Nisi Dominus)HWV 238
 を讃美せよ(Laudate pueri) HWV 237

※録音:2022年8月、2023年9月 [61:17]
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1707年、若きヘンデルが作曲した宗教作品3つを収録。器楽の扱いの充実、対位法の素晴らしい熟練、そしてテキストの内容をやわらかに膨らませ音楽化することの天才性が遺憾なく発揮されています。ヘンデルが生まれ故郷のハレを発ってハンブルクに向かったのが1703年、18歳の時のことでした。ハンブルクの後、イタリアに向かい、1706 年末か1707年初頭から1710年まで、ローマを中心としたエリアで仕事をします。ここに収録の3作品は1707年7月16日のカルメル山の聖母の祝日のための一連の礼拝のために、ということでラテン語のテキストの宗教作品を依頼され生まれたものです。どの作品もあざやかなコントラストに満ち、また、独唱の楽曲も器楽の組み合わせも様々。2017年よりRIAS室内合唱団の芸術監督および首席指揮者に就任したジャスティン・ドイルとRIASの息もますますピッタリ、ベルリン古楽アカデミーの器楽も冴えに冴えた、ヘンデルの魅力満載の名演が誕生しました。

ジャステイン・ドイル(指揮)、RIAS室内合唱団、ベルリン古楽アカデミー / キャロリン・サンプソン、ヨハンナ・ヴィンケル、ヴィクトリア・ウィルソン(ソプラノ) / アレックス・ポッター(アルト) / ヒューゴー・ハイマス(テノール) / アンドレアス・ヴォルフ(バス)/Justin Doyle, RIAS Kammerchor Berlin, Akademie fur Alte Musik Berlin
12409002 J.S.バッハ:マニフィカト、ヘンデル:ユトレヒト・テ・デウム - J.S.Bach: Magnificat, Handel; Te Deum for the Peace of Utrecht - 輸入盤 J.S.バッハ:マニフィカト、ヘンデル:ユトレヒト・テ・デウム - J.S.Bach: Magnificat, Handel; Te Deum for the Peace of Utrecht -
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 J.S.バッハ:マニフィカト変ホ長調 BWV 243.1 (243a)
 ヘンデル:ユトレヒト・テ・デウム HWV 278

※録音:2024年1月、イエス=キリスト教会、ベルリン [56:33]
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合唱界屈指の名門RIAS 室内合唱団、そして古楽オケの最高峰のひとつ、ベルリン古楽アカデミーによる、バッハとヘンデルの登場。合唱の美しさ、アリアの伴奏の器楽の表現の豊かさなど、名曲がさらに素晴らしく響き渡ります。マニフィカトは初稿を演奏しているのもまた魅力です。ヘンデルの《ユトレヒト・テ・デウム》も声楽はもちろん、器楽も実にいきいきとした名演です。1723年の夏、バッハはトーマス教会のカントールに就任します。そこでの評価を確実なものにするためにも、クリスマスには大規模な音楽をクリスマス期間のために多数作曲しました。また、トーマス教会ではクリスマスの期間にマニフィカトを演奏する、という伝統もあったため、バッハはこの《マニフィカト》も作曲します。広く知られているのはニ長調の版ですが、この変ホ長調のはその初稿にあたり、クリスマス用の4つの挿入曲を含み、演奏時間も約5分ほど長いものとなっています(実際に初演時に挿入曲が演奏されたかは不明)。ヘンデルの《ユトレヒト・テ・デウム》はヘンデルが最初に書いた英語による宗教作品。当時よく演奏されていたパーセルの《テ・デウム》を規範としています。5部合唱、曲によってはトータルで7声部からなる合唱編成。器楽は冒頭はトランペットも含まれる華やかなものですが、アリアなどでは縮小され、テキストの内容を際立たせるものとなっています。初演は1713年7月7日、満員のセント=ポール寺院でとりおこなわれた感謝の礼拝で初演されました。

ジャスティン・ドイル(指揮)、RIAS室内合唱団、ベルリン古楽アカデミーヌリア・リアル(ソプラノ)、マリー=ゾフィー・ポラク(メゾ・ソプラノ)、アレックス・ポター(アルト)、キーラン・キャレル(テノール)、ロデリク・ウィリアムズ(バス)/Justin Doyle, RIAS Kammerchor Berlin, Akademie fur Alte Musik Berlin
11811002 クリスマスの神秘 - THE MYSTERY OF CHRISTMAS - 輸入盤 クリスマスの神秘 - THE MYSTERY OF CHRISTMAS -
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 ウィリアム・バード(c.1540-1623):O magnum mysterium
 A. ピーコック(b. 1962):Venite, Gaudete!
 ロデリック・ウィリアムズ(b.1965):O Adonai, et Dux domus Israel
 ユディト・ウェイア(b.1954):Drop down, ye heavens, from above
 トマス・タリス(c.1505-1585):Videte miraculum
 作曲者不明(中世):Coventry Carol
 リチャード・アラン(b. 1965)編:Coventry Carol
 作曲者不明(中世):Nova, nova
 ジェームス・マクミラン(b.1959):Nova! Nova! Ave fit ex Eva
 ジョン・ラター(b.1945):Suzi’s Carol*(ORA委嘱作・世界初録音)
 ジェイミー・W.ホール(b. 1983):As I lay upon a night
 作曲者不明(中世):There is no rose
 ベン・ロワース(b.1992):There is no rose
 トマス・ハイド(b.1978):Sweet was the song
 作曲者不明(中世):Now may we singen
 セシリア・マクドウォル(b.1951):Now may we singen
 フレデリク・シクステン(b.1962):Mary’s Lullaby (Silent Night)
 スティーヴン・サメツ(b.1954):Gaudete
 モルテン・ラウリセン(b.1943):O magnum mysterium

※録音:2017年1月23-28日、2017年8月7-12日、ロンドン
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2014年に設立された声楽アンサンブルグループ、ORA。現代は、ルネッサンス時代に匹敵する合唱音楽の黄金期である、と考える彼らは、ルネッサンス、および現代の合唱作品を演奏・録音しています。英国で合唱指揮者としてならすスージー・ディグビーのタクトのもと、中世から現代までの、クリスマスにまつわる作品を収録しました。

ORA シンガーズ(指揮&芸術監督:スージー・ディグビー)/ORA SINGERS
11902025 DESIRES〜雅歌コレクション - A SONG OF SONGS COLLECTION - 輸入盤 DESIRES〜雅歌コレクション - A SONG OF SONGS COLLECTION -
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 1. ブリュメル(c. 1460-1512/13):Sicut lilium inter spinas
 2. クレメンス・ノン・パパ(c. 1510/15-c. 1555/56):Ego flos campi
 3. ガブリエル・ジャクソン (b. 1962):I am the Rose of Sharon
 4. ロドリーゴ・デ・ケバロス (c. 1525/30-c. 1581):Hortus conclusus
 5. 聖歌 Tota pulchra es
 6. ロバート・ホワイト(c. 1538-1574):Tota pulchra es
 7. フランシス・グリアー (b. 1955):Dilectus meus mihi
 8. ニコラ・ゴンベール (c. 1495-c. 1560):Quam pulchra es
 9. トマス・ルイス・デ・ヴィクトリア (1548-1611):Vadam et circuibo civitatem
 10. ジョナサン・ドーヴ (b. 1959):Vadam et circuibo civitatem*
 11. セバスティアン・ド・ヴィヴァンコ (c. 1551-1622):Veni, dilecte mi
 12. パレストリーナ (1525/26-1594):Duo ubera tua
 13. ホアン・エスキヴェル (c. 1560-c. 1624):Surge propera amica mea
 14. ジョン・バーバー (b. 1980):Sicut lilium*

※録音:2016年2月(*はORA委嘱作品、世界初録音)
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2014年に設立された声楽アンサンブルグループ、ORA。現代は、ルネッサンス時代に匹敵する合唱音楽の黄金期である、と考える彼らは、ルネッサンス、および現代の合唱作品を演奏・録音しています。今回彼らがとりあげたのは、雅歌をテキストにもつ作品。透明なアンサンブルがきわめて美しい演奏となっています。

ORA、スージー・ディグビー(芸術監督・指揮)
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